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9月下旬の相場確認 今年最安値更新 底を探る展開は続く

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10月になりました
一部だと山頂が雪化粧していたり
夜の寒さでいよいよ年末に向かっていることがわかります

さていつも通り半月の相場を観察し、今後どうすべきか考えてみようと思います
前回の記事はこちらです。最安値更新するかも、と書いてましたが
悲しいことにその通りになってしまいました

今回も以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます

VTI
VOO
QQQ
ARKK
HDV
SPYD
IWM

結果としては
-全体として大きく下落
-今まで善戦してた高配当が大きく下落
-総売られ状態で良いところがどこもない

といった状態です
高配当銘柄を中心に投資していた人たちにとってはかなり辛い月になったのではないでしょうか
まだ底が見えない状態ですが、経済指標によっては買い出動ありかなと考えます

VTIは-7.79%

VTIは-7.79%でした
半月でマイナス7%近くを出すのはこれで2回目ですね
今年の4月後半も-8%を出していました

ほとんど上げがなく、ひたすらダラダラと下がっていった状態です

最高値から-26%まで悪化し、定義的にも完全に弱気相場入りです
下値抵抗線も全く存在していない状態でして
買える手がかりがまだ見つからないような環境です

これが反転するのはいつなのか、、を考えると
10/3から出てくる経済指標で上がったり下がったりすると思います
3日はISM製造業景気指数 
6日に雇用統計
13日にCPIといったような感じですね

これらの数字で景気が弱くなっていることを実感できるものが出た場合
株価は反転するのではと考えます

なお、ほぼコロナ前の水準に戻ってきている感じですね
まだ下抜けしていない状態ですがこれを下回るとまた面白いことになりそうです

VOOは-7.74%

こちらはS&P500です。いつもVTIと同じ動きです
VTIの構成の大半がVOOなので数字としてはほぼVTIと同じです

VTIと同じくらい下がっていきました

こちらも最高値から-25%ということで弱気相場ですね

底が抜けており、買いに走るのは難しい状態ですね

VTI同様、指標を眺めながら今後買えるか考えていきます

QQQは-7.62%

QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はこちらを参考に、Apple,Microsoft, Amazon, Tesla, Google, META NVIDIA... で40%くらいです
ただ最近はAAPLとMSFTで25%くらいですね
GAFAMでバランス良かった時代と比べて大分偏ってきました。

一方Zoom, U, CrowdStrikeのようなハイテクグロース株は含まれていません
最近だとペプシコも上位銘柄として存在感を出してきましたね
(といっても割合は2%ですが)

上がる時はVTIなどと比べて極端に上がることで知られています
一方で下がる時は大きく下がる銘柄です
面白いことに、今回はVTI等と同じくらいの下げで止まりました

最高値からは-30%を超えました
QQQが-30%を超えるのは2000年から数回しかない理解です
大きな転換期を迎えていますね

ただ、例えばドットコムバブル相場では-80%近い下落をしています
今回の下げがどこまで続くかは誰もわからない状態ですね

ARKKは-11.39%

ARKKは破壊的技術、すなわちイノベーティブなテック企業に投資するETFです

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
TSLA ZM ROKU EXAS CRSP NTLA SQ TDOCなどなどです
上位銘柄はだいぶ様変わりしましたね。
EXAS, CRSP NTLA はいずれもバイオテクノロジーの会社です
ちょっと前までは広告系やIT技術系の会社が多かったのですが
ここにきて大きく舵を切っています

前回はこれにより絶好調でしたが今回は-11.39%でした

ARKK自体は最高値から見ると-75%ですね
これに今更お金を突っ込もうなんて微塵にも思いませんが
今後も事態をチェックしておいた方が良さそうです

金利が下がっていけばグロース銘柄にも光がさすでしょうが
まだ、それは先になりそうですね

HDVは-9.08%

HDVは暴落しました
これは大きなショックですね
HDVは上がりも下がりも緩い、、と知られていましたが
今回は全米平均よりも大きく下がりました

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
XOM, CVX, VZ, ABBV, MRK, PM, MRK, KOなどです
JNJが抜けたのも衝撃ですね。唯一無二の優良銘柄でしたので

長期で見ると最高値から-16.95%です
一気に下がってきましたね

HDVは既にコロナ前の水準まで戻ってきています
これもまた衝撃ですね

VTIより先に下抜けするとは思いませんでしたね
HDVは突如増配に転じたりしていましたが
今後どのような動きを見せるのか注目です

SPYDは-9.47%

SPYDも大やられでした
高配当系が全米平均よりやられるのは
新型コロナ騒動直後を思い出させます
つまり不景気の入口のような感じでしょうか

株価が下がった後なかなか株価が上がらなかったことが記憶に新しいです

SPYDはS&P500のうちの高配当銘柄を上から100個並べたETFです
最近の銘柄はBKR, CVX, NEMなどですね。それより下はあまり有名ではない銘柄です
不景気になると弱いことで知られていますが
ここ半年くらいはだいぶ強い部類でした
主にそれはエネルギー系の功績だったんですけどね

最高値からだと-21.96%です
最近買っていなかった人にとってはお買い時になったかもしれません

SPYDもHDV同様コロナショック前の水準まで完全に戻っています

IWMは-7.86%

IWMはラッセル2000に連動する銘柄です。要するに無名小型株の詰め合わせです
下落すると炭鉱のカナリアとして悲観相場が来るのではと言われています

小型株なので上がる時はガンガン上がりますが
下がる時もガンガン下がります。大きく持つのは避けたい銘柄ですね
また赤字企業もそれなりにあるので、利上げには弱いETFです

今回は普通に大きく下がりました

最高値からは-32%です、こちらも長弱気相場継続中ですね
底が見えず苦しい展開です

IWMも完全にコロナ前の水準に戻ってます

買えるものがない

米国債10年利回りは大きな上昇が一旦止まりました
この後果たして下がってくれるかは大きな注目です

経済指標などが出て金利が下がるならば、株を買える時もくるでしょうが
まだわからない状態です

ドル円は半月で+1.3%でした
為替介入があったおかげで144円が一つのターゲットになっています

ビットコインは過去の最高値にだいぶ近づいてきました
もう一声、下値に割り込んで欲しいなと思っています

イーサリアムは高値を割り込みました
ただ、Merge以降は中央集権的になっているとの批判も多く
暗号通貨が持つ価値が少しなくなっているかもしれません
引き続き要チェックです

その他ウォッチ銘柄
XOMは-6%です。傷は少々浅いです

肥料の一角であるNutrien ($NTR)は下落です
これらの株は旬は完全に終わったため
しばらく見なくてもいいかなと思っています

不景気でも相対的に頑張る銘柄も耐えてはいますが、下げの展開が続いています
例えばコカコーラ($KO)は下落

Johnson & Johnson (JNJ)も傷は比較的浅い感じで耐えています


次に人気になりそうなものは公共株や通信でしょうか
例えばIEXは以下です

ただ、あまり買おうとは思わないですね

次に買うならVTIとかをドーンといきたいです
ただ、そのためには出来高を伴った高い上げ=Confirmationが不可欠です

早くて今週ですが、来週のCPIで買えるかどうかの判断ができそうです
来週のCPIも高い数字が出てしまうと11月FOMCでも0.75%利上げ可能性が高くなってしまい
さらに売られまくる可能性も高いです


また、そのようにインフレがどうしようもない状態になってくると
密かにGLDのようなものも人気になるかもしれないです

ただ、暴落煽りや、まだまだ下がるといった論調がMajorになってくると
案外底は近いとも感じます

底になるにはCPIで下値をつけること
ドルが安くなること
が必須となります


決めつけず、データ次第で勝負をしていける準備をしていきます

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