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ARKK HDV QQQ SPYD VOO VTI 保有銘柄定点観測 資産運用 銘柄分析

6月中盤に入り1ヶ月のパフォーマンスを確認する

投稿日:2021-06-16
更新日:

6月も上旬が終わり残り半月となりました

大体月初は調子が良く、月半ばから終わりにかけて相場は崩れることが多い気がします
(なので1日の投資信託買い付けはあまりお勧めしていません)

特に6月は経験則的に少し相場が弱いと言われ続けています

ここのあたりで少し市場を観察し、今の戦略が正しいかどうかをチェックすることが必要です


今回も以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます
個別株はどうしてもノイズが出てしまいますからね

VTI
VOO
QQQ
ARKK
HDV
SPYD



これらを見た感想としては
全体的に好調。特にハイテクが好調になるのは良いこと
一方小型株・ミーム株(はやり株)への買い進みが見られるため
少し注意が必要かなと感じられる相場かなと

VTIは大きく上向きだった

ずっと安定したパフォーマンスを出してくれるVTIです
米国上場株全てを包含しています。1ヶ月では以下

月末下げが5月はほぼなかったですね
中旬からの具合悪さは20日くらいでほぼ戻り

そこからは少ない出来高を伴いつつズンズンと上がっていきました

気がつけば最高値更新、 +2.65%

素晴らしいの一言です


理由としては小型株に資金が流入したのが大きいかなと

小型株は大型と比べて資金流入すると株価は上がりやすいので
それが大きく現れたのかと推測します


ただ、小型株による上げはその後資金流出・大きな下げに繋がりやすいので
結構注意が必要です

VOOはVTIとほぼ同じ値動きだが少し下がる

こちらはS&P 500です
動きはほぼVTIと同じでしたが少々アンダーパフォーマンスです

理由としては、先述の通り小型株に資金が入りがちだったため
SP500のような大型銘柄の人気が少し無くなっていることが考えられます

QQQは復活

QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はGAFAMが4割弱
後はTeslaやNVIDIA, Paypal, Adobeのような大型株が入っています
一方ZoomやCrowdStrikeのようなハイテクグロース株は含まれていません

先月は大きくVTIをアンダーパフォームしていましたが
この1ヶ月は大きくアウトパフォームですね。VTIの2倍以上の伸びでした
特に6/15の$344は最高値でした

最高値を出すこと自体は非常に良いことなので
今後ここから夏の厳しい相場に対しどう戦うか注目ですね

ARKKは爆上げ

ARKKは今をときめく新しい技術・あるいは新興企業に投資するETFです
最近の構成銘柄は
TSLA 9.6%(前回は11%
TDOC 6.0%(前回は6.3%
ROKU 5.5%(前回は5.3%
SQ 4.7%(前回は4.8%
ZM 4.6%(前回は3.5%
SHOP 4.4%(前回は3.7%

といった感じです
数字はすぐ変わるので強い意味はないですが雰囲気を掴むには大事です

先月は終焉とか言っていましたが、一変しましたね
特にSHOP(+20%), SQ, ZM, TDOC, ROKUが+10%超えです
それに比べてTSLAが元気なかったです
ARKKもそれを受けたのかどうかわかりませんがTSLAの比率を下げています


最高値は2月の$156なので、まだそこにはほぼ遠いですね

ARKKは半年の動きも見た方が良いです

底は抜けたかもしれません
じわじわと上昇していっていますね

ただこの夏時期に新規ポジション立てるのはちょっと怖いので
しばらく静観ですね

HDVは一転。下げ


こちらはARKKとはいつも真逆ですね
ARKKが好調な一方、こちらは下げでした
HDVは大型オールド銘柄で構成されています

XOM 8.83%
JPM 6.76%
JNJ 6.57%
VZ 6.22%
CVX 5.74%
などなどです。1ヶ月でほぼ変わりありません

セクターとしては
エネルギー
ヘルスケア
生活必需品
金融
で6割といった感じです

これらのセクターがここ1ヶ月不調で
先述のようなハイテクグロースが好調

ということが鮮明に理解できたかなと思われます

SPYDはほぼ変わらず

SPYDは無名の高配当小型銘柄の詰め合わせです

こちらはほとんど株価が上がっていません

要するに好調だったのは小型のハイテクグロースであり
その他の小型はあまりお金が入らなかったといった感じでしょうか

ハイテクが盛り返した1ヶ月だった

先月の記事で買うならハイテクグロースだと書きましたが、まさにその通りになった1ヶ月でした

過去1ヶ月かこうだったからといって
今後もこの勢いが続くかは全くわかりません

特にVTIの最高値はFOMCの準備といったようにも見えます
(最高値つけたのだから落ちても構わない)

今まさにFOMCが始まりますし
今後金利の引き締めが始まったらハイパーグロース株は大きくダメージを受けることになります
買うならそこの落ちた時に拾いたいと思っています


夏枯れ相場・厳しい9月相場にも入っていきますので
株を買うタイミングは間違えないでおきたいですね

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