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WISH 資産運用 銘柄分析

[WISH] 2021年度第2四半期決算結果 とても悪く買えない

投稿日:2021-08-20
更新日:

ContextLogic Inc.社, ティッカーシンボルは$WISH です
Wishとの名の格安Eコマースプラットフォームを運営している会社となっています

以前こちらの記事で紹介していましたが
詐欺品,Fake品の多さもあり尊敬できる企業ではないので買わない銘柄の判断でした

決算は醜悪の一言

決算の詳細はこちらから

2021Q2結果予想評価
EPS-18¢-14¢
売上高$656M$722.92M

売上高前年同期比: -6% ❌
マーケットプレイスでの売上: -29%

元々今期のガイダンスは同社自身が発表している、かなり弱気なものでしたが
それすら全く守れていないものでした

人々がアプリ自体に欠けている時間が減っていることが特徴です
経済再開で実店舗に戻る人が増えたことにより
WISHのアプリインストール数: -13%
アプリ利用時間: -15%
これによりMAU(月間利用者)減少
リテンション率(アンインストールされなかった率)も低下

Appleのプライバシー関連の変更によりAndroidに広告支出を移行
->広告入札の激化を招き広告費が増大

プロダクト開発費増加(何をしているかはよくわからない)


ガイダンスはなかったのですが、今後の見通しとしまして

2022年下半期まで期待できず
デジタル広告費の大幅な削減で低成長

とのことです
Eコマースが時勢的に非常に厳しいのもありまして

周囲環境が非常に悪い ❌
売上減少 ❌
費用増加  ❌
利益減少 ❌

と良い希望が立ちません

株価は死ぬ間際

株価はもう見るも無残な状態です
IPO時は$20以上ありましたが今では$7以下です
最高値から約80%の下落ですね

教科書通りの死んでいくチャートといった印象を受けます

投資は自分が納得できる銘柄に

この $WISH という銘柄、出た当時は一部のインフルエンサーなどが盛んに進めていた記憶があります
実際その後一時的に株価は上がっていたので、そこだけ切り取って売り抜けられたならば正解です



$WISH という銘柄、生き残るには
アプリを使いやすくしてUI,UXの改善
取扱う製品の向上
などが考えられます

例えばユニクロも初めは格安粗悪のイメージでしたが
どんどん品質が上昇していき、大きく成長できました

$WISH も同様に方向転換をすることも一考です

しかし、本サービスはあくまでプラットフォームなので
企業努力で品質向上を直接促せないのもまた事実です

また $WISHの売りは格安品をEコマースで取り扱っている点です
もし格安品を取り扱わなくなったら $WISHのアイデンティティがなくなってしまいます


そうなると、では $WISHの生き残り戦略はどこになるのでしょうか

正直私はまだ良いストーリーを見出せてはいません

このように良いストーリーすらない銘柄には手を出す理由が全くないですね


もしインフルエンサーに乗せられてなんとなく買ってしまったなら
今すぐ売った方が良い銘柄かなと思います

個別株を買う時は
自分が使いたいサービスを提供している企業
尊敬できる企業
を買うのが自分のルールです

$WISHはこれには当てはまりませんね
$CRWDのような素晴らしい決算を出して株価を上げてくれる銘柄をもっと探していきましょう




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