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3月下旬の相場確認 金融緩和でブル相場入り利食いチキンレースへ

投稿日:2023-04-02
更新日:

2023年も4月ですね。今年もあと75%となりました
いつも通り半月の相場を観察し、今後どうすべきか考えてみようと思います
前回の記事はこちらです。金融不安でどちらに転ぶかという状態でしたね

今回も以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます

VTI
VOO
VT
QQQ
ARKK
HDV
SPYD
IWM

結果としては
金融不安和らぎ全体的に大きく上昇
さらに実質金融緩和でドル飽和
特にQQQのような大型株に資金が流入
同様に金や仮想通貨にも資金流入続く
一方でARKKのような新興赤字企業は出遅れ

といった感じです
3月から露骨に大型株や金や仮想通貨コモディティが買われてましたが
この傾向はより大きく継続になりました

VTIは+5.00%

VTIは+5.00%でした
クレディ・スイス破綻からの銀行倒産連鎖疑惑が和らいだ他
金融緩和が発動、さらに出てくる経済指標が景気悪いと示唆されることから
後半からズンズンと上がっていきましたね

上がっていった結果、2月中旬の高値を取り戻した格好になりました

長期で見ますと、12月サポートラインの$205を再度試せるかどうかの状態です
ここで一旦跳ね返されるとは思いますが
その後に上に抜けられるかがポイントになりそうですね

底値を見ていきますと、下値を高めに更新し続けており非常に良い形かなと思います
この形をHigher Lowといいます。上昇トレンドは継続ですね

VOOは+5.12%

こちらはS&P500です。いつもVTIと同じ動きです
VTIの構成の大半がVOOなので数字としてはほぼVTIと同じです
GAAMで15%くらいですかね

今回はVTIより大きく上昇しました
これはVOOの構成が大型株中心であり
経済的にまともな大型銘柄に資金が集まる傾向が3月から顕著です

この金融破綻騒動はまた収まっていなく
今後も一部銀行に対して不信は拭えないと考えると、大型銘柄にお金が入る傾向は続くかもしれませんね

こちらも底値をギリギリ切り上げて行ってます
今買うならVTIよりこちらの方が良いかなと思います
最高値からは-13%ということで、だいぶマシな状態かなと

まあ円換算で考えるとその高値からは-20%くらいですかね

VTは+5.51%

VTは全世界株式を対象としているETFです
日本も一応対象になっていますね
ただ、大半はVTIなので大体はVTIと同じ動きになります

特徴としてはVTIを少しマイルドにした感じ、ですね
上がるのも下がるのも幅が小さいです

3月からこの傾向からは離れていて大きく下がりましたが
後半からは大きく上がりました

こちらも金融不安が和らいだことで、恐慌などに弱い国々にお金が戻っていった
のような説明ができます

こちらも下値抵抗線は頑張って切り上がっている状態ですね
高値からだと-15%くらいです。直近だと上昇トレンドなのでGoodですね

QQQは+7.36%

QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はこちらを参考に、Apple,Microsoft, Amazon, NVDIA, Tesla, Google... で40%くらいです
ただ最近はAAPLとMSFTで25%くらいですね
GAFAMでバランス良かった時代と比べて大分偏ってきてます

上がる時はVTIなどと比べて極端に上がることで知られています
一方で下がる時は大きく下がる銘柄です

このQQQがすごく、3月前半でも上昇という結果だったのですが
今回も更に上に上昇しました

一ヶ月で+9%の上昇をQQQが出すのは非常に珍しいですね
この傾向がいつまで続くかを今後読み間違えないようにしないといけませんね

こちらもベア相場も終焉、ブル相場到来のようなチャートの形をしています
良いですね、買えるETFです

ARKKは+2.79%

ARKKは破壊的技術、すなわちイノベーティブなテック企業に投資するETFです

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
TSLA ZM ROKU EXAS COIN PATH SHOPなどなどです
またハイテク系が割合多くなってますね
上がるときは極端に上がり下がるときは極端に下る
そんな躁鬱のようなETFです

今回は大きく上がる、、ということはなく微妙な上昇でした

ARKK自体は全体的なチャートで見ると、あまり面白くなく
下がりきった後のレンジをダラダラしているイメージです

一応こちらも$40位の底値サポートがあったのですが
それを下に抜いていしまった形でしてあまり状況は良くないですね

今の上昇相場でこのETFが出遅れているのは注目すべき点です
赤字企業で上昇率も低いだと買いはちょっと打診しにくいです

HDVは+3.42%

HDVは大きく上昇しました

本ETFはディフェンシブなものが多く
それ故上昇も下降も幅が小さいのが特徴です

HDVの最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
XOM, CVX, VZ, ABBV, MRK, PFE, PM, MRK,PXDなどです
ちょっと前まではエネルギーが20%くらいでしたが
その比率は13%くらいまで下がってきました
この方がまだ健全かと思います

こちらも金融不安の下げを取り戻した状態です

直近一年のチャートは以下です
今年入って下落が続いてましたが漸く上昇といった状態でしょうか
$100切ると買いと思っているので、今は消極的にですが買いに行ける状態かと

配当目当てで買っていくならば今も株価はそんなに高すぎではないと思います

ただ高配当銘柄は下がった時に買うが鉄則ですので
その意味で消極的買い集めです。今は株価が上がったところですからね

SPYDは+2.79%

SPYDも上昇しましたね

SPYDはS&P500のうちの高配当銘柄を上から100個並べたETFです
最近の銘柄はBKR, CVX, NEMなどですね。それより下はあまり有名ではない銘柄です
高配当銘柄なのですが、景気の影響を受けやすいETFです
SPYDはとにかく不景気に弱いので、金融危機だと大きく凹みます
ただその懸念が後退したので多少マシに戻っていた感じです

ここ一年株価が高すぎたと思いますので
今のような値段ならHDV同様消極的ですが買いです
積極的に買いたいのは$35を下回ったくらいですね

SPYDは景気悪化でわかりやすく下がる銘柄でして
そこで拾えれば値上がり益もわかりやすく期待できる銘柄なので
下値で待つのが良いと思っています。その意味で消極的買いとなります

IWMは+2.76%

IWMはラッセル2000に連動する銘柄です。要するに無名小型株の詰め合わせです
下落すると炭鉱のカナリアとして悲観相場が来るのではと言われています

小型株なので上がる時はガンガン上がりますが
下がる時もガンガン下がります。大きく持つのは避けたい銘柄ですね
また赤字企業もそれなりにあるので、不景気に弱いETFです

この銘柄はSPYDと同様に上昇しました

こちらは底値$173を死守できましたね
底値は抜けていませんが高値も更新できていないので
他の銘柄に比べると少し力強さが足りないかなと思います

米国債利回りも下落継続

米国債10年利回りは下落が継続してます
1月くらいの株価が好調だったときのそれに戻ってきてますね
国債利回りの下落は株価にとってプラスなので良いかなと思います

ガソリン価格は直近で上昇しているのが不気味ですね
直近で不景気懸念が再燃しているだけ不安になります

ドル円は半月のトータルでは特に変化なしですね
120円代近くまで下がっていきましたが、その後元の鞘に戻っていた形です

ビットコインは大きな上昇継続です
金融緩和が発生したので、刷ったドルが仮想通貨に流入している状態です

イーサリアムも同様です。面白いですね。
こうなってくるとどこで利食いをするかきちんと考えないといけないです
政府がさらにQTや利上げを継続しそうな時が一つの判断時期になりそうです

同様にゴールドも上昇です
金はずっと不遇だったので何処かで評価が入ってもおかしくないと思っています
下はGLDMの動きですね。順調です

新興国で注目の国のうちの一つINDAも多少は上昇しました
インドはずっと割高で取引されてきてるので結構下落のリスクは大きいです

インド内需の方はSMINの方が良いともされています
こちらはインドの小型銘柄中心ETFとなります。イマイチな上昇ですね

インド系は今年に入って辛い状態が続いてます

ポーランド、EPOLは+5.38%です
上がりに上がっているものの、上旬の下げが強すぎて月の結果としてはマイナスですね

最近もはや話題にも上がらなくなったFMも一応見ておきます
iシェアーズ MSCI フロンティア & セレクトEM ETF です

詳しくはこちらを見ればよいのですが、構成はベトナムが2割
ナイジェリア、バーレーン、ペルーが7%ほど
ルーマニア、カザフスタン、、となっていきます

今後どのように動いていくかは注目です
今回は+3.6%です。こちらは一月でプラスですね

結果で見るとQQQが買いといった感じですね

今後も金融不安の懸念は拭えない中
資金が一番集まっていて、かつ信頼が高いのはQQQですね

仮想通貨はより上がっていますが投機的な観点が強すぎる点からこれ以上の買いは考えていません


今後4月に入るとちょっと調整で株価は下がるかもしれませんが
それでも4月中旬のCPI発表までは基本的に高値推移と考えます
直近の経済指標が景気悪いことを示唆し続けていることと
FEDの実質QEが影響していることが大きいかと

またCPIの数字も結構低めに出る可能性はあります
金融危機最中で財布の紐が固くなることは想像に容易いとの理由からです

そうなると、高値更新が基本路線になりそうですが
利食いのチキンレースにもなっていきそうですね
今、相場は結構Greed(強欲)に近づいていることを理解しながらトレードしていきたいと思います

あくまで基本は悲観で買い、強欲で売るを忘れずにしたいですね


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