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仮想通貨 資産運用 雑記

2022年の仮想通貨は弱気予想でポートフォーリオの割合を落とした

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先日このような記事を書きましたが
その中で仮想通貨、暗号通貨について触れていなかったため
改めてまとめておきます


ビットコイン 、あるいはイーサリアムのような仮想通貨ですが
他の米国株と同様に弱気と考えています

そのため、ポートフォーリオでの保有比率をかなり小さくしています

改めてビットコインの最近のチャートを見てみますと

11月に最高値をつけて-37%といった状態ですね

イーサリアムも同様に見てみましょう

こちらも11月から-35%のような状態です

11月に頭をつけて下落一方というチャートを見てみますと
これと似たチャートとしてIWMがあるかなと思います

個人的には仮想通貨は極端な小型銘柄と似た動きを感じています

特にここ数日の値下がりが顕著ですが
これは、長期金利の上昇と関係があると考えています
(仮想通貨は金利と関係ないという人もいますが)

この裏にあるのはFOMCの議事録かなと思いまして
かなりアグレッシブな利上げをFRBは行うことが議論されていました

そして利上げの意味することはグロース株・小型株の相対的な価値の低下です

仮想通貨もこれと同じように動くとは誰も保証しませんが
今までの金余りの中で投機的にお金が入ってきたことは確かなので
引き締め、すなわち市中からお金を引き上げていくことを考えると
明るい未来は考えにくいのかなと思われます

では、なぜここまでFRBは早期のインフレ退治を行う必要があるのでしょうか

中間選挙といったタイムリミット

米国では2022年10月以降の中間選挙があります
この間選挙では、下院の全議席にあたる435議席と、上院の3分の1となる34議席が改選となります
この選挙に向けて、バイデン政権は成果を大き出す必要があるといった状態になっています


今、国民が一番苦しんでいるのはインフレ、つまり通貨価値の低下です
これによりあらゆる物価が上がり生活を直撃している状態です

さらに一部の国では冬の厳しさ、脱原発の煽りを受けて
エネルギー価格が大上昇しています。暴動が起こっている国もあります

日本でもチーズや小麦、ガソリンなどが値上がりを起こしていますね
日本の場合お値段据え置きで量を小さくすることが多いのですが
この影響がかなり大きい状態です


バイデン政権として今のうちにインフレを抑え込んで
みんなをハッピーにして
民主党、やるじゃん と思わせて
選挙でも勝っていく
といったシナリオでしょうか



さて改めて米国の議会の様子を見てますと

現在は2020年の選挙の結果
オール・ブルーと呼ばれる状態でして

パーティカラーが青の民主党が
大統領
上院
下院
の全てで過半数を握っている状態です
(厳密にいうと上院は50席、
 大統領は一人ですので厳密には過半数ではないのですが)

その為民主党有利の政策を通しやすい環境ですね
(一部の予算を大きく動かすような政策は60%以上の賛成多数
 俗にいうスーパーマジョリティが必要で、この割合には達していません)

民主党は格差是正・大きな政府の傾向を持ちがちで
富裕層からの関税強化や大規模なインフラ案を立てて
うまく市民を裕福にしようと考えています


さて、話を戻してこの過半数ですが
数字としてはかなり際どい状態でして
上院は議席を一つ落とすと過半数から脱落
下院で5議席を減らすと過半数から脱落
のような状態です

2020年の選挙ではどこもかなり小さい差で
民主党が勝ったということですね

これらのうちどっちかでも過半数から脱落すると
国会としてはねじれ国会になる為
法案が通りにくい、カオスな世界になっていくわけです

ちなみに中間選挙は
当初のわくわくからの失望からで数字を落とすのが一般的なので
今のところ、下院が共和党過半数はほぼ確定
といった見方がされています

これを避ける為、極論
早く市中の金余り状態をどうにかしろ!
コロナの影響でダメージ受けた経済は少し回復したから
引き締めでダメージ与えて大丈夫!
のような圧力をかけていってるわけです



このような状況下で、投機的な勢いがある銘柄は
とてもじゃないが持てない、の結論です

なおその穴埋めとしては
キャッシュとして持つ、以外にも

たとえばバリュー銘柄投資も良いですが
このバリュー銘柄って本当に選ぶのが難しいので
たとえば VTVのようなバンガードバリューETF(笑)のようなものでも良いかなと思います

いままでのろりくらりと動いてきましたが
ここ最近の下げ相場の中でも珍しい上昇具合です
今後も上がっていくと良いですね


もしくはHDVなどですね
HDVは値上がりを気にしても持つものではないと思いますが
配当と言った側面からでも面白いかもしれません

現金比率との理想がまだ見えていない為
しばらく紆余曲折が続きそうです


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