NVIDIA(ティッカーシンボル $NVDA)が2021年度第2四半期決算を発表していました
同社は半導体メーカーであり、特にGPUの設計に特化しています
企画設計と販売だけ行い実際の製造は外出ししているファブレスメーカーですね
決算結果は非常に良い
決算結果は非常によかったです
詳細はこちらから
2022Q2 | 結果 | 予想 | 評価 |
EPS | $1.04 | $1.02 | ⭕️ |
売上高 | $6.51B | $6.33B | ⭕️ |
売上高YoY: +68.3%
この規模の企業でYoY +68%とは、、化物ですね
営業利益率も改善していましたが、借入が大きくなっています
Arm買収準備の影響ですね
粗利が6割超えている恐ろしい企業です
この2021年7月から始まった決算ラッシュでは
決算を失敗する企業が決して少なくなかった理解ですが
その中$NVDAはきっちりと出してくれました。見事です
セクター別売上は以下
Gaming: $3.06B (YoY +85%)
Data Center: $2.37B (YoY +35%)
Professional Visualization: $519M (YoY +156%)
Automotive: $152M (YoY 37%)
今車載搭載用半導体が不足していることが知られていますが
実は車載半導体は全体の売り上げの数パーセントであることがわかります
なおCMP(仮想通貨マイニングの半導体)は予想を下回りました
ガイダンスも良かったです
2022Q3 | 結果 | 予想 | 評価 |
EPS | $1.10 | $1.04 | ⭕️ |
売上高 | $6.8B | $6.53B | ⭕️ |
これだけの企業でしっかりとガイダンスも出せるのは素晴らしいですね
株価は上昇
株価はこれを受けて上昇しました
出来高を大きく伴っているのでどこか機関投資家が買ったように思えます
最高値更新中ですね。一年で見ると以下です
$NVDAは2021/7/20に株式分割を行っています
1:4の分割をしているので、今年の基準で言うと$800超えですね
このような銘柄こそ買うべき
いやはや、素晴らしい決算を出し続ける企業ですね
半導体はまだしばらく需要はあるので、引き続き伸びるかと思われます
なので風向きは良い理解です
一方、気になるところとしましてはArmの買収にケチがついているところですね
本件につきましては英国の市場庁が深刻な懸念も発表しています
このような横槍は超大企業と独占禁止法の背反といった宿命ではありますが
買収失敗の可能性も少なからずあることを念頭に置いておく必要があります
この買収は$40B という超大型買収であると同時に
道のりは決して簡単ではないことをよく理解しておきましょう
買収が失敗になった場合、それなりに株価に影響があるかもしれません
それほどまでにArmというのは重要な企業なのです
また、この1、2ヶ月は投資がかなり厳しいシーズンになると踏んでいます
9月はただでさえ相場が荒れやすい上に
今回はテーパリング発表もあるかもしれないおまけ付きです
これらから、今そう簡単に個別株に手が出せる状況ではありません
まずはジャクソンホール会合、そして9月の風向きを見ながら
$NVDAの株を拾っていこうと思います
11月までには購入できると良いかと考えています