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ロイヤリティ・ファーマ ($RPRX)が2021/2/17寄り付き前に決算発表していました
とても良い結果だったと思われます
2020年のマイルストーンの多くをクリアした、と言っていました
この企業は少し特殊で他のようにEPSや売り上げ高で見ることができません
売上高相当 → 修正キャッシュレーツ(ACR)。
利益相当 -> GAAP修正キャッシュフロー(ACF)。
ACF / 株数で EPSのような理解になります
ACRは前年比 + 9%の$4.84億 (前年$4.46億)
ACFは前年比 +22%の$4.23億 (前年$3.47億) です。
非常にグッドですね
売り上げの中を見ると相変わらず
Cystic fibrosis franchise
Tysabri
Imbruvica
が並んでいます。パテントが切れるのはまだ先の年です。コロナ下でも順調に売り上げを伸ばしています。
次のHIV薬は2021年で切れる予定です。なのでここで収入減が発生しそうです
売り上げ高$5.72億を考えると利益率7割ってとんでもないですね。
クレバーな儲かる仕組みを維持していることがよくわかります
また今後5年のACFの引き上げガイダンスがありました。これは非常に良いと思われます。
今後も強気ですね。ガイダンスでも強固なキャッシュフローと業界での圧倒的な立ち位置でポジティブだといったコメントがありました
決算後先物は一時急上昇しましたが、開けてみれば下がり、少し買いが入った感じです。
地合が少し悪かったですね
相変わらずぱっと見儲かっているのかどうかよくわからない企業で
それが故買いもなかなか進まないのかなといった印象を受けます
ただ、先ほど述べたような驚異的な利益率と今後も安定して儲かりそうな構造・かつ競合他社がいないがゆえ、買い増しを判断しました
地味ではあり、巷を騒がせているテスラ等と比べて花形にはなりませんが
しっかり着実に成長するような会社かなと思っています
ポートフォーリオに組み込んでいると安心感が沸きますね
ガイダンスでは2021年のリスク地合いをどうやって回避していくか等聞かれていました。ちょっとこれに対する回答が怪しかったのですが、、今後も期待です