当然大きなニュースとしては8日金曜日本時間21時半に米国雇用統計発表がありました
失業率が14.7%という戦後最悪・ショッキングな数値でした
しかし最近の流れというか、なんというか株価はそれを気にせず上昇で終わった金曜夜です
これは主に経済活動再開への期待が多く、この数値は一時的である見方と
第二波が来ても経済活動停止はしない と米国家経済会議のクドローさんが言い切り
世界は ウイルスとの 隔絶ではなく
ウイルスとの共存といった、新しい常識を試していく
そのような期待からでしょうか
さて、気になる米国株、来週以降はどうなっていくでしょう
概ね戻っているハイテク・大型株
これらが今後も伸びていく見通しはどれほどあるでしょうか
例えばMSFT, 以下のようにもうコロナなんてどこ行く風。200ドル位迄行きそうな気配もあります
これをどう見るか。
どんなに頑張っても昨年ほどの業績には満たないと考えた場合これ以上は高PERの許容値を試す展開になりそうです
伸びるとしても率は低下でこの辺をうろうろする?
もしくは
今までは 他の景気敏感株、エネルギーやエンタメ系、航空系の株を手放した人がかなり此処に流れ込んでいると感じます。取引量的にも
今後他の箇所が経済活動再開にて伸びるとなると利確してそちらに流れる、ことも十分考えられます
これが下がるシナリオ
あまり手放さない人も多いのでは?と個人的には思ったりもしますが
なので、大きく下がった時以外はがっつりせず、少しだけ買い増ししとこうかなと思います
正直言ってここだけはGAFAよりも安泰だと思っている為
他にもUberもじわじわと戻してきていますね
今後配車サービスはどう動くか、見ものです
一方でまだ戻っていない銘柄たち
これは二分されるような気がしています
① 今後の経済活動再開によって持ち直すもの
② 経済活動再開でも持ち直さないもの
①は例えば金融でしょうか。JPモルガンなど。
新しい世界が回りだしたら、当然儲かる箇所も出てきて
そこに目をつけることができたらまた伸びるのではないかと思います
これから伸びる個別銘柄、カーニバル等も復活するかもしれないしわかりませんね
私はおとなしくVOO等で分散させとこうと思っています
②は例えばバフェット氏も言った航空銘柄.
デルタは以下
これらの多くは出張などのビジネス利用で多くの飛行機を飛ばして稼いできました
飛行機という巨額のモノを購入している為、とにかく多く回さないと利益が出ないのです
しかしこの後はビジネスでもプライベートでも、2019年のように自由に人が行き来できる時代にはまだならないと思います。リスクがそれなりにある為
結果、今のビジネスモデルの変換が問われるようになってくるのではと思われます。プライベートジェットや客単価を上げていくような方針に
先述したように飛行機は巨額の負債。これらをどう使わねばならないのか
私もデルタは少し持っていますが、次の決算までには売ろうと思っています
最後に、悪いニュースも一つだけ
米中合意が危ない、結果は2週間くらい後にわかるとトランプ氏は語っております
もし中国が合意を満たさない水準で推移していると(というかしているのだが)
トランプ氏がどう制裁を加えていくかが大きな見どころになります
当然中国としてはコロナの影響でそれどころじゃなかった、と言い張るでしょう
トランプ氏が制裁を仄めかす度、米国株は大きく下落を繰り返していました
株価を上げて支持を得てきたトランプ氏。
大統領選が近い中。コロナ対策に疑問がつけられている中
どう動くかは注意しておいたほうが良いでしょう