本ブログでは商品・サービスのリンク先に一部プロモーションを含みます。ご了承ください。

HDV IWM QQQ SPYD VOO VTI 保有銘柄定点観測 資産運用 銘柄分析

1月後半の相場確認 底打ちかデッドキャットバウンズか

投稿日:2022-02-01
更新日:

2月になりました。少しずつ日が長くなってきましたね
今年もあと11/12となりました
米国株でいうとボーナスシーズンである11,12,1月が終わり
フルインベストは避けたいシーズンと形容することができます

いつも通り半月の相場を観察し、今後どうすべきか考えてみようと思います
前回の確認記事はこちらです

以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます

VTI
VOO
QQQ
ARKK
HDV
SPYD
IWM

結果としては
-炭鉱のカナリアは依然警告中
-Apple, Tesla, Microsoftの決算を受け総悲観回避。1/29,31の上げは見事
-上記の挙げがFTD(フォロースルーデイ)になるかは微妙なところ
-FTDと見なせるならトレンド転換・そうでないならデッドキャットバウンズ

といった感じでしょうか
FTDは弱気からの反転日といった意味でして

定義の一つとしては、ナスダック指数かSP500で
直近の安値から4日以上上昇したのちに
1日で1%以上の値上げをし
かつ前日よりも出来高が多いといったものが一つです

ナスダックの動きを見て見ますと以下でして

チャートの形としてはポンポーンと上がって行って悪くないのですが
ちょっと出来高が物足りないかな、、といった印象です
上の図だと緑色が買いでしてその長さが出来高となります

騙し上げ、すなわちデットキャットバウンズだとすると
ここから大きな下げ第二弾がきてしまうので

アクションとしては
観察を継続して場合によっては入るがリスクは大きくとらない、ですかね

VTIは-3.49%

VTIはこの半月で-3.49%でした
底で-7.77%でしたが、大きな出来高を伴ってプラスに伸びていきました

半年スパンで見ますと、底値を突き進んでいった形となります
$216.75が今度はサポートラインになるように、これ以上をキープしてくれると嬉しいですね

VTIに限って言うと出来高が結構あったのですが
如何せん指数連動ETFなので出来高は無視して考えた方が良さそうですね

VOOはVTIよりかは傷が浅い

こちらはS&P 500です。こちらも下がりましたが
例によってVTIより下がりが小さがったです

何度も説明はしませんが、VOOがS&P500の銘柄で構成される
大きい企業の集まりであることに起因していると考えられます

この相場では小型がとにかくやられているので
安定を求めるならこのような銘柄をポートフォーリオに入れるのが大事かなと感じます

QQQは大きな下げ

QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はGAFAMが4割弱
後はTeslaやNVIDIA, Paypal, Adobeのような大型株が入っています
一方ZoomやCrowdStrikeのようなハイテクグロース株は含まれていません

12月からのVOO>VTI>QQQ の状況は継続中です
大型テックやGAFAMの厳しさがかなり実感されます

ただ救いとしましては
Apple, Tesla, Microsoftが決算をしっかり出して安心感が広がったので
直近の上げにもつながって行ったのかなと思います

ARKKはボロボロだが急上昇

もはやみる影もないARKKです
*ARKKは指数でなくアクティブETFなので参考までに

大きく下がった後、これまた大きく上がっていきました
特に金曜日は1日で+10%ほど上がっていきました
、、、それでも-6%くらいなのだから、如何に厳しい状態かがわかります

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
TSLA TDOC U COIN ROKU ZM SPOT SHOP
などなどです。最近は構成比率があまり変わりませんね

見るたびに残念な気持ちになりますが
金利上昇は既定路線なので
回復する状況はここしばらくは考えられないかなと思います

HDVは無傷

HDVは大きく下がった後無事戻ってきました

HDVは大型オールド銘柄で構成されています

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
XOM, JNJ, CVX, VZ, ABBV, PG
などなどです。これで40%くらいです
(またTがこっそり消えていきましたね)

大型オールド銘柄も徐々に決算が開始しており
総崩れではないといった印象を受け、こちらも少し安堵感が広がっているのかもしれません

HDV、今結構安心して持てる銘柄かもしれないです

頼みのSPYDも崩れた

SPYDも1月後半の相場では崩れていきました

SPYDはS&P500のうちの高配当銘柄を上から100個並べたETFです
1月前半は大きく上がりましたが、さすがに出来過ぎだったのか
後半は下がりを継続していく状態となりました

SPYD史上としては依然高値をキープ中です
1月終わりの上昇は大型株とハイテクグロースによるものだったので
SPYDはほとんど恩恵を受けなかったということになりますね
ここのあたりにちょっと難しさを感じます
いつだって、SPYDの時代は一瞬ですね

IWMはきつい下落を継続

IWMはラッセル2000に連動する銘柄です。要するに小型株の詰め合わせです
下落すると炭鉱のカナリアとして悲観相場が来るのではと言われています

こちらもSPYD同様1月最後の上げに対しては蚊帳の外といった感じでしたね
IWMが上がらないことから、1月最後の上げは怪しいのではと解釈することもできるかもしれません

相場を見極めつつ、ほどほどに

米国債10年利回りは直近の高値を更新しそこから落ちている状態です
利回りがずっと突き進んでいく状態が極めて危険だったのですが
それに比べると今の状態はまだマシだと思います
ジリジリ上がり続けているより高値で止まっている方が良いと言うことですね

ドル円はジリジリ上がって115円台です
ここのあたりで落ち着いてくれるとよいですね

ビットコインは引き続き大きな下落です
面白かったのは1月終わりの上昇にもついていけてないことでして
市場参加者から少し見放されている感じがあります

投機的なものを求める人たちはどこに行ったのでしょうかね

イーサリアムも下落が続いています
10万円台になってきたら買いたいなと思います

ただ価値としては確実にあると思われますので
どこかのタイミングで買いに走る必要がありそうですね

現金も持ちつつリスクも考えつつ

なんとも言えない上昇のせいで悩ましい時期になってきましたね

個人投資家が投資で一番失敗することは
投資せずにチャンスを逃すこと なので
ある程度相場に足を突っ込んでおくことは必須だと思います

その割合は人によってリスク許容度も違うのでなんとも言えませんが
利上げ局面なので現金割合は高めがいいと感じています

順張りで買うならVOOのような大型株
ウクライナ情勢を考えるなら小麦系のETF
一瞬で売り買いするならハイテクグロース、でしょうか

ハイテクグロースはデッドキャットバウンズ狙いで
高値取って逃げるのが必死です。上級者向けですかね

ちなみに小麦系ETFは先週金曜日から急騰しています


ウクライナで戦争が起きることは全く望んでいませんが
起こってしまった場合、ウクライナは欧州の一大穀物生産国であるため
食料価格に影響を与える可能性があります

食料に関係するETFだとDBAがありますかね
インフレがひどくなってきている中、注目です


またロシアは2008年北京オリンピックの際にも
グルジア(今のジョージア)に侵攻しており戦争を引き起こしています
本当に胸が痛ましいのですが
今週末から始まる冬季オリンピックの裏側で何かが起こるかもしれないと言うことは
少し胸に留めておいた方が良いかもしれないです



created by Rinker
¥1,738 (2024/12/24 03:45:07時点 楽天市場調べ-詳細)

-HDV, IWM, QQQ, SPYD, VOO, VTI, 保有銘柄定点観測, 資産運用, 銘柄分析

Copyright© サラリーマン米国株投資記録 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.