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ARKK HDV IWM QQQ SPYD VOO VTI 保有銘柄定点観測 資産運用 銘柄分析

1月前半の相場確認 リスクが明確に。避難できる用意を

投稿日:2022-01-18
更新日:

1月後半に入りました
アノマリー的には1月は米国株投資をする人にとって非常に良い環境なのですが
どうもそれを実感できる人は少ないのではと思われます

割とこの半月で相場環境は激変したとも言えるのではと考えます
利上げは年4回は既定路線でそれ以上
FRBのバランスシート削減も行う
といった状態で
株式投資に対しては辛い辛い状況が続くだろうと言われています


いつも通り少し市場を観察し、今後どうすべきか考えてみようと思います
前回の確認記事はこちらです

以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます

VTI
VOO
QQQ
ARKK
HDV
SPYD
IWM

結果としては
-炭鉱のカナリアが鳴く。小型は全滅
-大型テックも厳しい
-相対的にディフェンシブ銘柄や高配当銘柄に人気が集まる

といった感じでしょうか
去年一昨年と市場を牽引してきた大型ハイテクは
今年は厄介者として扱われるかもしれません

これを受けたアクションとしては
好調な一部を除いて全体的にポジション落とし様子を見る、ですかね

VTIは-3.27%

一年を通してずっと安定したパフォーマンスを出してきたVTIです
去年はVTI最強説が話題を呼びましたが
久しぶりに大きくマイナスの数字を見ました
この傾向はまだまだ続きそうかな、と思います

半年スパンで見ますと三ヶ月くらいの停滞が見られます
直近のサポートラインは12/20の$232ですが、それを死守してほしいですね
上値は$243ですがここを超えるのもすごく難しそうです

VOOはVTIよりかは傷が浅い

こちらはS&P 500です。-2.74%と下げたもののVTIよりかは傷が浅かったです

VOOは米国の大型株中心に組成されています
12月からVOO>VTIの図式は継続中ですが
これは大型の方が売られにくい特徴を反映してそうです
市場の状態があまり良くないため
崩れにくい大型銘柄は、比較的安全と思われてるのかなと

QQQは大崩れ

QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はGAFAMが4割弱
後はTeslaやNVIDIA, Paypal, Adobeのような大型株が入っています
一方ZoomやCrowdStrikeのようなハイテクグロース株は含まれていません

12月からのVOO>VTI>QQQ の状況は継続中です
大型テックやGAFAMの厳しさがかなり実感されます

またAdobeは前回決算で失敗する事態を引き起こしています
サブスクリプションの売上が思ったより芳しくなかったからですが
他銘柄もコロナ時代の需要先取りのような意味合いで
今後決算失敗で株価暴落とならないか心配です

ARKKは絶望に輪を掛ける

もはやみる影もないARKKです

ARKKは上記のような指数連動のETFではなく
今をときめく新しい技術・あるいは新興企業に投資するものです
この銘柄は2020年のコロナ後は大人気となりました

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
TSLA TDOC U COIN ROKU ZM SPOT SHOP EXAS
などなどです。最近は構成比率があまり変わりませんね

見るたびに残念な気持ちになりますが
金利上昇は既定路線なので
回復する状況はここしばらくは考えられないかなと思います

HDVは上昇

HDVは大きく上昇しました

HDVは大型オールド銘柄で構成されています

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
XOM, JNJ, CVX, VZ, ABBV, PG
などなどです。これで40%くらいです

1月からは石油銘柄が大相場をつけているため
それに引っ張られて株価も上昇しています

SPYDは力強く上昇

ここが救いというか、今の相場の怪しさを醸し出しているところでしょうか
+4.27%です。米国全体の指数が下がっている中輝いて見えます

SPYDはS&P500のうちの高配当銘柄を上から100個並べたETFですね
HDV同様大きく上がりました。最高値更新中です
相対的にSPYDの人気が高まってきたといったことになりますが
ひっくり返すとVTIのような指数人気がなくなっているということで
経済全体が伸びないことの裏返しにもとれて複雑な気分です

IWMは下落

IWMはラッセル2000に連動する銘柄です。要するに小型株の詰め合わせですね

これが下落すると炭鉱のカナリアとして
今後悲観相場が来るのではと言われいます

IWMのチャートを見ると、今後のマーケットはかなり厳しいと予想できます
(昔もそんなこと言った後すぐ急回復した時期もあったため、あくまで参考程度に)

逃げられる準備を

米国債10年利回りは直近の高値を突き抜けて行っています
これがハイテク株や仮想通貨に影響を与えていることは言わずもがな事実です

ドル円はジリジリ上がって114円台です
12月前半と比べて少し見通しは良くなった模様です
(1/18に日本が金融緩和継続を宣言したため直近で少し上がっています)

ビットコインは引き続き大きな下落です
ビットコインも投機的な性格がかなり強いため
金利上昇に対してはまだ弱いですね
100万円くらいになったら買いたいですけど、まだ高すぎると思います

イーサリアムも下落が続いています
仮想通貨界隈はしばらく冬の時代になりそうです

ただ価値としては確実にあると思われますので
どこかのタイミングで買いに走る必要がありそうですね

作戦を考える

SPYDのような高配当銘柄に人気が集まることは珍しいことでなく
例えば2019年あたりはそのような状況でした
(当時大統領トランプさんのツイッターでVTIも結構下落した後上昇もしていたのですが)

個人的なポートフォリオは
VTI VOO
XOMなどの石油銘柄
SPYD HFVなどの高配当銘柄
が主になっています

今後の投資計画は
投資信託のクレカ積み立ては今後月15万円に増額
クレカ以外の積み立ても時期を見て増額
高配当銘柄も下がってきたら押し目買い
石油銘柄は時期を見て離脱
です

高配当銘柄と石油銘柄は値動きが似ているため
石油銘柄がある程度伸び切ったら売却していきます

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