5月一週目、GAFAMのような企業の決算が好調ののち終了し
-> 株価は上がるかと思ったら急落続き
-> オールド銘柄は逆に上がり続け、SPYDの時代がきた!など言われ始めたら
-> 雇用統計が発表されて大きく市場予想を下回る結果になり
-> 結果ハイテクが上がり直す、といったいたちごっこが続いています
このような事態はなかなか決め打ちがしづらい難しい地合いかなと思われます
一番安全なのはVTIを買うことかなと思います
一方でセクターローテーションの原理に則ると
基本的には下がった銘柄を買うというのがスタンダードかなと思われます
今なら$Tや$VZのような通信銘柄も良いかなと考えます
また今後下がりそうな銘柄は高配当銘柄が多いので、高配当ETFも良いのかなと思います
似たような事態は2020年6月にもあった
ふと思い返してみると似たようなことは2020年6月にもありました
当時米国ではコロナウイルス第一波を乗り越え
ロックダウン解除などが行われていた時期でした
当時のコロナ死亡者数は以下です
この時にはハイテクが一時的に売られ
そして$XOMや$Tのような銘柄が買われました
株価の推移は以下の感じです
しかしこの後再びコロナ感染者数が増加
死亡者数が増加したため再び規制強化、それにより上記銘柄のようなものは売却され
再び$AMZNのようなハイテク銘柄が買われました
このように去年もハイテクとオールドの駆け引きがありました
(オールドの優勢はほぼ一瞬でしたが)
現在も景気回復予想が著しく
ハイテクはオワコン扱いされていた時期が先週までありました
しかし実際の雇用統計の数字を見ると
景気の完全回復には程遠く、まだまだ景気刺激も必要だといった状態です
なのでハイテクが再び息を吹き返してくるといった展開ですね
ハイテクが割高であることには変わらない
一方でハイテク株、あるいはハイパーグロース株は割高であることには変わりません
出している利益に対して株価が高すぎるのは事実のままです
このような状況下でハイテク株を物色する場合
安心して買えるのは、安定して利益を出せている会社かなと思います
すなわち$CRWDのようなハイパーグロース株より落ち着いた銘柄ですね
例えば$MSFTなんかは好きな銘柄です
半年周期で見ると上値は綺麗に更新しており
下値は確実に切り上がっている
非常に美しいチャートです
また今後Goodな仕込み時期が来そうなのは一番はじめに記述したようなオールド銘柄です。バリュー銘柄の値段が下がって価値が出てくる時期だと思われるため
もし個別を買うのが少し怖い場合は$HDVや$SPYDのような高配当ETFを買い
配当を貰いながら隠れバリュー投資のようなスタンスでも良いと思います
個人的にはこの戦法が大好きなので是非とも狙っていきたいです
現在$SPYDは上がりすぎているため
そのうちリバランスが来るのかなと考えて良いのかなと
今後夏にかけて相場がギクシャクすることはあると思います
その時に慌てず資金投下できるよう
しっかりと準備をしておきたいなと考えています