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COIN 資産運用 銘柄分析

[COIN]コインベース上場から1ヶ月弱経った今を振り返る

投稿日:2021-05-10
更新日:



コインベース、仮想通貨取引所の最大手。ティッカーシンボルはCOINです。

世界最大手の仮想通貨取引所でして
アルトコインや草コインはこの取引場の扱い銘柄となることで値段が大きく上がったりしています

かなり大きい企業だったため、IPOはかなりの話題となりました
しかし一転、IPO後はすっかり話を聞かなくなってしまいました

忘れないため確実に動きをチェックしておく必要があります
そうすることでブームがどのように去っていくのか
ブームに対してどう対応できるのか
我々は学ぶことができますからね

株価は下り坂

株価は4/16に最高値$342をつけまして、いまは$263です。約24%の下落ですね

IPO後、いったん株価が上昇してその後数ヶ月で株価が下がっていくことはよくあるのですが
このように上がることなく下がっていく一辺倒なのは珍しい限りです

これはハイテク・目新しい銘柄が片っ端から売られていったのが4月後半〜5月前半だったため
その地合いもあるかと考えられます

またCEOがインサイダーで上場直後に株を売却していたことも話題に上がりました
これ自体は全く珍しいことではないのですが、これを聞いて株を売却したミーハーな方もいらっしゃるのではないでしょうか


チャート的にはまだ手掛かりがないため入るのは危険な状態です

BTC ETFと戦いきれなさそう

今投資家界隈でもっぱら話題になっていることはビットコインETFの承認です
これは承認自体はまだまだ先かと思われます

また、もしかしたら承認もされない可能性が十分にあります

しかし、大手機関がこのようにETFを作ろうしているといった状況は見逃すことはできません
例え今回の申請が却下されても
却下の理由次第では、それを穴埋めした再申請が動く可能性があります

一度申請が通ったら他の期間もこぞってETFを出すでしょう

さらには同じ原理を使いイーサリアムのような暗号通貨にもETFが出ることも考えられます


ETFが本格運用された場合、CoinBaseに勝ち目はほぼありません
ETFを使った以下のメリットが強いからですね

 1. 手数料が取引所に比べて抑えられる
  (ETFも運用の経費や、証券口座での売買の手数料がかかりますが
  それでも仮想通貨取引所での手数料に比べれば微々たるものと想定されます)
 2. 仮想通貨が盗まれるリスクが少なくなる
  (CoinBaseは今まで仮想通貨が盗まれたことはありません。
  しかしながらそのようなセキュリティの歴史というのは証券口座の方がはるかに長く強いと思われます)


なのでビットコインETFが本格的に採用される・あるいは採用されそうになるといったニュースが世の中に出た瞬間
この銘柄の株価は大きく下落すると思われます

良いストーリーはないがビットコインに対しては強気

上記のようなETF承認に関する弱気シナリオに対して
それを跳ね返せるようなストーリーが今のところ見当たりません

$COINは仮想通貨取引の手数料以外でほぼ儲けられていないため
このフィールドを脅かされると大変弱いのです

逆に言うとETFを運用する会社がとても強いということがよくわかります
なんでもETFにすれば値段がついて他の株と同じように運用できるからですね
取引所を運用するところは戦々恐々です



今のところ$COINに投資するメリットが見当たりません
一方でビットコイン自体に対しては長い目で見て強気です
ETFが承認されれば、ある程度その価値が担保されたことにもなるからです。そうなれば価格は上に行くと思います
また承認されなくても、一度このムーブメントはしばらく続くと想像されます
つまり、何度かETFのようなものが承認を試す機会が出てくる可能性があると言うことですね

ショッキングな決定があったら価値は消え去るかもしれませんが
まだその可能性はそこまで大きくないと思われます
なので、ほんの少しだけお金を預けても良いかなと今は考えております
個人的にはイーサリアムの方が好きですけどね

リスクは結構あるので、あくまでも少しだけです



コインベースの動向はもはやどうでもいい人が多いと思うのですが
仮想通貨の動向は引き続き注意深く見ておく必要がありますね

-COIN, 資産運用, 銘柄分析

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