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MDB 資産運用 銘柄分析

[MDB] モンゴDB第1四半期決算結果良し 買い増し予定

投稿日:2021-06-07
更新日:

モンゴDB (Mondo DB), ティッカーシンボルは$MDBです
NoSQLといった(比較的)新しいタイプのデータベースを提供しております
NoSQLの分野でのリーディング企業ですね

第1四半期決算を発表しておりましたが、概ね良しでした




EPS(一株あたり利益):   -15¢ VS 予想 -35¢ ⭕️
売上高:         $181.65M VS 予想$169.75M ⭕️
売上高YoY(前年同期比) : 39%

サブスクリプション売上 $171.6M YoY +40%

顧客数
26.800 (+8,400)
年$0.1M以上の顧客 1057 (+277)

第2四半期のガイダンスは以下です
EPS: -43 ~ -40¢ VS 予想 -33¢ ❌
売上高:         $182M VS 予想$180M ⭕️
売上高YoY(前年同期比) :+%

22年度のガイダンスも引き上がりました
EPS: -$1.38 ~ -$1.25 VS 予想 -$1.43 ⭕️
売上高: $771M – $784B VS 予想$764.65 ⭕️
売上高YoY(前年同期比) :+32% (+28%から上昇)

去年からも順調に売り上げは伸びており
EPSも0に近づいてきて、赤字が少なくなってきました

ただ次のガイダンスはまたEPSが悪化していますね
これはコロナ収束後の営業活動やカンファレンスに伴うものだと予想されています
これによる芽がどれくらい出るかは要チェックです
また黒字転換がいつになるかは注目です

特にポイントはAtlasの急成長でしょうか
Atlasの売り上げは +73%です。これは売上高のうち51%を占めています

AtlasというのはMongoDBのDBaaS (DB as a Service)です
Microsoft SQL Serverでいうところの Azure SQL DBですね

データベースというものは従来は
サーバーを用意して、そこにソフトウェアをインストールすることが必須でした
なので管理する側は、サーバー自体も管理する必要がありました

サーバー自体の管理とは、例えば以下の作業です
OSのアップデート
セキュリティパッチの更新
OSユーザーの管理

これらは、データベース管理とはちょっと違う観点なので
管理する側から見ると無駄な作業と認識されることが多々ありました


DB as a Serviceを選択するとそれらの必要がなくなります
使う側は、サーバーを用意する必要がなく
このスペックのDBを使います、と選択すれば自動的に用意してくれます
管理者はDBに関することだけ集中していればよいといったことになります

課金は従量課金になりますので、使った分だけお金を払えばよいです

ちなみにインフラにはAWSが使われています
Azure Cosmos DBとも互換性を持っていますね


株価は上昇

株価はこの決算を受けて上昇しております


$CRWDに比べると決算は少しイマイチだったかなと思うのですが
そちらは株価が下がり、こちらは上がるのはなんとも言えない動きですね
$CRWDは期待が大きすぎるため毎回決算後に売られるのも仕方ないとも思えますが

$320当たりに大きな売り圧力があると考えられるため
ここの値を飛び越えられるかどうかは注目しておきましょう
個人的にはここで売りに負けてまた下がるのではと予想しております

なお最高値は2021/2の$422です
ここを旅超えるのはしばらく難しそうですね

NoSQLの今後

NoSQLの未来はどうでしょうか

NoSQLが勢いづいてきたのは2012年くらいですね。そこからもう9年が経過しています
インドのある高校ではMongoDBの授業が必須になったといったニュースが出ていたのも数年前ですが、
2021年現在でもまだ勢いはあると感じでおります

特にMongoDBが活躍するのは大量データの出し入れであり
この分野は既存のRDB(Relational Data Base)であるMicrosoft SQLServer, Oracle SQL等では及ばない強さがあります

企業はありとあらゆるデータを扱うようになってきています
データ解析し、価値のある情報を元に経営を行うため
五年前よりはるかに多くのデータが入ってきている印象を受けます
すなわちDBも巨大化してきて、SQLServerでは取り回しが効かないような話、というのもしばしば耳に挟みます
実際100万件以上のテーブルだとどうしてもSQLServerは問題が出てきますからね

データを貯めていく価値観はますます高まっているため
この意味でMongoDBには追い風があると感じております


最近ではRDB+NoSQLといった構成をよく見ますね
双方の利点を生かして企業のオペレーションを最大化していくといったものです


今後この構成は、NoSQLの知名度増加に伴ってますます増えていくと思います
そしてNoSQLの王者はMongoDBであるため

まだ暫くは伸びるのではないかと考えております

買い増し予定

こちらも$CRWDの記事と同じように買い増し予定です

しかし夏〜秋まで相場がふらつきそうなので
買い増しの時期はしっかりと見極めて入ろうと考えております

一時的に下がるとは思いますが、技術として、立場として面白い企業なので
良い決算を出し続ける限り持ち続ける予定です

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