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DOCU 資産運用

[DOCU] ドキュサイン2022年度第2四半期決算結果 良し 未来は明るそう

投稿日:2021-09-08
更新日:

ドキュサインが2022年度第2四半期決算を発表していました
ティッカーシンボルは$DOCUです


日本では印鑑文化の一方、米国ではサイン文化です

新型コロナウイルスの蔓延も相まって
オフィス出社しないでも承認ができ
それが担保できるといった強みで一気に成長しました
特に多いのが不動産契約での電子署名ですね

米国では電子署名する、をdocusign と動詞のように使っています
Google検索することは googleが動詞になりましたが、それと同等です

なお日本の印鑑文化にも習って電子印鑑の登録も可能です

ハンコもらいにいろんな部署を行脚するのも過去の話ですね


日本ではクラウドサインが有名でしょうか

結果はよかった

プレゼンはこちらをご参考に

2022Q2結果予想評価
EPS47¢40¢⭕️
売上高$512M$488M⭕️

売上高前年同期比(YoY): +50.0%
少し成長率が鈍化していますが、立派な数字です

しっかりと利益が出せているところにSaaS企業の強さがあると思います

サブスクリプション収入: $492.8M
サブスクリプション収入YoY 52%
こちらも少し成長率が鈍化です

海外売上+71%でした
前期は+84%だったのでこちらも鈍化です

ユーザー数は100万人を超えています

NRRも120%を超えています
しっかり既存顧客を引きつけられていますね

またガイダンスも良かったです

第3四半期ガイダンス
売上高 $526M~$532M VS 予想 $520.62M ⭕️
2022年度ガイダンス
売上高 $2.078B~$2.088B VS 予想:$2.05B ⭕️

カンファレンスコールで少し気になる内容があり
第4四半期での利益が小さくなるというものでした
マーケティングや投資で出費が一時的に増えるということでしたが、少し注意深く見ておく必要があるかも知れません

株価は反発した後に下落

株価はこれを受けて一時的に上昇した後、下落しました

今後はこの$310台が一つ高値戻しの基準になりそうです
長期的にみると高値を更新して天井付近にいることがわかります
9月という時期もあってちょっと買いにくいですね

ハイパーグロース銘柄にありがちですが
2020年の途中から大きく上げている銘柄です
今後金利の上昇に伴って調整があるのかどうかも要注意ですね

今後も需要はあるのか?

米国では住宅の契約での需要が大きかったですね
今年一年は空前の低金利で、家を購入する人の数がとても増えたといった記事が出ています
それにつられて$DOCUの使用頻度も上がったということです

今後はこれに関する使用頻度は落ち込む見通しです
徐々に米国でも金利が上がってきているのと、テーパリングが始まりそうなので

一方で面白いのはここ半年くらい、大企業の一部でオフィスに戻る人が多い中
DocuSignを新規・継続して使う企業がすごく伸びたことですね
つまり、コロナ関係なく使いたい企業が増えているということです

カンファレンスコールでも
もう人々は紙とペンの生活には戻らないと述べられていました
これに関しては同意ですね

これを考えると、電子署名自体は今後も十分に伸びる分野だと思われます



SaaS企業で後、考えないといけないことは
例によってGAFAMのパクリ後追いに勝てるかどうかです

例えばテレビ会議をホストするZMは確かにコロナ後も必要となる技術でしたが
Microsoft Teamsなどに苦しめられています
これは完全にGAFAMのパクリにやられている銘柄です


$DOCUも同じような運命をたどるかどうか、、なのですが


個人的には、まだ大丈夫だろうと認識しています

例えばMicrosoftはTeamsでDocuSignが使えるようにしています
これからわかることは、MSFTは$DOCUと競合しようとしていなく
調和を目指しているということです

買収されずにMSFTの中に取り込んでもらうという
$DOCUにとっては美味しいポジションを確保できていますね

Google Workspaceに対しても同様です

そのため、狡猾に生き延びられる銘柄のように感じます
裏返すとまだしばらくは安泰なのかなと

また、市場を見るとまだDocuSignが導入されていない国々の方が遥かに多いので
潜在的には十分伸びる余地があると考えられます

一方で中国への導入は難しそうなので、まずは欧州を狙っていくとのことでした




このようなDocuSignですが、カンファレンスでは
電子サインのサブスクリプションをもとに
今後様々なサービスに展開していくことを述べていました

契約書などまとめて放り込めるクラウドサービスのようになるのでしょうか
今後どのようなビジネスを目論んでいるのかは引き続き確認していきたいと思います



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