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CRWD 資産運用 銘柄分析

[CRWD] クラウドストライク 22年度第2四半期決算 良し 暴落Zoomとの違いは

投稿日:2021-09-02
更新日:



CrowdStrike, クラウドストライク が2022年度第2四半期決算を発表していました
ティッカーシンボルは$CRWDです


同社はセキュリティのイノベーターとして
PCやスマホ、サーバーなどのエンドポイントに対するサイバー攻撃から守る
サービスをサブスクリプションで提供しています


公式HPでは背後から黄色いポケモンが主張しています

決算の内容は良かった

詳細はこちらから

また、前回の決算結果はこちらから確認できます

2022Q2結果予想評価
EPS11¢⭕️
売上高$337.7M$323.2M⭕️

売上高前年同期比(YoY): +70.0%
前年同期比はジリジリと低くなっていますが、+70%ならば立派です

素晴らしい数字ですね
同社はほとんどサブスクの売り上げです

サブスクリプション売上高: $3.16M
前年同期比: +71%

総サブスクリプション顧客数: 13080
前年同期比: +81%
こちらも順調に伸びています
第1四半期で10000を超えたと言っていたので、伸びは継続ですね

前回の決算からのスライドですが、McAfee, TrendoMicroと比較して
顧客数はまだ少ないため、今後も見込みは十分です


NRR(Net Revenue Rate)は120%以上でした
サブスクビジネスで大事な売り上げ維持率ですね
去年の顧客が、今年も去年以上にお金を払っていることが示されます

懸念としましては、この数字を正確に出さなくなったことでしょうか
すなわち、どこかのタイミングで$CRWDが目標としている120%を達成できなくなる可能性があります

ガイダンスも良かったです
第3四半期ガイダンスは引き上がりました
EPS: 8¢ ~ 10¢ VS 予想9¢     ⭕️
売上高: $358〜$365M VS 予想$350.92M  ⭕️


通年ガイダンスも上方修正されています
EPS: 43¢〜49¢ VS 予想39¢ ⭕️
売上高: $1.3912B 〜$1.4094B VS 予想$1.36B  ⭕️


昨年のような超スーパー決算結果ではないですが
少しずつ円熟してきたような数字が出てきています


カンファレンスコールの中で、下半期に向けて大きな数字が出ている
といった言及があり、今後も強さを感じさせてくれます


株価は下落へ

株価はこれを受けて下落しました
$CRWDはいつも好決算の後下げているので、あまり気にしませんが


なお、前回の決算時では$206でした

チャートとしては最高値を更新したところでの売りですね
高い期待が見受けられます


ちなみに$CRWDより1日早く決算発表した$ZMは-15%でした
明暗が分かれていますね

$ZMとの明暗はどこにあったのか

さてこれを見ますと、どこで $ $ZMとの明暗が分かれたのかと思います

$ZMはリモート会議などのビデオ電話ツールを提供
$CRWDはセキュリテイのサービスを提供

似たような時期にIPOして、共にコロナ銘柄として大きく伸びてきました


しかしZoomは決算に今回失敗して
CRWDは決算で良い数字を出しました


以前この記事でも書きましたが、Zoomの機能はビデオ通話一点です
そしてビデオ通話は今、Google MeetやTeamsでもほぼ同等の機能で使えます
言うまでもなく、GoogleやMicrosoftの大きな囲い込みの一部として無料に使えるため
わざわざZoomを単体で契約する必要があるのか、、という懸念がありました
Zoomを解約してOffice を利用することは非常に簡単ですが
Officeを解約してZoomを利用すると困っちゃいますからね。Wordはどうするんだと


なので、ZoomPhoneとかで今一生懸命囲い込みをしているのですが
それが間に合わなかったことが今回の決算で明らかになりました


一方、クラウドストライクはどうでしょうか
こちらはセキュリティの一部を司っています
Microsoftでは例えば無料でWindowsの保護をする機能はあります
AzureのようなWindowsサーバーでも同様ですね
しかし、MicrosoftはLinuxサーバーに対しては何もできません

クラウドストライク の良い点は
どんなものに対しても、セキュリティの保護を行い
見つかった驚異はすべてのユーザーに対してフィードバックができる
(=ユーザーが増えれば増えるほどセキュリティとしての実績が唯一無二となる)

この箇所は、まだGAFAMが追いついていない点だと理解しています
さらに言うと、どの製品に対しても一律でセキュリテイ保護できる親和性はGAFAMが絶対持てない箇所だと感じています
AWSがAzureに対してセキュリティを担保できるはずないですからね
(Microsoftがそんなことを許すわけないです)

なので、GAFAMの囲い込みを突破できるポテンシャルを持っているのがこの$CRWDです
この囲い込み突破性で$ZMより遥かに優れていたのではないかと考えます

確実に拾っていくべき銘柄

$CRWDはかつての$ZM同様、上場以降決算が素晴らしい銘柄です
$ZMは第2四半期決算でミスをしたため、大きく売られましたが
$CRWDはまだ良い決算を出し続けています

また決算が良いのももちろん重要なのですが
それ以上に将来性に対しても深く考える必要があります
$CRWDの将来性は、先述の通りまだ十分あると考えます
さらに、今後GAFAMに食われる可能性も少ないかなと

その意味では、株価が下落した時には確実に買っていくべき銘柄となります


一方で今後荒れる9月相場や10月に向かい
かつテーパリング発表の可能性もあるため
今すぐ買いに走るのは少し危険なのかもしれません

少しずつ、拾っていきたいですね



まずは9/3 21:30の雇用統計の様子をみたいと思います

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