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8月中旬のパフォーマンス確認 五里霧中だがマーケットは上昇

投稿日:2021-08-14
更新日:

8月も上旬が終わり残り半月となりました

7月中盤のパフォーマンス確認はこちらです
結構危険な兆候でしたが、それと比べると大きく戻しました
今後はジャクソンホール、9月突入、9月のFOMCと大きな(注意すべき)イベントが揃っています
強気は禁物で現金比率もそれなりに高める必要がある状態ですね

ということで
いつも通り少し市場を観察し戦略を見直してみましょう

今回以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます
個別株はどうしてもノイズが出てしまいますからね

VTI
VOO
QQQ
ARKK
HDV
SPYD
IWM

見た感想としては概ね好調といった感触です
IWMの上昇が小さいので、不安感は継続かなと思います
VTIは相変わらず好調なので一つ買うならこれですね

VTIは不穏さを消した

ずっと安定したパフォーマンスを出してるVTIです
繰り返しですが本当にVTIだけ握っていればいいんです

相変わらず相変わらず最高値更新です。 +2.32%。素晴らしいですね
ここ1週間は大きく上がりもせず下がりもせず夏枯れのような状態です
大型には資金が入り、小型からは抜けた結果かなと考えます

7月中旬の下り基調から脱し、そこからずっと上昇基調です
7月中ばは+1.33%
6月半ばは+2.9%

この上げ上げ相場はどこまで続きますかね
長期で見れば安泰なので握っておく必要はあります

VOOはVTIにやや劣るが直近は伸びる

こちらはS&P 500です
今年はVTIに比べて伸び悩む傾向がありますね
全体としてみると2.23%とVTIよりかは伸びが小さいですが
直近ではVTIを超えるパフォーマンスとなっています

相変わらず先行き不透明さから小型株の人気がなくなり
SP500のような大型銘柄に資金が入っているように見えます
一方で次のようにQQQは伸び悩んだため、GAFAMではなくバリュー系
あるいはオールド系の銘柄に資金が入ったかと感じます

QQQは少し伸び悩む

QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はGAFAMが4割弱
後はTeslaやNVIDIA, Paypal, Adobeのような大型株が入っています
一方ZoomやCrowdStrikeのようなハイテクグロース株は含まれていません

成績としてはVTI > VOO > QQQ ですね
大型ハイテクからは資金が抜けている状態です
直近だと長期金利が低下しているのも関係あるかもしれません

ARKKは直近で下落

ARKKは今をときめく新しい技術・あるいは新興企業に投資するETFです
最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが

TSLA 10.72% (前回は10.49%
TDOC 5.65 % (前回は5.7%
ROKU 5.36% (前回は5.9%
COIN 4.96%(前回は4.1%
U 4.89%
ZM 4.58% (前回は4.6%
SQ 4.4% (前回は4.8%
SHOP 4.19%(前回は4.7%

といった感じです
数字はすぐ変わるので強い意味はないですが雰囲気を掴むには大事です

TSLAが引き続き好調で+9.76%
COINも+13.6%
U +29.4%
SQは+12%
SHOPは+2.4.5%

一方で
ROKU -13.4%
TDOCは-3.3%
ZMは-1%

一部決算が好調だった銘柄が引っ張っている印象を受けますね
去年ほどの勢いは全く無くあまり旬ではない印象を受けます
買い時ではないですね

HDVはヨコヨコ

HDVは大型オールド銘柄で構成されています
他に比べるとパフォーマンスがいまいちですね
直近の上昇が見どころでして
ARKKが下がり、QQQが伸び悩んだ中大きな上昇をしています

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
XOM, JNJ, VZ, CVX, PG
などなどです。これで30%くらいですね

セクターとしては
エネルギー
ヘルスケア
生活必需品です。これらに人気が集まったのが直近ということですね

SPYDは最後に上げて$40復帰

SPYDは無名の高配当小型銘柄の詰め合わせです
小型銘柄だらけなので好景気が見込まれると買われ
不景気が見込まれると真っ先に売られる銘柄です

先月の不調からは回復傾向が見えてきたので少々希望が持てますが
上げたのはあくまで直近なので今後も詳しく確認しておいたほうが良いです

IWMも上昇



IWMはラッセル2000に連動するETFです
ラッセル2000は米国市場の時価総額約10%,
時価総額の上位1000~3000位が集まっているものです

要するに小型銘柄詰め合わせですね

小型銘柄は景気の煽りを受けやすい(倒産しやすい)ため
市場全体の指数に対して先行するような動きをします


前回は大きく下がりましたが、それに比べると上昇しました
ただ全体的な戻りは他と比べて小さいですね

今後も注意深く

米国債10年利回りは上昇した後直近で下落しました

雇用統計の結果を受けて上昇基調でしたが
直近はまた経済指標が悪く下落、ドル円悪化といった状態ですね

ドル円は直近で大きく下落です

ビットコインもETF承認の噂があり上昇してきました
個人的にはBTCよりもETHが好きですが、BTCはやはり中心になっているので
指標として確認しとくといいと思います



一方で米国では新型コロナのデルタ株が再び大きく蔓延し
感染者が日に日に増加しています

死亡者も徐々に増加していますね。痛ましいことです

これが今後も増加していくと
再び経済指標は悪化し、ドル円悪化、金利低下と繋がっていく可能性があります

そうなるとマーケットは全体的に不調になるか
再び小型グロースが輝きだすか

少しこの数字と、米国の政策はチェックしておいたほうがいいです
しばらくは上院お休みなので重要政策は可決されないとは思いますが
注意深くトラウマの9月に向かっていきましょう

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