資産運用 銘柄分析

2020年から2021年にかけて熱狂されたIPO銘柄の現在②

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前回の記事の第二弾です
今回は以下の企業を見ていきます

C3.ai
airbnb
DoorDash
Snowflake

やはり上場後の高値を超えられずに苦しんでいる企業が多い印象を受けます

ただ未来を作っていく企業も多いのは確かなので
どこかで買っていく必要がありますね
おそらくそのタイミングは10月とかになりそうです

C3.ai

Thomas Siebel が設立した会社で、AIのプラットフォームを狙っているところです
AI自体はMicrosoftやSalesforceなど多くの会社がソフトウェアを出しているのですが
まだAIは乱立期であり、そこに一石を投じている会社です

主に石油プラントの保全や供給の安定化などが今の中心的な顧客です
石油プラントは(私も働いていたのですが)莫大な量の計器やセンサーがついており、常にそこから取得されるデータを解析しながら運用していく必要があります
それの監視や、問題がおきそうだといった予知を人ではなくAIでやってもらおうということですね

このようなAIを入れる場合、導入・運用費用と人件費のシーソーで考えるのですが
c3.aiのAIはとにかく導入費用が大きい関係で新規売上をなかなか伸ばせられていない印象を受けます

B2Bの企業なので一般の人からすると印象は薄いですね
現在の主な顧客は米空軍やロイヤルダッチシェル・ベーカーヒューズ($BKR)などです



株価は非常に醜いの一言です

最高値から-67%。すごいですね
上場時のブームに乗って買い進めた人は大変な損になっていると想像します

COINと同じく上場ゴールなのか、上場後にインサイダーで株を大きく売っていたことも報告されています


決算自体の内容は悪くないのですが
IPO企業としては売上高YoYが20%レベルと非常に小さいこと
5〜7月期の営業損益の赤字幅が広がること

などが嫌気されており、株価が上がらないといった事態になっています
AI失望期ともいえるような時期でしょうか

なお、ハイプサイクル*を眺めると今AIは失望期にあるのかなと考えられます

*ガートナー社が提唱している、テクノロジーやサービスに関する成熟度と時間の関係の図。一般に以下のような絵を描きます

ガートナー社より



今AIは数年前の盛り上がり・過度な期待から幻滅期に差し掛かっているのではと思われます


株価もこれと同じように底を打った後じわじわと上がっていけば良いですね
AIが今後不必要になることはないと思いますし
導入やメンテのコストは年々下がっていくと考えられるので
いつかは市民権を得るはずです。問題はその企業がc3.ai かどうかなのですが、、

Airbnb

Airbnbは部屋のC2C貸し借りサービスを運用する会社です
コロナ前では多くの人が利用し旅行などに使われていました

コロナ下になりますと、一部の人のテレワークとかにも使われたりしていましたね

前回の決算では実に一年ぶりの増収となっていました
ただ赤字は$1Bほどありますので結構きついかなと感じます

今後旅行需要の回復もありますが
やはり在宅勤務も続くと思いますのでワーケーション対応も進めていくと同社は述べていました
今後どのような方向に変化していき、黒字転換を狙っていくのかは要注目です

株価は上場値に落ちてきています

2月くらいはワクチン摂取加速で外出系が多く買われた時期ですね
その後変異株の増加や摂取速度の低下により、世界の即時開放は難しいといった見方が強くなり低下の一方です

この動きは他旅行系、例えばデルタ航空やカーニバルクルーズと同じです

世界のワクチン不足は今年いっぱい続く見通しなので
しばらくは苦しい展開が続くと推測されます

DoorDash

フードデリバリーサービスの会社です
宅配アプリとしてのDoorDashはみんな当たり前のように使っており、シェアはUberEatsより大きいです

UberEatsと比べると登録料や手数料が安いので
中小のレストランとかが使っているイメージがあります

後は、他業種との連携が上手い印象を受けます

例えばカード会社と連携し、あるクレジットカードを保持していると配送料がただになったり
Walmartといち早く連携し日用品の買い物に使えるようになったり
ホテルと連携し宿泊者へのデリバリーを提供したり

といった具合ですね

最近はDashMartというコンビニからの配達の活発です
Amazonとかで買うには1日かかるし送料もかかりそう、といったペンや飲み物のようなものをすぐさま配達してくれる便利な役目を果たしています

またドラッグストアやMacy’sといった服屋さんとの連携も進んできています
個人的にはこことGoodRxがくめば面白くなりそうなんですけどね
処方箋の写真送ったりすることで、薬は本人しか受け取れない問題に対応できないですかね


あとはゴーストキッチンでしょうか。イートイン施設を持たないレストランを仕掛けて行っています

なので、競合はUberと言われていますが
それよりかは先のAmazonのような物流を見据えている会社だと理解します
いちおうフードデリバリー会社ですが、Amazonより手早く気軽に買い物して届けてくれる未来を考えている会社です


有象無象のデリバリーIPO企業とは違って、よく考えられている会社かなと思われます


欠点としましては、ギグワーカー問題・ワーカー手数料問題がついて回ることでしょうか
とくに手数料は深刻で、配達料を下げるために手数料を下げると誰も運ばなくなり、ドライバーは隣のデリバリー企業にすぐ鞍替えしてしまう、、のようなジレンマを抱えています

ここのあたりは業界特有の根深い問題なので、今後旨い塩梅を探りながら会社としての利益をどう出していくのかが注目です


株価はairbnbと逆に6月ごろから伸びてきています

フードデリバリー自体は無くならないですし
変異ウイルスの蔓延といったシナリオもありますし

今後の展開に対してそれほどネガティブではないと感じています

Snowflake

データウェアハウスの会社です
競合はGoogle, Amazon, Azureという強者そろいです



データウェアハウス界隈ではパフォーマンスの良さと価格の低さから
他会社の製品より優位に立っていますね

また独立している会社なのでMicrosoftだろうとAmazonだろうとうまくサービスをつないでいる印象を受けます

今後はデータVisualization、要するにTableauのような解析へのサービスに力を入れており、ユーザーの裾野を広げて行っていますね

売上高YoYも100%超えで言うことなしです


GAFAMに果敢に立ち向かっている会社なので個人的にはすごく応援しています

株価は最高値からは36%の下落です

-35%でこのチャートなら買えるかな、、とも思いますが
如何せんこの企業は株価が高すぎます。今の売上高なら株価がどんなに高くても$100代が関の山かと

どこかで入りたい企業なのですが、やはり8,9月すぎてからかなと考えます
株価は上への伸び余地より下への余地の方が大きい印象です
こういった場合はマーケット全体が下がり調子になると一気に崩れる可能性もありますので

相場が不安になりそうな夏〜秋を生き延びてから入ることを考えます

IPO独特の下げ後なら入れる

IPO銘柄は割高なものが多いですね

しかしIPO後1年くらい経つと株価も良い具合に下がったり、レンジ相場に入ったりします

そして決算内容も4回は出ることになるので、そこで良い内容なら初めて購入を検討できます

例えばZoomもIPO後一年くらいは微妙な成績でした

まあこの場合はコロナ蔓延に伴う特需があり特殊な事情もありますが


CRWDも似たように期待されたIPOながら
一年くらいは鳴かず飛ばずでした

なお今日見た銘柄内だと買いたいのはSnowflakeですね
決算内容も良いものが続いています

くれぐれもタイミングを間違えず買いに入ることができれば良いかなと思います
そしてそれは今ではなく(今なら8月終わり前に売りますが)
もう少し後かなと考えています

1、2ヶ月後の8,9月で大きく株価がうねる可能性が高まってきているので
そのような時を前に買うのはETFなどにしておきたい理解です

去年の9月の下げを今年も同じように口開けて眺めることは避けたいですね

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