VTI,というか米国相場全体では月末に少し崩れて月初めに上がることを繰り返しています
6ヶ月のチャートをみてみるとわかりやすいのですが、以下の感じです
一番左の凹み、青い四角が10/23から下がり始めて11/4に回復したのを表しています
これは大統領戦の影響があったので少し特別ですね
その後11. 12月は絶好調でした。
ワクチン承認ニュースもありイケイケドンドンの時期だったかと記憶しています
次の凹み、青い四角が1/25から下がり始めて2/3に回復の時期でした
決算時期で少しギクシャクした時期です
その次の凹みが2/24から3/10の凹み、青い四角です
2月は下がる下がる言われていましたが始め3週間は全くそんなことはなく
調子に乗っていた投資家が最後に大焼けをくらいました
これは長期金利が一気に上がったためハイテクグロースがコテンパンに叩かれた時期です
ハイテクグロース株、例えば$ZMなどは大きく下げて4/17現在まだ株価は戻っていません
VTIはその後戻っているのでこの辺りETFの強さを感じますね
最後の青い四角が3/17から4/1までの凹みです
再び長期金利が暴れを見せたりしてハイテクグロースが下がった時期でした
また3月終わりにはこれまで上がっていた移動系銘柄・アフターコロナ銘柄も下げをつけました
米国一人勝ちが少し極端に見えてきた時期ですね
これらをみると下落は月末にかけて発生し、底は月終わり
月初めにかけてまた上昇といったサイクルを繰り返していることがわかります
無理やり理由をつけるとすると
月末になると機関投資家は成果を確定しないといけない為、一度利益確定売りを図り(特に1,4,7,11月終わりの決算時期にはあるのかもしれません)
それによって個人も誘われて売りを出した結果株価は下がる
月始めになると機関投資家の新しいポジション立てのため買いが入り
個人も給料日に誘われて買いが入る
そんなことが言えるかもしれません
当然今後もこのような傾向が続くとは全くわかりませんが
いずれせよ、月末は少しギクシャクしやすいかも、といった考えを心のどこかに置いておくと
株価が下がった時にも慌てず行動できる(=長期ならなにもしない、或いはスポットで買い増しする)
ことができるのかもしれません
4月末は決算が続くので要チェックです
良い決算でも4~6月の見通し悪くて下がるかもしれません
良い決算でも理想買い現実売りで下がるかもしれません
良い決算でガイダンスも良くて
でも株価が下がっていたら買い増しのチャンスかもしれません
月初めと比べて、月終わりは経験が問われるシーズンなのかな、、と思ったりします
まあ何も考えずにVTI定期買い付けしておくともかなり良い手法だなと改めて気がついた次第です