SPYDはSP500の中から配当が高いものばかりを集めているユニークなETFです
以前こちらの記事でも書いたように一時的にVTIのパフォーマンスを超えていました
(これは都合の良い期間を抜き取っているので健全な比較ではありませんが)
そのSPYDが6月分の配当を発表し、減配となりました
一株当たり $0.399です
3月は3月 $0.636だったため38%ほどの下落です。これは大きい下落かと感じています
今日現在の株価は$40.74です
なので、これをベースにした配当利回りは
0.399*4/40.74 = 3.9%となりました
高配当銘柄というには少し寂しい数字ですね
引き続きSPYDは持ち続け、買い増しを狙っていく予定です
一方で直近の高値推移は少し怖いのでタイミングを見計らっている状態になっています
買い増しは9月以降を予定しています
なお直近の配当金のヒストリーは以下のようになっています
このテーブルはナスダックから取得してきたものです。
ティッカーシンボル一つ叩けば直近の配当履歴が追えるので非常に重宝します
株価はトレンド転換し下落か
SPYDの株価は以下になります
6ヶ月間見事に上昇してきましたが
ここ1週間で3%くらいの下落です
ナスダック・ハイテクグロースが再び息を吹き返してきたので
それと比べて高配当銘柄が売り飛ばされた1週間でしたね
この後も下がり続けるようなら本格的なトレンド転換になります
下がった時こそ高配当銘柄は買い時になりますので
ここからチャートがどう動いていくかはかなり注目が必要です
何度も何度も言っていますが、ナンピンして良いのはETFだけです
そして、SPYDのような配当目当てで買う銘柄は
VTIのように値上がりして利幅を得るようなインデックスETFと違い
定期買付してはいけない銘柄としても知られています
つまり、価格がガクッと下がった時に大量購入をすべき銘柄であり
私が日頃やっているように1週間に2株VTIを購入する、といった戦略ではあまり良い結果が得られない銘柄です
ホルダーの我々としては
次の大暴落がいつになるのかを考え、それまでに現金を用意しておくことが必要になりますね
それでは次株価が落ちる時はいつになるのでしょうか
季節性を考える
米国市場というのは夏から秋にかけて大きく崩れることが毎年発生しています
みんな夏休みでトレードしなくなる夏枯れ相場が8月
そして大きく下げる9月です
一般的には買い増し時期は9月〜10月になると言われています
これに沿いますと、9月(できれば後半)から10月くらいが買い増しのポイントかなと思います
配当権利落ちを考える
権利落ち日は英語でEx/EFF DATEと表現します
この日にちより前の日に株を持っていることが配当の対象になります
そして一般的に配当権利落ち日が過ぎると株価は落ちることが言われています
2020年9月の配当権利落ち日は18日
2019年9月は20日です
2021年9月の配当権利落ち日は9/15~20の間くらいかなと例年から予測できますね
株価が落ちた後に買い増しをしたいことを考えると
この9月の配当権利落ち日より後に買うのが良い戦略のように見えます
チャートから考える
直近半年の株価が右肩上がりだったのであまり特徴はないのですが
主な下値は$37.48, $33.59, $32.15ですね
ここのあたりを割り込んだ後が買い増しのチャンスかなと思います
今の値動きから考えると
そうなるのは1ヶ月後ではなく2,3ヶ月後になりそうな印象をもちます
9月以降買い増し準備
ということで買い増しは9月以降です
夏のボーナスもそのために残しておこうと考えます
50万円分くらい入れられれば、なかなか面白いことになりそうですね
今はじっとその時を待とうと思います