Roblox Corporation ︎, ロボロックス(ロブロックス)
ティッカーシンボル$RBLXが2021年度第2四半期決算を発表していました
本銘柄は2021年3月にIPOされたものであり
ユーザーが自分たちでゲームを作り、売ることができるプラットフォームを提供しています
自分たちで脱獄ゲームを作ったり、アクションゲームを作ったりできて
他のユーザーたちがそれに課金とかすることで開発したユーザーにもお金が入る仕組みですね
結果は悪い
決算の数字は悪かったです
詳細とグラフはこちらから
2021Q2 | 結果 | 予想 | 評価 |
EPS | -25¢ | -23¢ | ❌ |
売上高 | $454.1M | $689.21M | ❌ |
ロブロックスはその特性上、どの売上高で見るのかが難しいです
売上高だとゲーム内通貨に両替して、使われないと計上しないので
アナリストの感覚とのズレがありそうです
ここのコミュニケーションがまだ下手くそですかね
不当に悪い決算だと評価されている可能性がありそうです
ゲーム内通貨両替だけならば以下を見たほうが良いです
Bookings: $665.5M VS 予想 $683.3M ❌
Booking YoY +35%
Bookingsが今までの成長率と比べて大幅に下がってしまいました
コロナ恩恵銘柄だったのでここは覚悟しておく必要があった箇所ですね
ユーザーがどれくらい居るのかは以下を見て判断します
DailyActiveUsers(DAUs): 43.2M (YoY+29%)
エンゲージメント時間: 9.7B時間(YoY+13%)
Average Bookings per DAU: $15.41
ここのあたりの数字の伸びが極端に鈍化している点が気になるところです
2020年度第2四半期で大きな伸びがあったのに比べると
かなり物足りない印象を受けます
7月の見込みは以下です。強くはない数字ですかね
DAUs: 46.6M
エンゲージメント時間: 3.8B
Bookings: $221M~$224M
売上高 $161M~$163M
株価は下落後上昇
株価は一時的に下がりましたが、その後上昇しました
上場後から見ても良い方の成績かと思います
多くの銘柄が上場値を回復できずに死んでいっている中
好感が持てますね
7月の高値を試しにいく展開になりそうです
なおロックアップ解除は来月9/10あたりです
売り圧力が強くなる可能性があるのでそこは注意です
買わない銘柄
本銘柄に対する印象は以前の記事とまだ変わっていません
-コロナからの経済回復により成長が鈍化している点
(=一時的なブームにしかならない可能性がある点)
-子供から支持され続けられるのか不明な点
-GAFA(M)に巨額の手数料を払い続けている点
ここのあたりがまだ投資すべき対象としては晴れない為
個人的には投資しない銘柄です
仮想空間としての使い道もあるのかもしれませんが
また子供向けのマーケティングが強く、大人は介入しない状態かなと思います
最近は開発者を搾取している、といった記事が出ています
ユーザーがゲームを開発して、遊んでもらって稼げるお金がだいぶ少ない
といった内容ですね
かなりイヤらしいことをしていまして
ゲーム内通貨の換金レートがユーザーにとって大きく不利になっていることも話題です
10万Robux(ゲーム内通貨)を手に入れるには$1000必要です
しかし10万Robuxをドルに戻す場合は$350になります
衝撃ですよね、この差額の$650を搾取しているのがRobloxです
流石にぼったくりすぎではないかと個人的には考えます
このようなぼったくり企業には、いくら儲かっていても投資したくありません
今後もユーザーが飽きずにゲームをし続けて
ゲームにお金を落とし続けられる、シナリオもあるとは思いますが
それならApple Store, Google Storeなどで手数料を徴収している
Apple, Googleの株を買ったほうがハズレはない認識です
ゲーム銘柄の今後としては非常に面白いのがこのRobloxなので
引き続き決算は見ていこうと思います