ペプシコが決算結果を発表しており、概ね良い結果でした
インフレの影響がある中価格転嫁しながらしっかり数字を出してきています
ただ今後の見通しの中でドル高による影響を述べておりガイダンスは評価しにくいです
今後他の企業でもドル高について述べるところは多いかもしれないですね
さて、ペプシコ、同社のティッカーシンボルは$PEP です
生活必需品セクターに位置します
ペプシがダントツで有名ですが
トロピカーナ
マウンテンデュー
ゲータレード
またレイズやドリトスといったチップスのブランドを持っています
クェイカーも日本以外では人気ですかね
余談ですがConferenceでは以下のような画像が使われていますね
結果はほぼ良し
結果はこちらからも確認できます
2022Q2 | 結果 | 予想 | 評価 |
EPS | $1.86 | $1.73 | ⭕️ |
売上高 | $20.2B | $19.5B | ⭕️ |
売上高前年同期比+5.3%
北米での売上は堅調
Frito-Lay(フリトレー、ドリトスなど)
Quaker Foods(オートミール)
PepsiCo Beverages(飲み物)
それぞれが売上を上げています。ペプシコが前年同期比-1%でした
ヨーロッパでの売上は-8%
一方でラテンアメリカは+22.8%です
一方でガイダンスは引き上がりましたが、予想には未達でした
EPS: $6.64 VS 予想 $6.66 ❌
既存事業の売上高YoY +10%
注目すべきことはドル高(他の為替安)のため
2%程度の減益を見込むとのことでした
USに拠点があるグローバル企業は直近のドル高で数字上は苦戦するかもしれないですね
株価は寄り天
株価はプレで上がっていましたが、オープンと共に売られました
その後はあまり変わらずといった状態です
この日は全体的に下げの日だったのでその中では耐えた方だと思います
PEPは生活必需品セクターなので、直近で注目が集まっていますね
一ヶ月で+6%になっています
ちょうど石油が崩れたあたりから特に買いが入っており
堅調な推移をしています
これは市場が不景気を織り込み始めていることが原因ですね
気になる発言は
Trends are quite stable
スナックもドリンクも問題なく遷移しており、現在も購買意欲には特に変わりがないといった発言がなされていました
ディフェンシブ銘柄の強みが発揮されていますね
価格上昇はあるものの引き続きポジティブな顧客惹きつけができているとのことでした
インフレ、そこからのコスト転嫁もうまくできており
22年度のコスト(利益)に対する見通しも自信があると発言です
レイオフしまくっている他の企業と比べて、今後も検討に推移できる可能性はあります
ディフェンシブセクターは固いか
ペプシコが堅調な決算だったため
同じような生活必需品セクターは決算の数字が良いことが想像されます
一番近いのはKO(コカコーラ)ですね。一ヶ月で+2%です
ちょっと離れるとJNJ(ジョンソンエンドジョンソン)のようなヘルスケア
こちらは+3%程度
そしてT(AT&T)のような通信が続いていきます
こちらは+4%ですね
今買っても儲かるというのはこのようなディフェンシブ銘柄です
これらを包含しているETFを探すとなると、例えばVDCは以下を包含しています
PG(13%) KO(9%) US(8%)COST(7%)WMT(6%)PM(4%)MO(4%)
ここの中で不安なのは決算ミスっているWMTでしょうか
VDCはここ一ヶ月で+3.2%です。半年だと-6.5%ですね
配当利回りは2.59%でまずまずです
ヘルスケア全般ならVHTも良いかもしれません
こちらも半年で-5%ですが一ヶ月だと+6%です
組入銘柄はJNJ, US, PFE, ABBV, LLY, MRKなどです
配当利回りは1.3%ですね
このようなディフェンシブな側面を持つものを少し見て配当ももらいながら
SP500のような本命を買う準備をしていきたいです
まずは今日のCPI発表ですね