ペプシコが決算結果を発表しており、ぱっと見良い結果でした
前回の記事でも述べたとおり
この発表でサプライチェーンの乱れでガイダンス引き下げ、、などなったら
しばらく大荒れを覚悟していました
結果としては今回は良しですが
インフレの足音が聞こえてきていると思います
ペプシコ、同社のティッカーシンボルは$PEP です
生活必需品セクターに位置します
ペプシがダントツで有名ですが
トロピカーナ
マウンテンデュー
またレイズやドリトスといったチップスのブランドを持っています
結果はほぼ良し
結果はこちらからも確認できます
2021Q3 | 結果 | 予想 | 評価 |
EPS | $1.79 | $1.73 | ⭕️ |
売上高 | $20.2B | $19.4B | ⭕️ |
売上高前年同期比+11.6%
外出が増え需要が好調だったとのことです
飲食店やスポーツ競技場でペプシコのコーラなどが多く売れた模様です
北米、南米、欧州などで大きくプラスとなりました
売上が大きくなった一方で利益があまり出ていない箇所が気になります
一方でガイダンスは未達でした
EPS: $6.20 VS 予想 $6.24 ❌
6.2という数字は前回の決算と全く同じのため
引き上げを全く行なってないことになります
利益が上がらない可能性ですね
株価は特に反応せず
株価は一回下がった後
市場の上げに伴って上げましたが
特に大きな反応なしです
気になる発言
サプライチェーンの乱れ、原価高に対するアクションとして
来年初めのドリンク・スナックの値上げを示唆していました
インフレの足音と、消費者への波が確実にきています
今回の決算では
物価高に勝った!と述べていましたが
要するに消費者への転嫁により、次からもインフレをやりくりしようという魂胆です
インフレは一過性・特定のセクションだけだと
パウエル議長は述べていましたが
どうも違うような雰囲気ですね
引き続き決算は見逃さずに
第3四半期決算が少しずつ動いてきています
一個一個見て行き、インフレに対しての懸念や対処など
会社が動けているかはよく見る必要があります
本日10/6(水)はリーバイ・ストラウス($LEVI)が決算です
ジーンズの最大手ですね
いうまでもなく、サプライチェーンと密接な関係があります
ペプシコと比べても商品の加工の過程が複雑なため
より流通の状態には敏感かと思われます
彼らが、今後の見通しに対して何をいうのか
コンテナ船は使えるのか
クリスマスシーズンは計画通りに物を売ることができるのか
引き続き他の企業の決算とカンファレンスコールに注目です
なお、ここ一ヶ月くらい株の売買はほとんどしていません
最低でも10/18、あるいは11/4以降に動き出そうかなと考えています
それほど、今の状況は簡単ではないと思っています
含み損では全くないので、安心して投資ができているなという感想です
コロナショックを得て、リスク管理やお金との向き合い方で少し成長できたかなと思っています