Microsoftが2022年度第1四半期決算を発表していました
ティッカーシンボルは$MSFTです
この企業の最大の特徴は、なんといってもバランスのよい売上構成ですね。
前回の決算は需要の先取りによりよる成長悪化や
Azure伸び悩みの可能性があったのですが
蓋を開けてみればなんのその、全く問題ない内容が今回も展開されていました
決算結果は問題なし
詳細はこちらからです
非常に見やすいサマリですね
2022Q1 | 結果 | 予想 | 評価 |
EPS | $2.27 | $2.07 | ⭕️ |
売上高 | $45.3B | $43.97B | ⭕️ |
売上高前年同期比: +22.0%
まだ売上が+20%越えで伸び続ける、化物企業ですね
売上高の内訳は以下です
1. Productivity and Business Process
Office 365(WordやPowerPoint), Dynamics, LinkedIn などの売上
-> $15.0B (YoY +22.1%)
前四半期より上昇です
2. Intelligent Cloud(Azure, Windows Server など)の売上
-> $17.0B (YoY +30.6%)
前四半期からは下がりましたが、依然として高い成長率を続けています
Azureに限って言いますと
売上高成長率 YoY +50%です (いつも売上高自体は公表されていません)
成長が鈍化鈍化言われていますが、50%成長なら文句言われる筋合いはないと考えます
3. More Personal Computing(Surface, Xbox, Bingからの広告)の売上
-> $13.3B (YoY +12.4%)
需要が供給を大きく上回っているとのことでした
Xbox Series X の出荷が頑張っているっぽいです
年末には最強のラインナップで臨むということでして
クリスマス週間のゲーミング競争に期待ですね
いくつかの主要な数字としては
LinkedIn会員数はYoY +160%
PowerPlatformの月刊アクティブユーザー数はYoY +76%
など、すごいですね
四半期純利益は初めて$20Bを突破しています。恐ろしいですね
収益化する力がますます大きくなってきているように感じます
ガイダンスも非常に強気でした
次期売上高: $50.15~51.05B VS予想 $48.92B ⭕️
カンファレンスではインフレについて言及がありました
テクノロジーはデフレ圧力を生むため、インフレへの対応策となる
そしてそれはMicrosoftの環境がまだ明るいことを示す
といった論調ですね
生産性の向上のために企業は躍起になり、そこでMicrosoftのソリューションgな使われるはずだ
という意味です
またセキュリティ分野では自社開発のエンドポイント防御に乗り換えると言ったことを述べていました
顧客に対してはクラウドと、他プラットフォームを横断するEnd2Endのセキュリティを構築し、売っており
クラウドストライクと戦いをおっぱじめています
サプライチェーンの乱れに対してもうまく対応してそうです
PC販売分野にも問題なく影響を避けていました。
カンファレンスでは、需要の方が強いからといった旨の説明がされていました
株価は上昇
株価は決算を受け、上昇基調にはいっています
最高値更新中ですね
決算後に下がることの多い銘柄ですが、今回は好反応でしたね
私が初めて買った時は$100少しだったと思いますが、、今では$300超えです。
改めて恐ろしい企業だと感じます
他GAFAMと比べて買える銘柄
GAFAMで考えてみますと
Amazonが前回の決算でミスしていましたね
また今回の決算では$FBがミスをしていました
Googleの決算は問題なしが続いています
GAFAMの中でも明暗が分かれてきていますが
MSFTはまだ余裕があるようにも感じます
特にMSFTは他のネット企業とは違い
広告による収入だけでなく
PCやゲームの販売
ソフトウェアの販売
SaaSでのサービス提供
クラウドサービスの提供
と非常に幅広い収入源を持っています
これが意味することは、一つの収入が少し減っても
他の分野でカバーもできるため、総合すると売上が減らずに経営できる可能性がある
ということです
他GAFAに比べると少し華はないのですが
不景気でも確実に伸びていくような銘柄だと思っています
今から買うのも良いですが
株価は高値圏のため、多くポジションを取りすぎない方が良いかと感じます
今後も動向には期待です