エクスペディアが2/9の引け後に2022年度第4四半期決算を発表していました
ティッカーシンボルは$EXPEです
旅行をする人にはおなじみの、オンライン予約サービスを提供している会社ですね
航空チケットやホテルの予約などで使ったことある人も多いのではないでしょうか
なお傘下にトリバゴや
ホテルズドットコムなども抱えています
これらはもともとの創業国が欧州とかで違ったり
ホテルズドットコムはオンライン以前の長い歴史があるのですが
時代の流れで合流したりと、事情は様々です
エクスペディア自体はもともとマイクロソフトの予約システムですね
それがスピンオフされたような形で今に至っています
売上高自体は世界2位
オンライン予約システムとしても世界で2番目の歴史
など実は結構大きな会社です
一方でチケットトラブルとかはしょっちゅうであり
格安旅行マニアにとっても鬼門かもしれないサービスですね
特に航空券はイーチケットを出してくれなったりして
名字と名前の順番が違うといった問題にかち合うことも決して少なくないです
結果はダメ
詳細はこちらから参照できます
2022Q4 | 結果 | 予想 | 評価 |
EPS | $1.7 | $1.71 | ❌ |
売上高 | $2.62B | $2.69B | ❌ |
売上高前年同期比: +15%
総予約数前年同期比: -2%
総宿泊日数 7460万泊 +19%
予約状況は好調でしたが
10月のハリケーンIanや
年末の大寒波での予約キャンセルが影響したとのことです
アプリ利用や会員数は過去最高であり
1月の宿泊総予約は2019年比で約20%増でした
ここから旅行需要は年初からとても強いと考えられます
また中国での新しいパートナー発掘も順調であり
中国での開放も相まって2023年は明るいと発言していました
2022年9月末以降、520万株の自社株買いを実施しています
また2023年には約1,800万株の自社株買いの枠が残されているとのことでして
今年も自社株買いは継続予定です
コールでも2023年の調子の良さに度々触れてましたね
QAではこんなに強いことがあるのか?と聞かれてましたが
なぜかよくわからないけど、インフレとか不景気懸念とかそんなの関係なしに
とにかく需要が強いと説明がされていました
株価はアフターで下落
アフターからダラダラと売られていき次の日も売られ続けました
1月入ってからだいぶ上がってきていたので利確売りの側面もある理解です
月曜は地合いもあって回復しましたね
EXPE自体は最高値から-47%ですね
この銘柄自体はグロースというわけではないですが
ハイテク銘柄ではあるので、利上げの影響を強く受けた銘柄となっています
旅行銘柄を物色しておくこと
この銘柄は去年は割と人気がなかった銘柄です
理由としては利上げからの引き締めにより不景気になり
不景気になると当然旅行がはるので
この会社の売上も減るというのが基本ロジックですね
ただ直近の雇用統計と
1月の記録を見ますとまだまだ旅行需要は旺盛ということがよくわかります
今後不景気にそうかんたんに突っ込まないのであれば
プラス+10%くらいは狙える立ち位置にあるのかもしれないです
これと同じことはエネルギーセクター荷物欲言えますね
順調に不景気になるのであれば、当然この銘柄は買いではないです
判断は2/14のCPIの数字を見ながら、、といった感じになります
この数字が案外高かった場合、全体的に株式市場が沈没しますが
エネルギー銘柄やこのような旅行銘柄は復活する可能性がまだあります
これらを考えながら今後の動きを考えていきましょう
なおEXPEはハイテク系なので金利上昇には弱いとされています
単純に旅行銘柄を見たい場合は
MARのような持たない経営をしている銘柄や
ALKのような航空銘柄になってくるかと思います
ただ、MARは結構回復しきっているので
まだコロナ前に戻りきれていない航空銘柄とかのほうが面白いかもしれませんね
クルーズ銘柄CCLもありますが、増資に次ぐ増資で株がだぶついており
ここから2倍!のような上昇は少し考えにくいです
CPIの数字次第ではこのような銘柄に入れる準備をしておこうと思ってます