資産運用

[DAL] デルタ航空 2022年度第1四半期決算良し 買うなら旅行銘柄か

投稿日:2022-04-14
更新日:

デルタ航空が2022年4月13日に2022年度第1四半期決算結果を発表していました
ティッカーシンボルは$DALです

同社は米国を拠点にする航空会社して
経営が難しいと言われている航空会社のうち
比較的健全に運営されている会社の一つです

航空会社は飛行機という超巨大な資産を抱え込むことになりますので
それを使えない時の赤字幅というのはどうしても大きくなりますね
一方で潰れてしまうと国としても困ることが多いので
国の救済が入りやすい企業でもあります

前回の結果はこちらです
原油高によって赤字転落が懸念されていました

結果は良し

結果はこちらからも確認できます

2022Q1結果予想評価
EPS$-1.23$-1.33⭕️
売上高$ 9.35B$8.74B⭕️

売上高前年同期比+125%
コロナ前の売上高と比べると -11% です

内訳としては
・Passenger売上高: $6.9B 、19年同期比 -25%
・Cargo売上高: $289M、19年同期比 +51%
・Other売上高 : $2.15B
でした。貨物はとても伸びていますが、全体の売上に占める割合は僅かなので
人をどれだけ乗せられるかが今後重要になってきます
チケットの中だとPremium productsの方が通常のそれより回復が大きいです
富裕層が乗り回している感じですね

Othersの内訳はRoyalty Program(高級会員)などですが、
面白い小ネタとしては製油所もデルタ航空は持っており、売上を出しています
中東の航空会社はよくこのようなやり方をしますが、米国だと珍しいです

製油所の売上が$1Bですから、なかなかの比率だと思います
原油高の恩恵も少しは受けるかもしれないです

1月、2月は営業損失が出たが3月は黒字転換したとのこと
3月は提供座席数が10%少ないにも関わらず2019年3月の売上を超え過去最高になったと、見事ですね

オミクロン株に対して非常にうまく立ち回れたとコールで述べていました
オフィスの再開、出張需要改善、価格に対して強気
などなど。プラスのニュースが大きいです
ヨーロッパではほぼ入国制限撤廃になっている状態に加え
シアトルやロサンゼルスでの新しいターミナルオープンも好材料です

オフィス再開は色々意見がありますが全体的な風潮として、ですね
出張比率は2019年の半分くらいまで戻ってきたとのこと

燃料価格の上昇の影響は当然ある一方
春休みの好調な経済により顧客の需要の勢いが増しており
6月には強い利益を取り戻せると発言していました

また、賃上げなど労働力の確保が難しいのが米国の現在ですが
それに対しても2年くらい前から積極的に動いており、確保はできているとのことです

売り上げを19年と比べて見ますと
国内線: -17%
南米: -21%
欧州: -50%
太平洋: -78%
ですね
欧州路線、太平洋路線が徐々にですが戻ってきました
やはり太平洋路線の戻りが悪く、ここが鍵になりそうです
欧州・大西洋路線はQ2で力回復してきたとの発言です
太平洋路線に関しては中国日本が問題とのことで
おそらく秋ごろにOpenになるのでは、と述べていました
Openになると一気に回復するのはオーストラリアや韓国の事例から読み取れます

また5/1から賃上げを行うとのことです。こちらもGoodです

ガイダンスは上方修正です

2022年Q2ガイダンス
売上高:$12.89B 〜 $11.63B vs 予想 $11.54B ⭕️
2019年は$12.51B なのでついにコロナ前を越える水準になりました
雪解けです。よかったですね

株価は上昇

株価はこれを受けて上昇しました
一ヶ月でみると+27.91%ですね

いつも通り他の航空株も連れ高ですね
DALの決算はいつも他の航空株に影響を与えます
例えばアラスカ航空($ALK)は以下です

アメリカン航空($AAL)も良い決算だったので大幅上昇です

この明るい見通しから、カーニバル($CCL)も上がってきました
CCLはいつもDALの決算に影響を受けています

全体的に旅行関係はプラスだと評価されていますね

ABNB(AirBnB)も大きく上がっています

株を買いたい人にはおすすめか

良いニュースとしては旅行関係のリベンジ消費は好調、ということですね

インフレ下にも関わらず人々は旅行などに積極的にお金を落としている、と
CPI発表の際にも言われていました

なので旅行関係はプラスですね
ちなみに、その代わりに消耗品の一部
例えば食料品とか家電とか
そういったものの消費は多少落ち込んでいる模様です

つまり 体験 > もの
のような消費の転換が行われていることは事実です
実際カンファレンスコールでもそう明言されていました
カーニバルのような観光銘柄などに有利な状態ですね
デルタ航空もこのような状況で恩恵を受ける銘柄です

ただインフレは継続中なので
そのうち全体的に消費が鈍る、すなわち旅行にも人々が行かなくなる
ような状態にもなる可能性があることは事実です

またFRBが5月から0.5%の利上げを行うこともほぼ確実です
利上げは全体的に株式にとってマイナスなため大きな売りになる可能性があります
その時に真っ先に売りの対象となるのはハイパーグロース銘柄のような赤字企業なのですが
それらに巻き込まれて$DALのような好調な銘柄も落ちていくかもしれないです

なので、業績が良かったり
コロナウイルスの影響から回復できていない銘柄で
これから1年くらい有望だとしても
利上げ局面といった理由で必ずしも株価が上がるとは限らないことを理解しておく必要があります

もしそのような状況でも株式を買っていきたいならば
おすすめの銘柄のうちの一つになるだろうと思います

ただ、必ずしもずっと市場に足を突っ込んでおく必要はないので
買わないなら買わないとしてこの夏〜秋をやり過ごすのも手です


他に買うとして個人的におすすめできるものは
原油・穀物・肥料系など結構高騰しているものばかりです
一方で利上げも怖いので、様子も見つつ大丈夫そうなら少しずつ買い増ししていきましょうかね



test

test

-資産運用

Copyright© サラリーマン米国株投資記録 , 2022 All Rights Reserved Powered by STINGER.