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COIN 資産運用 銘柄分析

[COIN] コインベース 2021年度第2四半期決算結果 良いが第3四半期の見通し悪い

投稿日:2021-08-11
更新日:


Coinbase Globalが2021年度第2四半期決算を発表していました
同社は暗号資産・仮想通貨の交換所大手となっています

2021年の最大IPOとして知られていましたね。4月に無事IPOされていました

決算の数字はとても良い

詳細はこちらを参考にしてください

EPS: $6.42 VS 予想 $2.24
売上高: $2.23B VS 予想$1.77B
売上高成長率: +1095% YoY (+24%QoQ)

EPSがとんでもない数字になっているのは特殊要因ですね

Trading Volume(取引高): $462B(+38% QoQ)
内訳: BTC 24%、ETH 26%
BTCは第1四半期は39%だったのでそこからは減少
ETHの取引量が初めてBTCを上回りました

Monthly Transacting Users(月間取引利用者数): 8.8M(+44% QoQ )
Verified Users(登録者): 68M

数字としては上記の資料でのこの表を押さえておけばよいかなと
全体として右肩上がりなのがよくわかります



機関投資家の売買も個人に加えて増えており
世界での運用資産残高上位100のヘッジファンドのうち
10%ほどが顧客になっているとのことです
数字としては9000以上の数ですね

機関と個人の割合で見ますと

機関投資家の取引高が+47%
個人投資家の取引高が+21%

といった具合です
$COINは個人投資家の方が手数料の割合が高いため
第2四半期の取引収入の95%近くがこの取引高を占めているということです


なお7~9月の第3四半期の取引高は減少との予想です
7月は低調
8月も7月よりマシだが年初よりは低調
といった具合ですね

一方で通期の平均月額取引利用者数の見通しは従来から引き上がっています

株価は辛うじてプラス

株価はアフターで+0.82%でした。ほぼ影響なしですね

長期的に見ると以下の感じです
まだIPO後の下落から回復できていません
この傷が癒えるのは随分時間がかかりそうです

ビットコインの未来とともに

コインベースは仮想通貨の値段に合わせて大きく上下する企業です
仮想通貨の規制などにどうしてもつられるので、こららのニュースも要確認です

ビットコイン、仮想通貨についての今年のニュースは以下でしょうか
-中国での規制強化        ❌
-Teslaでの決済利用撤回      ❌
-Amazonでの決済利用ガセネタ  ❌
-ウルグアイ・エクアドルの法定通貨化 △
-ビットコインETFの承認されるか ⭕️ / ❌


中国の規制強化は周知の事実ですね
これにより採掘の現場は南米に逃げています

Tesla, Amazonは決済での利用が撤回(ガセネタ含む)されています
環境を気にする企業ではBTCの採掘で電気代がかかることが嫌気です

ウルグアイやエクアドルでの法定通貨化は今はあまり気になりませんね
国が持つ仮想通貨が増えてくると需給の問題から値段は上がりそうですが
まだこれらの国なら無関心です

最近はビットコイン先物ETFについて承認の可能性といったニュースが出ていましたね
新しいビットコインETFについてもまた(昔と同じの)申請が最近でていました
これらが承認されるとBTC 1000万円にも行くのでは、と噂されています

さて、BTCのチャートも見ておきましょう

中国規制からの底は脱したように見えますね

ETHは以下です。
こちらのほうが調子が良いようにも見えたりします
最近アップデートがあり好調です


なお仮想通貨は株と同様に10,11,12月に上がるアノマリーがあります

$COINは7,8,9月に業績を落とすとのことなので
その後の年末10,11,12月に仮想通貨とともに株価が上がっていくと面白いかもしれませんね

個人的には
この銘柄は上場ゴールだと思っているので
今買うことはしません。買うならBTCを直接買うほうがまだマシかなと感じています

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