投資家にとって因縁のある9月に入りました!
私自身は去年9月で大きく資産を減らし
減る前の水準に戻ったのは11月でした
今回もこうなるかは注目です
その前に恒例のパフォーマンス確認をしてみます
8月中盤のパフォーマンス確認はこちらです
今回も出来高は小さい中力強く上がりましたね
毎回毎回上がっているので本当に驚きです
今月は21:30の雇用統計次第ではテーパリングが早まると言うことで
悲観的な予想が強くなってきています
いつも通り少し市場を観察し戦略を見直してみましょう
以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます
個別株はどうしてもノイズが出てしまいますからね
VTI
VOO
QQQ
ARKK
HDV
SPYD
IWM
見た感想としては概ね好調です
HDVなどの高配当オールド系に比べて
ARKKやSPYDなどの小型グロースが頑張っているように見えます
一方でそれらの出来高は小さく、遊ばれている可能性もあるので要注意です
方向性がわかるまでは大きく振り込まず行きたいですね
VTIは問題なく上昇
ずっと安定したパフォーマンスを出してるVTIです
何度も何度も繰り返しですが本当にVTIだけ握っていればいいんです
相変わらず相変わらず最高値更新です。 +2.80%。素晴らしいですね
長期で見れば安泰なので引き続き力強く握れているといいかなと思います
VOOはVTIにやや劣るが直近は伸びる
こちらはS&P 500です
今年はVTIに比べて伸び悩む傾向がありますね
今回もそれにそぐわず、、ほぼ誤差ですが
直近の上げは小型株主導のところもあったのでその影響かなと思います
QQQはVTIを超えて力強く上昇
QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はGAFAMが4割弱
後はTeslaやNVIDIA, Paypal, Adobeのような大型株が入っています
一方ZoomやCrowdStrikeのようなハイテクグロース株は含まれていません
成績としてはQQQ>VTI > VOO ですね
8月上旬は大型ハイテクから資金が抜けていったのですが
後半から力強く伸びて行きました
好決算出していたNVDAなどが強かったですね
ARKKも直近で力強く上昇
ARKKは今をときめく新しい技術・あるいは新興企業に投資するETFです
最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
TSLA TDOC ROKU COIN U ZM SHOP SQ
などなどです
ZMが決算で大きく下げたのですが
このARKKでも構成比率が小さくなっています
QQQよりも強い成績を出していたので驚愕するところですね
HDVはヨコヨコ
HDVは大型オールド銘柄で構成されています
他に比べるとパフォーマンスがいまいちですね
最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
XOM, JNJ, VZ, CVX, PG
などなどです。これで30%くらいですね
セクターとしては
エネルギー
ヘルスケア
生活必需品です
ARKKなどの上昇に対してこちらは強さなしです
1ヶ月間特に変わりなしです
高配当オールド株は不景気で輝くのですが
まだ市場は不景気を察知していないと言うことになりそうです
SPYDは$40維持
無名の高配当詰め合わせのSPYDです
直近の上げによって$40を引き続き維持しています
ジャクソンホール後も上がり、好調維持です
最近は小型銘柄が急騰することがあり、その影響もうけてそうですね
IWMも上昇
IWMはラッセル2000に連動するETFです
ラッセル2000は米国市場の時価総額約10%,
時価総額の上位1000~3000位が集まっているものです
要するに小型銘柄詰め合わせですね
小型銘柄は景気の煽りを受けやすい(倒産しやすい)ため
市場全体の指数に対して先行するような動きをします
ジャクソンホール後に安堵のような上がり方をしています
炭鉱のカナリアとしてみますと、まだ市場は大丈夫と捉えることができます
経済状態を見極めたい
米国債10年利回りは直近はレンジです
ジャクソンホールあたりで一度上がるも経済指標がイマイチで
また下がる、のような動きをしてます
ドル円は直近では動きがないですね
ビットコインはひたひたと数字を回復してきていますね
特にイーサリアム が非常に強い数字を出し続けています
一方で米国では新型コロナのデルタ株が再び大きく蔓延し
感染者が日に日に増加しています
死亡者も確実に増加しています
このチグハグの状況の下、テーパリング発表が来るのかを注目したいですね
雇用統計はそんなに強くないと思います
その場合、テーパリングは11月くらいになりそうですが
11月頃にコロナウイルスのデルタ株や変異が猛威を奮っている、、のような可能性もゼロではないと感じます
つまりまだ行き先はわからない状態です
現金も蓄えながら、まずは今日の雇用統計の数字を見極めたいと考えています