7月が始まりましたね
2021年はもう半分が過ぎたことになります
そして第2四半期の締めが6月末の企業が多い為
7月半ばから決算ラッシュがまた始まることになります
初めは金融系や航空系が多いのですが
予定を確認しつつ
持ち株の具合も精査しながら臨んでいく必要があります
個人的に目を向けている決算を以下にまとめておきます
これらの多くは決算について記事を出すと思いますが
まずは、どんなものを見ているのか備忘録として置いときます
7/5週
この週は注目決算はないです
逆に言うと安心していられる最後の週となります
7/12週
7/13(火)
この日から決算シーズン本格化です
決算予定の企業と見所は以下です
金融
ゴールドマン・サックス($GS)
JPモルガン・チェース($JPM)
飲食
くら寿司USA($KRUS)
生活必需品
ペプシコーラ($PEP)
金融セクターは前決算は非常に好調でした
思い返せば4月、ここから景気の回復が大きく示唆されて、
結果多くの企業がポジティブサプライズを出す結果になりましたね
今回も似たような傾向になることを祈ると言った意味でも注目したいです
この金融二社は今2強と言われており
金融セクター全体の決算は他金融セクターの結果を想像させてくれるものにもなっています
飲食は最近好調のくら寿司米国を見ておきます
前回の決算は、2月以降の客先増加により予想を上回りました
売上YoY +60%といった立派な数字を出していました
米国在住の友人も最近は満員だとぼやいていました
この調子で今回も好調なのではと想像します
ただ、好調が想像される時はよっぽど予想を上回らないと
株価が上がらない時もありますので
株価が上がるかどうかは別問題と見ておいた方が良いかもしれません
生活必需品セクターはペプシコーラです
(ペプシが本当に生活に必要なのかはおいておきますが
飲料メーカーはここに位置することが多いですね)
前回は好調な決算でした
巣篭もり需要で決算が良くなったと思いきや
コロナから回復しても外食産業でのプラスが来たり、と面白いことになっていますね
家でも外でもペプシを飲む、といった生活スタイルが少しできた可能性もあります(やがては健康ブームで消えるかもしれません)
ペプシが好調だとコカコーラも好調だろうと予想するのは難しくないですよね
見ておくべき銘柄です
7/14(水)
金融
バンク・オブ・アメリカ($BAC)
ウェルズ・ファーゴ($WFC)
航空
デルタ航空($DEL)
金融は13日の惰性で見ときます
今後金利引き締めを唆すことが多くなってくると思いますが
そういった時に助けてくれるのも金融セクターなので
調子が良ければ持っておくのも一手ですね
この日の目玉はデルタ航空です
米国で最もバランスシートがましな航空会社です
航空会社はコロナ後も海外旅行が進まず、まだ大きなダメージを引きずっております
米国内の旅行は増えていると聞きますが、デルタも4割程度は海外路線なので
そこからの利益はまだありません
今回の決算も赤字は間違いありません
問題はその赤字幅がどれくらいなのか、そして今後の回復見込みは、といった点です
赤字幅は予想EPSと実際の数字比較をします
ガイダンスで今後について触れてくれると思うので、そこは注視しておきます
上の数字の鍵になってくることは
法人需要はどれだけ戻ったか
6月から飛行機真ん中シート解禁したが、それによる利益はどれくらいか
といったことでしょう
同社は第3四半期,つまりこの次の決算から黒字転換を行っていました
その当初の見込みから更に遅れることになると
株価はだいぶ厳しいことになるのではと予想します
7/15, 16(木、金)
特にめぼしいものは今のところないです
7/19週
大型がやってくる週ですね
今をときめくテスラも出てくるので大忙しになります
7/19(月)
ハイテク
IBM($IBM)
7/20(火)
巣篭もり
ネットフリックス($NFLX)
タバコ
フィリップ・モリス($PM)
生活必需品
テスラ($TSLA)
7/21(水)
航空
アメリカン航空($AAL)
ヘルスケア
ジョンソン・エンド・ジョンソン($JNJ)
生活必需品
コカ・コーラ($KO)
通信
ベライゾン($VZ)
7/22(木)
飲食
ドミノ・ピザ($DPZ)
素材
フリーポート・マクモラン($FCX)
ハイテク
インテル($INTC)
ツイッター($TWTR)
通信
AT&T($T)
7/23(金)
金融
アメリカン・エクスプレス($AXP)
エネルギー
シュルンベルジェ($SLB)
7/19はIBMが注目です
前回の決算の内容は良かったです
クラウド系や買収したRedhatが稼ぎ頭ですね
引き続き決算内容が良いことを期待します
7/20は大きいのが二つありますね
NFLXは前回大きく期待外れ決算でした
契約者数とその見通しが予想を大きく下回っていたからです
今回は期待を上回る決算が出せるか注目です
そしてTeslaも同日です
中国のリコール問題や半導体足りない問題もありますが
財務的にはだいぶまともな企業になってきた印象を受けます
納車台数的に今回も決算はクリアしそうです
今後はベルリンやオースティンの工場に関するアナウンスに注目です
フィップモリスは持ってはいないのですが
高配当銘柄のETFによく組み込まれているので
内容は軽く確認予定です
7/21はアメリカン航空を一応見ておきましょう
こちらも赤字垂れ流し中でして、決算内容もよくありません
今回に改善の兆しが見られるのかを注目です
ジョンソンエンドジョンソンも老舗なので特に大きな意味はないのですが
ワクチンにケチがついたりしているので、一応眺めておきます
この会社にとってワクチン問題はほぼ無傷なのですが、一応
コカコーラはペプシコの答え合わせですね
こちらも老舗なのであまり大きな心配はありません
ただ、決算ミスが続くと危うくなってくるので軽く確認です
ベライゾンは前回の決算はよかったです
今回も景気回復に伴って良くなることを期待します
こちらも保有はしていませんが、高配当ETFの中心になったりするので決算内容の確認は必要です
7/22はドミノピザを見ておきましょう
前回の決算は予想より悪いものでした
コロナ回復により需要がどれくらい減ったのか、チーズ価格の高騰による影響は、など注目です
もしドミノピザが悪いとなると、やはり人はレストランでご飯を食べるようになっていると考えられるので
例えば$CAKEのような株価を買っておくと、良い結果が出るかもしれないと予測できます
フリーポートマクモランは素材の会社です
前回の決算内容は良かったです。今回も良いことが期待されます
この会社の数字が良いと、銅やモリブデンのような素材がよく売れている=他の会社も景気が良くて生産ができている
といった推測を立てることができます
インテルは半導体の会社ですね
直近はかなり怪しいと考えます
半導体不足が今年の下半期まで続くと予測されており
2023年まで元に戻らないといった噂が立っております
そのような状況下なので数字はあまり良くないと推測されますが
半導体不足に関してどう言ったコメントを出すのか、注目です
Twitterは前回の決算の数字自体はよかったですね
SNSマーケティングに関してはFBの大きく後ろにいる為
まだまだ伸び代はあると考えられます
今回も好調をキープしつつも、予想を大きく超える数字が出てくれると嬉しいですね
AT&Tは減配について、だけです
まあ減配なのですが、どう減配していくか
いつ行うのか、それだけ聞ければ良いです
新規契約者は増えていると考えられますが、多分株価はもうそこでは反応しません
7/23はアメリカンエクスプレスを見ておきます
前回の決算はとても良かったです。今回も良いと予想します
本企業が好調だと、当然VやMAも好調だろうと考えられます
人々が街でカードを使うようになっていると言ったことですからね
一方でAffirm等の台頭で若者のクレジットカード離れが噂されています
ここに対して何かコメントがあるのか、注目です
シュルンベルジェはエネルギーの中で井戸元調査といった超上流工程を担当しています
決算自体は前回はGoodでした
黒字回復に戻ってきた企業ですが、今後も黒字を維持できるか(そのはずですが)期待です
今のところは以上となります
また決算が発表されたらそちらの記事も作っていくので
このページを見ながら今後の決算を経験し
そして、株を売るべき時を考えていきたいですね