6月も本日で終わりです
毎月、月初は調子が良く月半ばから終わりにかけて相場は崩れることが多かったのですが
今月は大きな崩れはなかったですね
また6月は相場が弱いとも言われていましたが、それも今年は感じさせない好調ぶりでした
ということで今月のパフォーマンスを確認してみましょう
このパフォーマンス確認は半月に一度行っております
そのペースで行うことでここ半月の戦略が正しかったのか確認でき
次の相場につなげられると思っています
今回も以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます
個別株はどうしてもノイズが出てしまいますからね
VTI
VOO
QQQ
ARKK
HDV
SPYD
これらを見た感想としては
6月前半同様小型株やハイパーグロース株に人気集中が続いた印象を受けます
つまり6月前半の空気がほぼそのまま受け継がれていると言った印象です
(SPYDだけトレンド転換しましたが、後は一緒です)
景気敏感株やオールド株は引き続き売られたイメージです
このまま業績相場に突入するといよいよオールド銘柄の出番がなくなってくると考えられるので
少し医薬品系を入れたりするなど
ポートフォーリオの調整も配慮した方が良さそうですね
VTIは大きく上向き
ずっと安定したパフォーマンスを出してくれるVTIです
米国上場株全てを包含しています。1ヶ月では以下
プラス2.12%でした。上場後最高値更新中です
6/18に一回大きく下げ、このまま一気に転落すると思いきや
次の日には完全に回復してまた伸びていく、素晴らしいチャートでした
いま$216あたりで待ち構えている指値が結構あるのですが
ここ1ヶ月ではかすりませんでしたね。残念
理由としては引き続き、小型株に資金が流入したのが大きいかなと
小型株は大型と比べて資金流入すると株価は上がりやすいので
それが大きく現れたのかと推測します
このまま好調の7月に突入できるか、注目ですね
VOOはVTIとほぼ同じ値動きだが少し下がる
こちらはS&P 500です
動きはほぼVTIと同じでしたが少々アンダーパフォーマンスです
直近では小型株に多く資金が入り
オールド系のような大型株が売られたため
最終的にVTIよりやや低い成績となりました
QQQは復活が続く
QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はGAFAMが4割弱
後はTeslaやNVIDIA, Paypal, Adobeのような大型株が入っています
一方ZoomやCrowdStrikeのようなハイテクグロース株は含まれていません
先月は大きくVTIをアンダーパフォームしていましたが
この1ヶ月は大きくアウトパフォームでした
特にAdobe、Tesla、そしてなんといてもNdiviaが圧倒的に引っ張りました
1ヶ月で20%上昇です。化け物ですね
さらに今後Amazonがもし上昇トレンドになると
ずっとレンジ相場だった恩恵を受けてかなり大きく吹くと想像します
そのためまだまだ伸びる余地は十二分にありますかね
NVDIAは以下でした
ARKKも爆上げが続く
ARKKは今をときめく新しい技術・あるいは新興企業に投資するETFです
最近の構成銘柄は
TSLA 9.58%
ROKU 6.2%
TDOC 5.94%
SQ 4.46%
ZM 4.45%
SHOP 4.34%
そしてCOINが新しく構成銘柄に入りました。3.68$です
この中で低迷していたのはCOINだけでしたが
ARKに買われたこともありこちらも大きく上昇していきました
6月はハイテクグロースに大変強い相場でしたね
もしかすると今後業績相場になった時に
強い銘柄はここのあたりだと踏んで買われている可能性もあります
HDVは下げが続く
こちらはARKKとはいつも真逆ですね
ARKKが好調な一方、こちらは下げでした
HDVは大型オールド銘柄で構成されています
XOM 8.83%
JPM 6.76%
JNJ 6.57%
VZ 6.22%
CVX 5.74%
セクターとしては
エネルギー
ヘルスケア
生活必需品
金融
で6割といった感じです
これらのセクターがここ1ヶ月不調で
先述のようなハイテクグロースが引き続き好調
ということが鮮明に理解できたかなと思われます
SPYDも下落に
SPYDは無名の高配当小型銘柄の詰め合わせです
ここが唯一の6月前半からの更新点です
なんとSPYDも株価が下がり始めました
つまり小型株の中でも買われたのはARKKに代表されるハイパーグロースだけだったということがよくわかりますね
このまま値が下がっていくのならばどこかで買い増しも検討したいなと思います
ハイテクグロースの時代が再びきたのか
正直ここまでハイテクグロースが伸びるとは思っていませんでした
今後の業績相場で強いのはこれらの銘柄だと思われているのかもしれません
対して移動系・航空系・レジャー系は相変わらず元気ないですね
これらの銘柄は果たしていつ日の目を見ることになるのか、こちらも要チェックです
($LYFTとかはだいぶ上がってきたので良いことです)
さて、7月相場への取組ですが
7月相場は一般的に高いと言われております
そして2021年の最後の儲け場になるかもしれません
恐らく8月は夏枯れ相場、そして8月後半にジャクションホールでの会合があり
テーパリングについて何かしら触れられると考えれらます
その後9月も一般的に相場が危ないと言われているので
結構注意を払うべき状況が続くのではないかなと思います
ボーナスを突っ込むのは10月以降にしたいなと考えている次第です
あとはかなり期待している$ASTRがDe-SPACして上場となります
これを皮切りにBlackSkyも7月中に上場予定です
宇宙銘柄が上場してくることで
相場の中で人気はどのように変わるのかも非常に興味深いポイントです
ブームになって一時的に大きく上がる可能性も少なくないのでは、と個人的には感じています
一方で目も当てられず低空飛行の可能性もあります
宇宙銘柄の未来を占う意味でも、まずは明日からの$ASTRの値動きは第注目です