2022年も始まって一週目が過ぎましたね
いろいろとバタバタしていましたが
本ブログも来週からいつもの更新ペースに戻るかなと思っています
さて、米国株の投資を本年も続けていきますが
水曜日の終わりから景色は一変し
難しい相場の幕開け、、といった気配がプンプンとしています
この一週間の主要銘柄の動きを見てみますと
VTIが-2.6%
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VOOが-2.13%
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と去年最強だった二人組が肩を並べて下落しています
一方でSPYDが+3.58%
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HDVが+1.99%
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のように、去年一昨年散々馬鹿にされてきた銘柄が這い上がってきています
これらの伸びは主に
T(+6.12%)や
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XOM(+12.48%)による上げの恩恵を受けているものです
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繰り返しですが去年一昨年良いところがなかった銘柄たちが
急速に物色されてきているといったイメージです
言わずもなが、これは
2021/1/5 水曜夜のFOMC議事録によるものでして
1. テーパリング早期終了
2. 利上げを2022年に3回実行
3. QT(Quantitative Tighting) = 資産縮小の早期実行
が議論された結果によるものです
1,2は今までもよく言われてきたことでしたが
特に3が衝撃的だったでしょうか
新型コロナウイルス騒動以降FRBは積極的に米国債を買い入れて
市場にお金を供給してきたわけですが
FRBがすでに購入した債券を売却していく可能性が出てきたということです
これをうけて長期金利は急上昇し
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金利が低いうちに恩恵を受けてきたグロース銘柄
あるいは仮想通貨などはこっぴどく売られる状態になった
ということですね
ちなみに2020年から最強を誇ったARKKは-40%の下落です
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楽天のレバナスも設定来-10%ですね
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祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
とはよくいわれるものでして
2019年までは SPYD最高
2020年からは QQQ, ARKK最高
2021年はレバナス最高
などと主役がころころ変わってきました
2022年には再び、SPYDのような
今まで恩恵を受けなかった銘柄が日の目を浴びる時代が来るのかもしれません
以上のことから2022年の戦略を考えますと
多めに持っていたVTI, VOOは軽く
ハイテクも軽くする
バリュー系を多くする、ただ個別は難しいのでHDVやSPYDを増やす
クレカ投信のような積立は継続する
ただ現金は基本的に多めにしておく
のような感じでしょうか
損するくらいなら得しない方がよい、の考えは基本的に変わらず
2022年は損する可能性がずいぶんと高そうなので
現金と高配当系でお茶を濁すイメージです
多分大きく下がり続ける時はあるでしょうが
来月からマネックス証券のクレカ投信積立引き落とし開始もありますし
うまく積立額を増額してやっていけたらと思います
耐えの2022年、頑張っていきましょう
このような相場だと三菱サラリーマンさんの本や戦略が大変参考になりますね
まさにSPYDなどが大きくもてはやされ、買われていった時代です
改めて読み返してみて、大事なエッセンスが多くあると感じました