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資産運用 雑記

総悲観は続く。バリュー株投資も弱気が見えてきた展開をどう評価するか

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1/21金曜日の相場はまた下がりました
久しぶりに大きな下げが繰り返されていますね

、、、まあコロナショックに比べればその衝撃は遥かに小さいものですが
あの時は-10%くらい1日で吹っ飛び続ける恐ろしい状況でした

さて、VTIは年初来-9%になりました

ナスダックはよりひどく下落。-13%です
-10%を超えました。ちなみに弱気相場の定義は-20%として知られております
一番の高値からは-14%ほどなのでまだ弱気相場とも言えない展開
=まだ落ちることはそんなに珍しいことではない
といったところでしょうか

次のサポートラインは13,000あたりです

ちなみに、レバナスと似た動きをすることで知られている
TQQQ(ナスダック100 3倍ブル)は-30%以上です

こんな銘柄抱いていたら頭おかしくなりそうなので
個人的にはこのようなものに投資するのはお勧めできません
仮にここからナスダックが12月終わりの水準に戻っても
TQQQなどは12月終わりの水準にたどり着けないことは
このようなブルETF,投資信託の設計上有名な話です
(乱高下に極端に弱いのですよね)

さて、ここまでは1月の前半の動きと同様、、なのですが問題は以下です

好調を保っていたSPYDも年初来マイナス

HDVも同様にマイナスを割り込む

つまり、1月前半で見られた高配当銘柄への転換トレンドも消え
相場全体からお金が抜けていっている状態、総悲観に転んでいっている状態です

唯一元気なのはXOMなど石油株なのですが
これはロシアとウクライナの戦争の可能性
(ノルドストリーム2の建設中止)に連想されているのもあります
一方で現在WTI 84ドルほどですが
今年は原油価格100ドルも超える可能性があると言われており
今後の展開には要注意です

ちなみに、このようにほんの一部のセクターだけ元気な状態というのは
指数的には壊滅的に儲からないことが知られています

来週の反応次第

さて、素早く動いた投資家は1/4あたりのFOMC議事録を見て撤退を開始
その後の週くらいから少しずつ手仕舞いをしていった方も多いかと思います

私も勿論そのうちの一人なのですが
ここのあたりの動きは、コロナショックを経験していたからこそ
早めにできたことかなと感じております

株式投資を年々重ねていくことで
身を染みて経験していたことが少し生かされているのかなと思います


今後の展開については1/24の週が重要になってくることは
多くの人が感じていることでしょうか

特に1/25あたりからの決算が本格化してきて、相場に大きな影響を与えるかもしれません

1/25はMSFT
1/26はTSLA といったVTIでも比重が大きいものの決算が行われます
もしこれらの企業も良くない決算を出してしまうと
さらにVTIやVOOなどが大きく転んでいく可能性が大きいです

他にもJNJ, T, MCD, V, AXP, MMM, LMTなどの決算も大きく注目です

12月までの好調は、米国経済の好調予測に裏付けられたものでしたが

今のところ金融セクターの決算が軒並みダメで
人件費が大きく足を引きずっている現状が浮き彫りになっている状態です

ここで米国の親玉であるMSFTなども失敗していった場合
あれ、もしかして今年は経済そんなに強くないかも、、と思われてしまう可能性があります
なのでこの数字は絶対に見逃してはいけません

また、仮に良い数字だった場合一時的に大きく数字が上がる可能性がありますが
今後やってくる利上げとか考えると一時的な騙しになりうるのでそこも注意です


また1/25,26はFOMCも控えております
ここで年4四回の利上げと利上げ幅
さらにQTについてどう情報を出していくかも注目です

最も最近はFOMC後の発表自体はそんなに市場を大きく動かしているわけではないですが


配当狙いも考慮

このような環境ですと、2020年、2021年はオワコン呼ばわりされていた
配当狙いも一つの選択肢となります

ちなみにHDV, SPYDの配当落ち月は3,6,9,12月です

2月は米国株が弱いことで知られている月ですので
ここで下がった後配当狙いで仕込むことは考えてもよさそうです

値上がりは期待せず、あくまで配当だけ狙っていく考えですね

ただHDV, SPYDも高値圏であることは変わりないことは頭に入れておく必要があります

また今後暴落相場に突入すると大きく下がり
回復は他のハイテク系より遅く
株価の下がりは配当も減る
ことが一般的なので

買いタイミングは結構大事になってくるかなと思っています

無理に投資しないなら、今は現金で持っておいて
この週の反応次第で買ったりするかを考え始めても遅くはないのかなと

あるいは、投資信託積み立ての割合をちょっと大きくすることも
そのうち考えてもいいかもしれないですね

マネックス証券のクレカ投資信託も2月下旬から申し込み
3月終わりから買い付け始まりますので
もしかすると良いタイミングかもしれないです



弱気相場では高配当銘柄の積み立てと買い増しも一つの戦略となります
FIREした三菱サラリーマンさんの本も大いに参考になりますね

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