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ROOT 資産運用 銘柄分析

ROOT株 買うべきか(2020/12/22)

投稿日:2020-12-22
更新日:

Root Insurance

*本記事は古い意見です
最新の意見はこちらをご参考ください(2021/3追記)

Root Insurance (Holdings), ティッカーシンボルは$ROOT
自動車保険 × DeepLearning (含データサイエンス) の会社です
ありそうでなかった、そんな激アツの会社です。

この会社がこけたら、データサイエンス・機械学習のようなメソッドでの、データ・ドリブン ソリューションといった流行りは鎮火されてしまうのではと思います


米国で自動車保険市場は巨大

米国の自動車保有率はとても高いです。
世帯で見ると95%の世帯が自動車を持っている、といったデータがあります。
また中古で簡単に車を売買できるため、中古車市場も非常に盛んです。
私も米国在住時代、車を中古で買いに行きましたが、中古車屋さんに行ったり、大学のチラシで個人が売っているのを見てコンタクトしたり、していました
特にこのC2Cのやりとりが非常に活発です
(5年前はまだチラシでやりとりだったのですが、今は何かプラットフォームがあるのですかね。)


また。米国では自動車保険が必須でして、上記の車保有率もあって、とてもとても大きな市場です。2000億ドル以上と呼ばれています。

私も車を買うに当たって保険に入会していました。
年齢や性別・国籍・既婚かなどを入れるとそれに応じて値段が出て、何ヶ月の保険にするか選べる、といった感じです。

有名どころはGEICO, State Farm, UASSとかでしょうか
私は何も考えずState Farmにアクセスしてお金を払っていました。
この業界でナンバーワンはState Farmです。

またGEICOはウォーレンバフェット率いるバークシャーハサウェイが子会社化していることが有名です。

ここからも、非常に注目すべき市場であることがわかります。

1. アプリダウンロード
2. テストドライブ
3. 保険価格決定!となります

魅力は

非常に魅力的なソリューションを持っている会社です。

先述の通り今まで自動車保険は、保険対応者の属性で決められていました
(ある意味人種差別とも言えます。若者は事故しやすいから値段が高い、等のロジックもありますが、黒人は運転が荒い、のような風評被害があるかと。)

一方ルートは、車の中に装置をつけ、そこから得たデータを駆使して保険料を設定します
そのデータは非常に細かくとっており、機械学習等と合わさることで以前とは比べ物にならないくらい精度が高いと言われております
急ハンドル、脇見運転などもわかる

ユーザーは最初の運転期間中にこのRootのセンサから情報収集され、Rootから提案された支払額に対してアプリ上で契約したり支払ったりする、といった形になります。


今はまだ新規参入段階なのですが、(保険が高く設定されている)若い人たちの口コミで広がれば、一気にパイを広げられるような、そんな可能性があります

図が示す通り、多くのデータが集まると
より適切な保険のリスクスコアリングや顧客のクラス分けができて
優良なドライバーにはより安く提供できて
それがまた顧客を増やして
データが集まって、、、

とデータドリブンの素晴らしい循環が生まれます

直近の株価の動き

第三四半期決算はあまりポジティブに捉えられず、下がり気味の銘柄でした
ですが、保有契約は前年同期比+40%以上であり、期待はできます
保険料も前年比+50%以上のため、順調に成長できていると思えます

12月中、タックスロスセリングの対象になっているようで滅多滅多に売られていました

株価は以下の$17.7から$14まで、12月で叩かれて下がりました。


しかし、昨日に1月効果(January Effects)の先取りか、急上昇していました

$17後半までは全く問題なく買える状況だと思っています。

1月以降どうなるか、期待できるところです。目下は前の$17後半を試して、一度下がるといった動きになるでしょうか
今から仕込んでおけば来年化ける銘柄になりかもしれません



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