BKSY 資産運用 銘柄分析

[BKSY] ブラックスカイ 米国国家偵察局から受注し株価が倍へ 買うべきか

投稿日:2022-05-26
更新日:

Blacksky ブラックスカイ、 ティッカーシンボルはBKSYです

同社は業界トップクラスの低軌道小型衛星群を設計、所有、運用しており
顧客が必要とする場所と時間にコスト効率よく画像を取得提供するサービスを提供しています
同時にその画像の分析サービスも行っていますね
主な顧客は国など固いところが多いです

こちらのブログでも書きましたが宇宙SPAC銘柄は全滅のような状態で
今大手を振って買いに行ける環境ではないことは最初に押さえておきましょう

直近の決算は以下でして、赤字体質なのは変わりなしです
EPS -13¢
$13.9M (YoY +91% )

すこし数字がマシになり、見通しも悪くなかったです
需要の増加と人員などの投資増加も確実に行っていました
あとウクライナ情勢の影響で中東やアジアでの需要が高まっているとの発言もありました
コールもかなり好調さをアピールしており良い兆候だったかなと思います
ただ新規株式発行を仄めかしていたので注意です


同社はアメリカ国家偵察局(NRO)から10年間で数十億ドル相当の契約を締結したと発表がありました
正確にはBlacksky、Maxar 、Planet の3社で合計数10億ドルです

結構大きなニュースですね。$BKSYの株価も一気に倍になりました

特にブラックスカイはこれを受注できるかどうか、が前回の決算でも問われていた状態だったので
まずは一安心といったところでしょうか

契約自体としましては5年間の基本契約と5つの1年追加オプションで構成
全て合わせると10年の期間になる
2022年第2四半期に開始、2032年までBlackSkyの業績に影響を与え続ける

といった感じですね。この期間の見通しが計算できるようになるならば
(ろくに売り上げがない有象無象の)SPAC銘柄として優秀な部類かと思います


アメリカ国家偵察局、通称NROはアメリカ国防省の諜報機関として知られています
長年秘匿とされていた期間ですが
最近は情報公開の重要性から一部だけ何やっているか知れるような、まさに闇の組織です
昔の航空技術、偵察衛星の打ち上げ回収などに大きく関わっている機関として知られています

今回の3社選定は史上最大級の商業画像衛星への投資と話題になっていますが
背景には間違いなくウクライナ戦争があります

戦争において一般的に守る側の方が諜報は重要でして
相手がどこからどんなやり方で攻めてくるのかわかれば
(物さえあれば)守りやすいというのが戦争の常識です
(昨今ではミサイル技術の発達により難しくなってきていますが)

で、この情報を手に入れるのに大いに役立つのが上空からの監視ということです
例えばロシア軍による侵攻に関して
以前キーウに向かう戦車の列が話題になっていましたが
Maxar社は以下のような動画をあげています

軍事に強い組織ならこれを見て、相手がどんな攻め方してくるかわかるということですね

特にキーウ防衛に関してはこの情報が米国からかなりウクライナに共有されたと言われており
高解像度、高頻度での衛星監視の重要性がより明らかになったということでしょう

現にウクライナのDX担当大臣はこのような画像の提供をTwitterで積極的に呼びかけていました
DX大臣(?でしたっけ?)がスマホ持っている持っていないで騒いでいる日本とは大きくレベルが違いますね

特に名前を出して依頼されている企業の一つにBlackskyが出ていますね
今回同じく受注している、世界最大の小型衛星コンステレーションをもつPlanetも同様です

買うべきかどうか

ここ数日だけの動きを考えるとまだ上昇余地も十分だと思います
ペニー株独特の動きをしており、このニュースから一気に空売りが入り、貸株がなくなった証券会社もでました
もし今日明日一気に株価が上がると買い戻しの踏み上げが起こりさらに上昇の可能性ありです

ただ長期的に持てるかの視点で考えると以下の点は押さえておきたいです

  1. しばらくグロース銘柄の逆風が強い状況は変わらない
  2. この逆風を乗り切ったからといって株価が上がるとは限らない
  3. Planetのような、まだ上場していない企業の方が優位性あるかも

1は言わずもなが市中金利上昇中のこの状態で
借金まみれで赤字のIPO企業価値なんか出るわけがないという教科書通りの点です
インフレが収まらない限り金利は上げ続けると明言されているので
株価にとって大ダメージの状態は続きます

2,3はドットコムバブルを見てみると面白く
実はいま市場で大きく成功を収めている企業で
ドットコムバブルを上場状態できちんと経験した企業って実は多くない点です

逆を言うとドットコムバブルでIPOしてきて
その後バブル崩壊で倒産していった企業が数多い状態です

いま新型コロナウイルス騒動からのハイテクバブルが終わったわけですが
とくに普通じゃないSPAC上場してきた会社は
今後利上げに耐えきれず倒産する可能性も大いにあると思われます

BKSYは今回受注により売上がしっかり立てば倒産する可能性は減ったと思いますが
それでも、必ずしも昔から上場している企業の方が強い訳ではないと言うことを
覚えておく必要がありそうです

売上は多少なりともある企業でして
ストーリー的にも悪くはない企業ですが
今後真似してくる企業も数多く存在します
ストーリーに惚れ込まないことが極めて重要です


果たしてBKSYがその競争の中で本当に優位性を持ち続けられるのか?
MaxerやPlanetの方が企業的魅力があるのでは?
大型企業が真似して参入してきた時に生き残れるのか?
そもそもこの一年持ち堪えるのか?

この点をしっかり理解して、長期投資する必要がありそうです

宝くじ感覚で持っておくと言うなら
5年後に確認してみるのも良いかもしれませんが
多くの人って長い間の含み損を経験してしまうと結局どこかで売るんですよね

この株価をみて本当に長期保有できるのか、自分に問いましょう

私はストーリー一発銘柄は買わないです、今はまだ
しっかり決算数字を見ていきたいですね、この5月のような良い決算を繰り返してほしいと思います


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