以前こんな記事を書いたのですが
Shopify株を買うかどうか
そろそろ売り時を考えねばならなさそうです。
まず、上記の記事を書いたのは5月。今と株価を比較すると以下の通り
およそ1.3倍以上になっていることがわかります
(ただ頂点は9月であり、そこから前の高値を超えられていない、悪いチャートになっています)
これはコロナ患者の増加が続き
米ドル国債金利は下がり続き
巣篭もり ハイパーグロース銘柄が買いあさられたことに起因します
また決算も抜群によかったです
同じようなことはZoomでも確認できました。こちらは凄かったですね
5月から2倍以上。凄すぎる
さて、そんな春の時代を謳歌してきたハイパーグロース巣篭もり銘柄たちですが
やはり季節は巡る物で春の終わりもくると考えます
その一つがワクチン承認のシナリオです。
今は早ければ12/10にアメリカでファイザー・バイオンテックのワクチンが承認されると噂されています
実際に一般国民が打てるようになるのは早くて4月とかかなと予想しますが
未来を見るのが株式市場です
ワクチンが承認されれば、この一年いいとこなしだったXOMやDALのようなエネルギー・航空、あるいはTのような通信銘柄までReturn to the Economy してくる可能性があります
市場としては、ZoomやShopifyよりこちらの方が割安に映るようになってきたら当然お金がこれらから抜けて、エネルギーのようなオールドセクターに流入する可能性は高いです
また人々の活動としても、歴史を遡っても、疫病の後というのは狂ったかのように、鬱憤をはらすかのように、消費をし続けるらしいです。これは抑制への反動であり、生物のたがです
問題は、この時の消費活動にZoomやShopifyは選択されるのか、といったところです
答えは否じゃないでしょうか
人々は人の繋がりを欲し、一時的にも脱オンラインの姿勢を見せるのではないかと考えます
それらによりアクティブユーザー数が減ったShipofyは厳しい現状になりそうです
さらに悪いことに、需要の大きな大きな先取りをここ一年で行ってしまったと考えられます
これが意味することは、どんなに頑張っても来年度の決算は絶対にプラスにならないといったことです
とりわけハイパーグロース株は決算が命でもあるので
この決算が目も当てられない結果になった場合酷く株が売られる可能性が考えられます
これらのことを考慮すると、この株を持てるのは12/10、あるいはとんでも決算を出した時まで、といったことになります
おそらく次の決算も好調だとは思いますが、今の株式市場の動きをみますとワクチン承認でももう一段階落ちるのではないかと予想されます
ただこの株の未来は決して暗いわけではなく、この先はデジタルとリアルが共存する、そんな未来が待っているのではないのでしょうか
その時代にSHOPが再評価されている可能性も十分にあります
あとは利益と睨めっこし、いつ売るのか、、
良き未来を期待しております