資産運用

2021年8月以降のテーパリングは本当に発生するのか

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ここ最近の米国の指数など見ていると

イケイケどんどん、景気回復!インフレ!を合言葉にしていた1ヶ月前とは
随分様子が変わってきている印象を受けます


一番わかりやすい指標が10年国債金利なのですが、今1.3%代です
昨日は1.2%代にもつけていました

SBI証券から持ってきた、半年の動きは以下です

この国債金利はコロナショックの2020年3月に大きく下がり
ワクチンニュースから順調に上がってきたのですが
また下がり始め、現在は2021年2月と同じような値になっています


ざっくりいうと金利が下がる=国債が買われる=景気が不透明だと感じられている
といったことなので、市場参加者などは景気の回復に疑問を持っていることがわかると思います


当初想定のシナリオを改めて考え直しますと

ワクチン完成
-> 景気回復期待により金利上昇(今年前半)
-> インフレ懸念が発生し国債利上げを検討 (これが今年8月終わりからの予定)
-> 利上げによるインフレ引き締め発生。株価下落(今年9月以降の予定)

だったのですが
コロナウイルス デルタ株蔓延
ワクチン摂取率の行き止まり
などにより
あれ?景気思ったより戻っていないよと皆が思い始めているのが今となっています


また、リモートワークを進めている企業も多く
オフィスなどに人が集まらない=人が移動しない
といったことから移動や食事などに関する消費も依然高くないといった状態です

旅行に関する消費は言わずもがな、低いですね



この調子で進みますと、8月終わりのジャクソンホール会合で本当に引き締めに関する発表をするのかも怪しくなってきた次第です
もっと言えば、追加経済対策が必要なのでは?と考えられる可能性があるといった自体です

旅行銘柄は苦しい展開

例えばクルーズ船を運用するカーニバルコーポレーションの株価は上の通りです
1ヶ月で22%も下落し、なおトレンド転換の兆しは見えません

最近もアットザマーケットオファリング(ATM)を行っている企業であり正直見てられません
これ以上ATMを行うと株を発行しすぎて自社が苦しむことになると思うのですが、せめて他の種d軟尾公募をしてくれないのかと思う次第です
ATMは本来やってはならない手法の理解なので

デルタ航空も同じように苦しんでおります

要するに株価かも、これら旅行系に光が刺すのは当分先だと思われているといった理解ができます

失業者数は増加

6月末の雇用統計を見ますと、雇用人数が前月比85万人増加でした
市場の予想を大きく上回り、特に接客やレジャーといった箇所で雇用の改善が見られております

一方で失業者数が948万人で前の月より増加といった事態になっています
ここがかなり意外な点でした。失業率も5.9%であり悪化しております
当然予想より悪い状態です

また新規失業者保険申請係数も予想を上回っており
こちらも経済回復に疑問が持たれているといった印象を持ちます

中国の規制強化

ちょっと具合は違いますが、最近米国市場が下がる原因の一つになっているニュースがあったので紹介します

" DiDiは中国当局から米国でのIPO延期を勧告されていたのだが、IPOを強行した"

内容をざっくりいうと
DiDiはサイバーセキュリティ上の懸念があると中国が警告
個人情報の収集に法律・規定違反ありとの報告
DiDiは投資家からの期待に応えるためIPOを急いだ

ちなみに厄介なことに中国はここ1ヶ月で次々と米国にIPOした企業に制裁を加えています
BOSS Zhipin
Full Truck Alliance Group
も同じように制裁を受けていますね

中国側からすると、勝手に米国で上場するなんてけしからん
中国内で上場して仕事をしなさい
といった具合で難癖をつけた感じでしょうか
もちろん上記のようなリスクが本当にある可能性もありますが


要するに、中国は米国で中国企業が上場してお金を稼ぐことを規制して行っているといった見方ができます
中国と米国の対立の問題もあり、米国市場から引き上げることでお金を抜き米国にダメージを与えようとしている具合です

これは市場全体としては下がる原因になっている理解です

景気の足踏みをFOMCはどう捉えるか

このような事態になるとFOMCでも金利引き締めに慎重になると想定されます
当初のように集団免疫を獲得する予定が大幅に後ろ倒しにもなっているわけですから

8月のジャクソンホールでも議論はされるのでしょうが
議論を進めていく、といった記録が残されるだけで
具体的な時期は特に言及しないといったシナリオが想定されます

その場合テーパリングというような大きな株価の変動は起きないのではないのかと考えます

買うなら財務的に健全な会社

もしこのように考える場合、今のように金利も株価も下がっている自体は買い場と考えることができますね
買うとしたら財務的に健全な会社、すなわちファンダメンタルズがしっかりしている企業を買うのが良い場面です

GAFAMや超大型株やCrowdStrikeのような一部超優良ハイパーグロース銘柄でもいいでしょう


逆に$GMEのようなミーム株は少しやめた方が良いと思われます
一発あたる可能性よりも沈没するリスクが、夏枯れ相場も相まって今の地合いでは高いと考えるからです


この時期のトレードは結構慎重にやるべきかなと個人的には考えています

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