自分自身にも関係あることなのでまとめ始めています
ここで言う海外赴任・移住は住民票を日本から抜く、という意味になります
抜かずに日本で税金を収めていく場合はこれにあてはまりません
また情報は2024年10月時点のものであり常に変わる可能性があることをご了承ください
銀行口座
基本的にネット銀行は解約です
ただソニー銀行だけ維持可能です
大手の地銀などはお金を払えば維持可能なものが多いです
ソニー銀行
この中で目に止まるのはやはりソニー銀行です
というか、これ一本になるような気がしています
以下公式が書いている通り、基本的に利用可能です。素晴らしい!
円預金・外貨預金・受取ができるので非常に心強いです
しかも一番強い点はSony Bank Walletが使える点です
要するに日本の口座番号を持っていてお金の受取もできるし
割と安価に外貨両替もできますし
そのままデビットカードとして使える、しかもポイント還元もある、、と
ほんとありがたい限りですね
証券口座でも述べますが投資信託も継続して保持自体はできます
新規購入売却はできませんが、ね
1,000万円以上分の投信を運用する場合Sony Bank WALLETの還元率は2%になりますが
これはあくまで国内の利用に限ります
なので国内利用をすることもある場合はこのような運用もありかなと思います
その他のネット銀行
楽天銀行 | 解約 |
住信SBIネット銀行 | 解約 |
SBI新生銀行 | 解約 |
イオン銀行 | 解約 |
セブン銀行 | 解約 |
PayPay銀行 | 解約 |
地方銀行
三井住友銀行 | 月額216円で維持は可能 |
プレスティアSMBC信託銀行 | 届け出出せば維持可能 |
三菱UFJ銀行 | 月額300円で維持は可能 |
ゆうちょ銀行 | 届け出出せば維持可能 |
みずほ銀行 | 届け出出せば維持可能 |
りそな銀行 | 届け出出せば維持可能 |
横浜銀行 | 解約 |
基本的に維持のみ可能で出勤送金などが難しいものが多いです
特に必要がなければお金を払って維持するものでもないかなと感じてます
唯一プレスティアSMBC信託銀行が、デビットカードやマルチカレンシー口座の保持と利用は可能です
ただあまりにも両替手数料がヤクザですし
完全にソニー銀行の劣化版なので持つ必要なし、のような気がします
なので上記の銀行口座は基本的に解約でいいかなと感じてます
この点を考慮すると、RevolutやWiseを開設しておくのがかなり強い選択肢ですね
マルチカレンシー口座
デビットカード発行可能
安価な両替手数料
これらを満たしている新興サービスを使っていきましょう
実際にはそこまで問題にならないケースも
ただ、解約のような措置は、マネロンとか犯罪に使われることを懸念している背景からです
実際に銀行に問い合わせてみると、行員さんによっては
表向きはそうだが、、何もしないなら、わざわざ解約する必要はない
との見解を出す方もいらっしゃいます
銀行にとっても、ユーザーが離れてしまうのは避けたいですからね
なので銀行に問い合わせしてみるのも一つの手になるかと思います
個人的には、あまり口座持っていても仕方ないので解約できるならするほうがよいかなーと感じてはいます
証券口座
こちらも基本解約、維持できても取引ができなくなるのが基本です
マネックス証券 | 解約 |
楽天証券 | 5年以上の場合は解約 |
SBI証券 | 日本の株式のみ保有可(NISAは別) |
SMBC日興証券 | 解約 |
大和CONNECT証券 | ?? |
Tsumiki証券 | 解約 |
PayPay証券 | 解約 |
ソニー銀行(投資信託) | 一般口座は維持可能 |
投信とか積立している人が多いかなと思いますので
そういう人は楽天証券に集約しておくと良さそうですね
結構移管は面倒なので早めにやっておくといいかもしれません
ソニー銀行は特定口座にある投信が自動的に一般口座に払い出しになります
こちらにあらかじめ移管しておくのもありです
この場合の利点としては
Sony Bank Walletのデビットカード還元率が2%になることですね
ただ国内限定なのでそこは注意です
*Revolutには15日のインターバルで最大5万円ずついれることができます
そうやって月10万円を2%の還元率で運用できるのは悪くなさそうですね
米国とかでない限り
海外のクレカ・デビットカードとかでポイント還元が高いものも多くないので
2%還元率を維持したい方にはおすすめです
NISA口座の維持は可能か?
これ、けっこう厄介な問題なのです
2019年度に税制改正がありまして
最長5年の海外転勤・赴任の場合
NISAの資産をNISA口座で保有 となっています
ただし新規買付け等はできないです、あくまで保持だけですね
ただ証券口座がそれに対応しているかは別問題でして
↑に記載した通り多くの証券口座が海外赴任の人間用にサービスを提供していません
この事自体は証券口座も問題視していまして
こちらのような記事が出ており今後はNISA口座を維持できるように対応していくようです
例えば楽天証券では
2024年内にNISA口座では外国株・投資信託も保有できるようになるらしいです
これは朗報ですね
同じような流れが他のネット証券会社にも来ると思います
2025年以降に海外赴任する人はここのあたりの情報をよく見ておくと良さそうです
NISAは日本の仕組みの中でよくできているものだと思いますので
それが海外赴任中も使えることは大変喜ばしいことである理解です