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資産運用

2月前半の相場確認 小型銘柄が唯一上昇

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2月後半に差し掛かりました。ちょっとだけ暖かくなってきたり
日の長さだったり、春の気配を感じようと思えば感じられる季節になりました

Alaskaでも2月すぎると日が目に見えて伸びてくるため
生きる希望を改めて感じられる時期と言われております
12月1月は一日中暗いので嫌になっちゃいますよね

後半月もすれば三月で、いよいよ瞬間的に暖かい時がやってきて
それと共に強い風が吹いて
急に雨が降ってきたり
と思ったらまた寒い日が続いたり
そんな時ごろでしょうか

いつも通り半月の相場を観察し、今後どうすべきか考えてみようと思います
前回の確認記事はこちらです

以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます

VTI
VOO
QQQ
ARKK
HDV
SPYD
IWM

結果としては
-小型株が珍しく上昇し、炭鉱のカナリアは鳴き止む
-1月の上げはFTDかもしれなかったがウクライナ情勢悪化により総悲観再び
-15日に衝突回避の希望が出て再度上げた
-依然として不安定な相場は続き、過度な楽観は危険

といったところかなと思います

VTIは-1.08%

VTIはこの半月で-1.08%でした
ウクライナ情勢で大きく落ちたり上がったりしましたね
2月7日あたりは綺麗に高値更新できるか?といったところでしたが
ウクライナ情勢悪化で下げ、15日のロシア軍撤退の噂を受けて上昇しました

半年スパンで見ますと、$216.75が一つのサポートラインとなりそうです
ここを下に突き破ると底が見えなくなるため、死守したい値ですね
うまくレンジならレンジでおさまってくれると良いと思います

VOOはVTIより下落

こちらはS&P 500です。こちらも下がりました
今回はVTIよりも大きく下落しました。珍しいですね。ここ数ヶ月はVOOの方が持ち堪えていた印象があります
全体としての動きはVTIと変わらないです

QQQは大きな下げ

QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はGAFAMが4割弱
後はTeslaやNVIDIA, Paypal, Adobeのような大型株が入っています
一方ZoomやCrowdStrikeのようなハイテクグロース株は含まれていません

12月からQQQは非常に調子が悪いことで知られていますが
今回も同様にVTI VOOと比較しても成績が悪かったです

ウクライナ情勢悪化時には-5.36%と大きく売られました
ここは興味深いポイントです。VTIのような指数(-3%程度)と比べて負けていますね

ARKKはボロボロだが急上昇

もはやみる影もないARKKです
*ARKKは指数でなくアクティブETFなので参考までに

なんとも言えない形をしていますね

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
TSLA TDOC U COIN ROKU ZM SPOT SHOP
などなどです。最近は構成比率があまり変わりませんね

ノイズが多いのでこの銘柄は定期ウォッチからは外さないにしても
考察は避けようかなと思います

HDVは回復に遅れる

HDVは大きく下がった後の上げが小さかったです
半月で-1.29%ですね

ウクライナ情勢悪化ニュースでは-1.2%ほどでしたので
ディフェンシブの威力を発揮したかと思います
一方で好ニュースにはやはり反応弱いですね
下げにくいが上がりにくい特徴が出ていまして
今回は結果的にVTIなどよりも劣後する結果になりました

HDVは大型オールド銘柄で構成されています

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
XOM, CVX, JNJ, VZ, ABBV, PM, PG
などなどです。これで40%くらいです

ウクライナ情勢で総売られになった後
15日の緊張緩和で上がりましたが
その時原油価格の下落もありXOMやCVXなどは下がりました
その影響もあって価格はあまり上がりきらなかったです

SPYDは±0くらい

SPYDは2月上旬の結果として-0.2%でした

SPYDはS&P500のうちの高配当銘柄を上から100個並べたETFです
2月頭はXOM、CVXなどの高配当石油銘柄の上昇の恩恵を受けて上がりました

面白いのはウクライナ情勢悪化の時の下落率がQQQなどよりも低かったことですね
このような銘柄はリスクが高まると真っ先に手放される銘柄といった認識なのですが
今回はそこまで下がらなかったということです

ちょっと理由がわかりませんね。もしかするとリスクは一時的なものと考えられていたのかもしれませんが
そうすると、QQQが大きく売られた理由にもならないので

不思議な現象です。ただ高配当銘柄人気はまだ無くなっていないということでしょうか

IWMはようやく反転

IWMはラッセル2000に連動する銘柄です。要するに無名小型株の詰め合わせです
下落すると炭鉱のカナリアとして悲観相場が来るのではと言われています

今回は珍しく上昇しました。ずっとずっと下落し続けていたので
ちょっと安堵感がマーケットに出ているかもしれないです

半年で見ると以下です。11月からずっと下がってきたことがよくわかります

底からは+7%です
+10%を超えると強気とも言えそうですが、形的には悪くないです

この結果も意外でして、てっきりまだコテンパンに売られていると思っていました
思い込みというのは極めて良くないことであり
しっかり数字を見なければいけないなとつくづく思い知らされます

小型にお金が集まっている理由もよくわかりませんね
金利上昇が待ち構えている以上あまり良いことはなさそうに見えますが、、
ここも理解が追いつかないですが、この事実は受け止めておいた方が良いですね

FOMC議事録に要注意

米国債10年利回りは直近の高値更新の絶好調中です
もしこれが株だったら買いたいチャートなのですが、現実そういうわけにもいきません
ウクライナ情勢の緩和がどうやら金利上昇と捉えられていますね
長期金利上昇=国債の価格が下がる=市中金利上昇と考えられるので
FRBの利上げを織り込みに行っています

ドル円はウクライナ情勢で有事の円高になったり
緊張緩和で円安になったりしていましたが、今は115円をキープしています

ビットコインは遅れて上昇し始めました
半月で+15%です。こちらも金融引き締め時には弱い認識ですが
動きは良く見ておいた方が良いですね

イーサリアムはより大きな上昇ですね
下げが大きかったのもありまだ最高値には程遠いですが

引き続きウォッチしながら
買うタイミングを見計っていきたいですね

FOMC議事録要旨次第

2/17日本時間の朝4時にはFOMC議事録要旨が発表されます
おそらく、3月からの利上げをどれくらいの速度でやっていくのか
0.5%の利上げ幅で本当に進むのか
などがポイントかと

大きなサプライズがなければ通過ですが
さらにタカ派、金融引き締めの意見が連発されていると
ネガティブサプライズとして相場が動揺する可能性もあります

16日のトレードはお休みし、この議事録内容をしっかり読んだ後に
またどう相場と向き合っていくか考え直していく必要がありますね

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