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資産運用

10月前半のパフォーマンス確認 強気転換の合図

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10月に入りました
最近めっぽう寒くなってきましたが
株式投資家にとっては嬉しい月がやってきますね
株式は秋から冬に大きく伸びることが多いので
今年もそうなることを期待したいです

さて、半月恒例のパフォーマンス確認をしてみます
前回9月後半のパフォーマンス確認はこちらです

いつも通り少し市場を観察し、今後どうすべきか考えてみようと思います


以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます

VTI
VOO
QQQ
ARKK
HDV
SPYD
IWM

見た感想としては、9月後半のベア相場からトレンド変換
力強い上げが久しぶりに観測されました
このまま調子の良い秋冬に突入するかはわかりませんが
まずはしっかり数字を見ていきましょう

VTIは+2.5%

ずっと安定したパフォーマンスを出してるVTIです
一ヶ月ぶりの上昇ですね。このまま安定してくれると嬉しいのですが

さて、6ヶ月でみると、一度崩れたところから反転し
上昇トレンドに転換しました
また最高値を試していければ良いですね

ただ、後述する通り現在ではVOOが一歩有利になっているようにも見えます
誤差レベルかもしれませんが、今までと違った動きなのかもしれません

VOOはVTIより上昇

こちらはS&P 500です
VTIより大きく上昇しましたね
VOOは大型株が多く、インフレ下でも値段を上げられそうな企業の数が多かったのが理由でしょうか

半年のトレンドで見ますと
いったん調整が入りましたが、VTIと同様こちらも伸びが感じられます

下値更新はされなかったので、少し安心できますね
一個買うなら間違いなくこの銘柄です

QQQはVOOより小さく上昇

QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はGAFAMが4割弱
後はTeslaやNVIDIA, Paypal, Adobeのような大型株が入っています
一方ZoomやCrowdStrikeのようなハイテクグロース株は含まれていません

成績としてはVOO>VTI >QQQですね
QQQのようなハイテクよりも、インフレ下で盛り上がれるエネルギー系や
コモディティ系に買いが集まっている可能性があります

これはハイテク圧倒的だった去年と比べて全く違う傾向ですね

ARKKは反転するもまだ小さい

ARKKはプラス4%でした

ARKKは今をときめく新しい技術・あるいは新興企業に投資するETFです
最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
TSLA TDOC ROKU COIN U ZM SQ SHOP
などなどです。最近は構成比率があまり変わりませんね

9月は他のETFにも比べて大きく反発しましたね
でも9月前の成績に比べるとまだまだ物足りません

長期で見てみますと、まだまだ辛い相場が続いている印象を受けます

HDVはゆるく上昇

HDVはゆるく上昇しました
9月の下げも比較的小さかったので上昇も小さかったですね
ディフェンシブ銘柄っぽい動きだと思います

HDVは大型オールド銘柄で構成されています
9月の下落は比較的他の銘柄と比べても小さかったです

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
XOM, T, CVX, JNJ, VZ, ABBV, PG
などなどです。これで40%くらいです

エネルギーの伸びと、Tでの下落が相殺し合っているように見えますね

SPYDも上昇

下げ相場であまり話題に上がらなかったSPYDです

IWMも小さく上昇

IWMは小さくですが上昇しました



IWMはラッセル2000に連動するETFです
ラッセル2000は米国市場の時価総額約10%,
時価総額の上位1000~3000位が集まっているものです
要するに小型銘柄詰め合わせですね

インフレ下ではこのような銘柄は伸び辛そうです
理由としては、値上げを大きくできる企業が多くないからですね

値上げをしたら
すぐ他の企業にお客さんが流れてしまうような会社ばかりなので
このインフレが続く相場ですと、力はないかもしれません

値上げして、消費者に転嫁できる企業は
例えば前に決算をしていたTSMなど、そういった企業ですね
しっかりとした堀ができている企業です
言い換えるとバフェットが好きそうな、優位性をもっている企業ですね

相場は転換

米国債10年利回りは10月に入りここ最高値をつけています
テーパリング開始がほぼ決定しているのでそれを織り込みに行っている可能性があります
大きく上昇していくことになるとまた、嫌な相場になります
じっくり観察しておきましょう

一ヶ月で見ると3月の1.7が最高値ですね。これを破るのがいつになるのか、でしょうか

ドル円は一気に114円といった事態になっています
米国も引き締めに入る一方日本だけ金融緩和を続けるため
円の価値が薄まってきている状態です
ずっとドルで持っている自分にとってはありがたい限りですが

ビットコインは最高値を更新しました
ビットコインETFが承認されるとの噂があり、盛り上がっていますね

イーサリアムも後を追って上昇しています
ビットコイン ETFが承認されれば次はイーサリアムETFかもしれませんからね


米国の新型コロナ感染はあまりニュースになっていません
感染者数は下落が続いています
日本もそうですが、ある程度上がるとそれと同じ分だけ下がるのが続いてます

死亡者も徐々に下落傾向です。いいことですね

米国相場はまた景色が変わってきました

そして、今最も盛り上がっているのはエネルギーのような古いセクターなのかもしれません
かつてこのような時はハイテク主導だったのですが、今回はまた違う可能性があります

その中、個別株に手を出していくのか
VOOなどでどっしりと構えるかは人それぞれですが
しっかり、振り落とされないよう注意して相場を見ていく必要がありそうですね

11月に入るとテーパリング
そしてブラックフライデー、年末相場となっていきます

変な悪材料で沈没は避けたいですね


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