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HDV IWM QQQ SPYD VOO VTI 保有銘柄定点観測 資産運用 銘柄分析

10月上旬の相場確認 うねり激しいが全体的には下向き

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10月も後半に差し掛かりました
気温もだいぶ低くなってきましたね。年の終わりが近づいています

さていつも通り半月の相場を観察し、今後どうすべきか考えてみようと思います
前回の記事はこちらです。この時はなかなかひどい暴落でした

今回も以下のETF動向を伺ってみました
ETFは全体の動向を掴むには最適かと思われます

VTI
VOO
QQQ
ARKK
HDV
SPYD
IWM

結果としては
-上も下も激しい変動
-結果としては下向きが続く
-総弱気と強気のせめぎ合い

といった状態です
買いに入っても面白い状態にはなってきていると思います
中間選挙の年は10月後半から年末までは環境が良いとも言われており
そこのアノマリーと現在のVIXから、買ったことで儲かる可能性はあります

VTIは-0.03%

VTIは-0.03%でした
突然大きく吹いたと思ったら突然下がったりしてます
変動(ボラティリティ)が極めて大きいため、眩暈がしますね

基本的にこのような時は、上がった時に慌てず
下がった時に丁寧に拾っていくことが重要ですね

最高値からは変わらず-26%でして、定義的にも完全に弱気相場入りが続いてます
下値抵抗線も全く存在していない状態でして
買える手がかりがまだ見つからないような環境が続きます

13日にCPI発表では寄りで一時的に大きく下がり
場中では大きく上がる寄り底と呼ばれる現象になり
おおっと思ったら次の日は寄りで大きく上がった後に全下げをする寄り天がおこる、、
といった非常に息苦しい二日が続きました

CPIの数字は予想よりは上だったため
インフレはまだ終わっていないと主張する派と
数字自体は下がっているためインフレは沈静化しつつあると主張する派
の二つが戦っている状態です

コロナ前の水準にはほぼ戻っている状態でして
この数字が下抜けするとまた大騒ぎになるかもしれないです

VOOは+0.11%

こちらはS&P500です。いつもVTIと同じ動きです
VTIの構成の大半がVOOなので数字としてはほぼVTIと同じです

VTIは下ですがVOOは上。それでも誤差ですけどね、、

こちらも最高値から-25%ということで弱気相場は継続中です

底が抜けており、買いに走るのは難しい状態ですね

コロナ前からの水準も、VTIと同じ程度ですね

QQQは-2.44%

QQQはナスダック100に連動します。ハイテク株メインのETFです
構成銘柄はこちらを参考に、Apple,Microsoft, Amazon, Tesla, Google, META NVIDIA... で40%くらいです
ただ最近はAAPLとMSFTで25%くらいですね
GAFAMでバランス良かった時代と比べて大分偏ってきました。

一方Zoom, U, CrowdStrikeのようなハイテクグロース株は含まれていません
最近だとペプシコも上位銘柄として存在感を出してきましたね
(といっても割合は2%ですが)

上がる時はVTIなどと比べて極端に上がることで知られています
一方で下がる時は大きく下がる銘柄です
今回はその特徴に沿って下がっていきました

最高値からは-35%!!を超えました
-40%になると暴落相場と呼ばれる事態になりますが
いよいよそれが見えてきましたね
これは生きていてもそう簡単に見られるものではなく、ゾクゾクします

ちなみにドットコムバブル相場では-80%近い下落をしています
リーマンショックやコロナショックでは僅か-20~-25%程度です
どこまで下がるかが非常に見ものです

ちなみに、コロナ前からは+11%ですね。コロナ時代の寵児です

ARKKは-9.91%

ARKKは破壊的技術、すなわちイノベーティブなテック企業に投資するETFです

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
TSLA ZM ROKU EXAS CRSP NTLA SQ TDOCなどなどです
上位銘柄はだいぶ様変わりしましたね。
EXAS, CRSP NTLA はいずれもバイオテクノロジーの会社です
ちょっと前までは広告系やIT技術系の会社が多かったのですが
ここにきて大きく舵を切っています

前回は-10%ほど暴落、今回は-9.91%でした
一月で-20%ですね。笑えません

ARKK自体は最高値から見ると-78%ですね
これに今更お金を突っ込もうなんて微塵にも思いませんが
今後も事態をチェックしておいた方が良さそうです

金利が下がっていけばグロース銘柄にも光がさすのですが
今後どうなるかはちょっとわからない為、まだ買えないですね

ただ金利が案外早く下がるなら可能性はあります
ここのあたりは要チェックです

HDVは+3.78%

HDVは回復しました。
前回が暴落レベルだった為今回は救われた感じです

最近の構成銘柄はこちらからも確認できますが
XOM, CVX, VZ, ABBV, MRK, PM, MRK, KOなどです
JNJが抜けたのも衝撃ですね。唯一無二の優良銘柄でしたので

長期で見ると最高値から-13.58%です。一気に下がってきましたね

HDVは既にコロナ前の水準まで戻ってきています
ここ数年で買った人は全員含み損になっている状態ですね
厳しい状況は続きます

VTIより先に下抜けしている状態です
HDVは突如増配に転じたりしていましたが
今後どのような動きを見せるのか注目です

SPYDは-1.02%

SPYDはどんどん下がっていってます

新型コロナ騒動直後を思い出させますね
不景気を織り込んでいるように見えます

不景気の時代、株価が下がった後に
なかなか株価が上がらなかったことが記憶に新しいです

SPYDはS&P500のうちの高配当銘柄を上から100個並べたETFです
最近の銘柄はBKR, CVX, NEMなどですね。それより下はあまり有名ではない銘柄です
不景気になると弱いことで知られていますが
ここ半年くらいはだいぶ強い部類でした
主にそれはエネルギー系の功績でして、いまは不景気織り込みでエネルギーに逆風がふいてます
それにより高配当系も辛い状態になっています

最高値からだと-20.62%です
最近買っていなかった人にとってはお買い時になったかもしれません

SPYDもHDV同様コロナショック前よりマイナスになっています
含み損の人が多いのではないでしょうか

IWMは+1.15%

IWMはラッセル2000に連動する銘柄です。要するに無名小型株の詰め合わせです
下落すると炭鉱のカナリアとして悲観相場が来るのではと言われています

小型株なので上がる時はガンガン上がりますが
下がる時もガンガン下がります。大きく持つのは避けたい銘柄ですね
また赤字企業もそれなりにあるので、利上げには弱いETFです

今回はなぜか上がりました。これの理由は完全に不明です

最高値からは-31%です、こちらも長弱気相場継続中ですね
底が見えず苦しい展開です

IWMも完全にコロナ前の水準に戻ってます
今後どちらに転ぶかは注目です

何を買うか

米国債10年利回りはついに4%を超えました
なぜ株を買っているのか、、といった感じですね

経済指標などが出て金利が下がるならば、株を買える時もくるでしょうが
まだわからない状態です

ドル円は半月で+2.8%でした
為替介入のラインだった145円を超えて何も起きなかった為
急激に円安が進んでいます

ビットコインは過去の最高値にだいぶ近づいてきました
もう一声、下値に割り込んで欲しいなと思っています

イーサリアムは高値を割り込みました
ただ、Merge以降は中央集権的になっているとの批判も多く
暗号通貨が持つ価値が少しなくなっているかもしれません
引き続き要チェックです

今買うとしたら、決算が良い企業かなと思います
この逆風の中でしっかり決算を出せた企業は投資する価値があると思います

今週から決算が本格化してくるので色々考えていきたいですね
ハイテク株も場合によってはありかなとおもいます
VTIとかでも良いですが、出来高を伴った上げがあると直良です

また、インフレが今後も止まらないとなると
密かにGLDのようなものも人気になるかもしれないです


ドルが下がってくれるのが理想でしたが、この感じだとなかなか下がりそうもないので
ちょっとずつ買っていくのが良いかもしれないですね

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