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* 本記事は常に新しい情報が出てくるためリライトしています
楽天経済圏といった言葉があります
楽天でんき/ガス/楽天証券や楽天市場など楽天ポイントの豊富な使い道を利用し
お得に暮らしていくコンセプトです
しかし楽天経済圏はここ一年で大幅改悪が続いています
ちょっと思い出してみても
・楽天ペイのポイント付与率引下げ
・楽天マガジンの楽天ポイント付与終了
・お買い物マラソン獲得上限ポイント引下げ
・楽天ゴールドカードSPU4倍から2倍へ
・楽天でんき SPU0.5倍終了
・楽天カード公共料金支払いが0.2倍へ
・楽天カードでの投資信託ポイント還元0.25%へ
などなどです
これは背景に楽天モバイルの大赤字の補填があり
楽天としてはポイント還元=自社のキャッシュを減らすことを少なくしていきたい思惑があります
楽天モバイルがまだ続くことを考えると
これらの改悪はまだ続いていくのではといった認識です
少なくとも黒字にならないと、改善の兆しは全く見えないですよね
おそらく楽天としましては、一度根付いたユーザーは少しずつ改悪しても
そう簡単には逃げないだろうといった思惑があるのかと
いわゆる茹でガエルの状態ですよね
そのような状況を考えてみると楽天経済圏からの脱出を考えるのが普通なのですが
面倒であったり、他のポイント等の最適がよくわからないといった理由があります
私自身、なかなかわからなかったのですが
他の経済圏などを調べると、大分便利になっていることがわかりました
それらをハイブリッドし、自分なりの最適化について試行錯誤して一度たどりつきました
そしてもはや街中で楽天カードを使うことなんてありません
私自身が考える、楽天経済圏から逃げる理由は以下です
1. 楽天経済圏の改悪が続いてる
2. 今後も改悪の流れは続き、少なくとも改善は考えられない
3. 他の経済圏を含めた最適化の例が少なかったが、本記事を参考にしてチューニング可能
4. 結果として他の経済圏も合わせて利用したほうがお得になった
1,2は上記で述べましたね
3、4について説明していこうと思います
ポイントの出口戦略を確認
1.楽天ポイント
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楽天経済圏での主要通貨です
ここから半分足を洗ったハイブリッド経済圏でも出番はあります
楽天市場でのお買い物マラソンでは十分にその価値を発揮します
通常のポイントはクレジットカードの支払いに充当
期間限定ポイントは楽天Payで支払うことで問題なく使い切ることができます
投資信託の積立で楽天カードを利用することは
2022年9月現在で全く勧めていません
代わりに三井住友ゴールドカードを利用しながら
楽天キャッシュでの投資信託積立方法はおすすめです
これを利用しますと2022年12月までは
0.5% (三井住友ゴールドカード通常還元)
+ 1%(三井住友ゴールドカード100万円利用還元。100万円丁度使用の場合)
+ 1% (Toyota walletを挟んだ場合)
+ 0.5%(楽天キャッシュでの投資信託積立還元。2022年12月まで)
ということで3%分の還元率となります
上記二つはvポイントなので以下の2での利用
楽天キャッシュでの投資信託還元は期間限定楽天ポイントなので楽天Payで利用
といった形で消化できます
2. vポイント
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最近頭角を表してきているvポイント です
2024年位にTポイントと統合予定です
三井住友VISAカード・三井住友銀行の利用でたまるポイントです
特に三井住友NLカードが最近アツいですね
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楽天証券と同じ様に
-SBI証券での三井住友NLカード投資信託積立が5万円/月でポイント0.5%還元
-ポイントは三井住友NKカードの支払いに充填可能
です。特におすすめなのは三井住友カードゴールド(NL)でして
こちらは投資信託積立でポイント1%還元のため
こちらも毎月49500円で50000円分の投資信託が買えることになります
この記事でも書きましたが
ゴールドカードは9/30迄に登録すれば無料
また、一回でも年100万円使えば永年無料
とかなりお得な状態なので、これをきっかけに作るのも良いかと思います
こちらも毎月5万円を投資信託(もしくは積立NISA)に回します
vポイントの使い道は引き落とし額に充当が一番です
九州に縁がある人はソラシドマイルに転用もありです
これ以外だと少し旨味が減ります
例えば三井住友銀行の振込手数料に充填もできますが
日頃からネット銀行を使っていればこんなものは必要ないはずです
3. Pontaポイント
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au, ローソン系列のポイントですね
au PAYプリペイドカードを使うと0.5%還元されます
またau Payカードでも1%還元です
au Payプリペイドカードはマスターカード系のチャージが優れていまして
au Payカード以外のカードからのチャージでもポイントが溜まり二重取りができます
その点ではポイント還元率1.5%ですね
ただ、還元率が減少気味なので注意は必要です
Pontaポイントは楽天ポイントを遥かに凌駕している点があります
Pontaポイントはau PAYにチャージして、au PAYプリペイドカードに充当できます
そしてau PAYプリペイドにチャージした後はauじぶん銀行から引き出せます
すなわち現金と同等のポイントがこのPontaです
証券会社とのコラボレーションも盛んで
2021年11月ごろからSBI証券での利用も可能に
auカブコムでもau PAYクレジットカード積立でポイントが貯まります
こちらも1%還元率なので、楽天証券で積立するよりかはこちらの方がお得です
4. エポスポイント
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エポスカードの使用で貯まるポイントです(基本0.5%)
無料で簡単にインビテーションが来るエポスゴールドカードだと
100万円使用で1万ポイント貯まるため、還元率1.5%の扱いになります
(上位互換のようなJRキューポもありますが今回は触れません)
エポスポイントはtsumiki証券で投資信託を積立していると0.1~0.5%で還元されます
使い道としましてはPontaポイントへの交換があります
つまりこのポイントも現金と同等の価値を持ちますね
もしくはエポスプリペイドカードへのチャージもできます
エポスカードプリペイド自体は0.5%の還元率なので、amazonギフトなど辻褄合わせた使い方が良さそうです
5. dポイント
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docomo系のポイントです
dカードでの利用で1%還元されます
dカードを紐づけてd払いですと0.5%還元がプラスされるので1.5%還元になります
dカードはTHEO+ docomoで投資信託積立に使えます
還元率は1%ですね、ただ手数料1.1%/年なので他に比べると旨味ないです
日興フロッギーと連携することでポイントで株を購入できます
かなり強い事実として期間限定ポイントも問題なく株購入に使えます
当然株を売ったら現金として戻ってきます
すなわちdポイントも現金と同等の価値になります
期間限定ポイントも現金と同等の価値なので
この点でも楽天ポイントより遥かに優れた状態です
6. マネックスポイント
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マネックス証券で投資信託を保持していたり
マネックスカードを利用すると貯まるポイントです
こちらも還元率は1%です
PontaポイントやTポイントに交換できます
マネックス証券も投資信託のクレカ積立ができます
還元率は1.1%ですね
50000円の投資信託が49450円で買えるので非常におすすめです
マネックスポイントは上記の通りPontaと交換できます
そしてPontaはauじぶん銀行で引き出せるため
現金と同等の価値になります
7. Tポイント
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Softbank系と高い親和性のあるTポイントです
vポイントと統合されることが既に発表されています
街中の至る所で貯まりますね
使い道としてはSBI証券の投資信託購入が便利です
JRキューポを活用するとPontaなどにも交換できますが、それは割愛
目指すはハイブリッド経済圏
どのポイントにも使い道があるので、それらを分けて使っていく必要があります
1. クレカ投資信託積立
優先順位は以下
1. マネックスカード 毎月5万円を投資信託に積立 (1.1%)
2. 三井住友VISAカード 毎月5万円を投資信託に積立(1%)
3. 三井住友VISAカード 楽天キャッシュ経由で毎月5万円を投資信託に積立(2%)
4. エポスカード 毎月5万円を投資信託に積立(0.1~0.5%)
もし月5万円だけ投資するならマネックスカード一択ですね
2. 固定費での使用
携帯・水道・(電気ガス)など固定費で使用するクレジットカードですが
Revolutを使用しています
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お金をチャージして使う、いわゆるプリペイドカードなのですが
どっちかというとデビットカードのような扱いのため
プリペイドカードより広範囲に(固定費などに)使えます
エポスゴールドカード(エポスポイント1.5%還元)
-> Revolut
と言った流れでチャージします
これで、1.5%のポイント還元になります
楽天だとガス・電気で1%、水道で0.2%(笑)還元なので
こちらの方が優秀ですね
エポスポイントはPontaポイントにして
Pontaポイントはau PAYプリペイドにチャージ
そしてau PAYプリペイドからRevolutにチャージしていけばポイントが無駄なく使えます
なおチャージするクレジットカードを三井住友カードゴールドにしても良いかなと思いますが
このカードははポイント1.5%還元になるのに100万円を使わないとダメなので少しきついです
エポスゴールドはtsumiki証券もカウントされるため、5万円積み立てていたら年40万円の使用で良いことになります
3. オンラインや街中での使用
通販や街中でクレジットカードを使用する場合はmixi mを使用します
後で書きますがAmazon,楽天は別です
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こちらもチャージして使うプリペイドカードです
Revolutと違い少し信用がないため、固定費には使えませんが
通販などでは割と使えます
(それでも使えない場合があるので、そしたらRevolutにします)
エポスゴールドカードで
選べるポイントアップショップでmixiを登録すると
mixi mへの基本ポイントが1.5%になります
年100万円(投信で60万円使うと考えると実質40万円)で1万ポイントつきますので
実質ポイントは0.5+1+2.5 = 4%ですね
エポスゴールドカード
->mixi m
とチャージができます
4. バーコード決済の使用
PayPay, au Pay, d払い, 楽天PAY などあります
クレジットカードとToyota Walletを上手く使うと以下のような還元率になるので、可能ならば楽天ペイが良いですね
クレジットカード(1.5%)
-> Toyota Wallet (1%)
-> 楽天ペイ (1%)
合計3.5%の還元率です
5. コンビニ・マクドナルド
高いのであまり使わないのですが
それでも使う時は三井住友NLカードによるVISAタッチですね
本カードで決済するとvポイントが5%還元です
vポイントはそのままクレカ決済に充填しましょう
6. Amazon
Amazonで買い物する必要がある場合
Edyでの支払いが可能です
クレジットカード(1.5%)
-> Toyota Wallet (1%)
-> Edy (0.5%)
合計3%の還元率で回すことができます
7. 楽天市場
楽天市場で買い物する時は楽天カードを使います
お買い物マラソンなどと組み合わせれば、ポイント10%還元などもすぐ達成できます
1~6まで書いてきましたが
ポイントが10%くらいのレベルで還元になるやり方はないです
なので、楽天市場のポイント還元はやはり強いことがよくわかります
セールとか狙って使っていきたいですね
8. 楽天でんき・楽天ガス
楽天でんき・楽天ガスにはRevolutなどからの引き落としが良いです
楽天ポイントの使用がファーストチョイスですけどね。それ以外の場合としてです
楽天経済圏からの離脱
どうだったでしょうか?本記事が少しでも参考になれば嬉しいです
繰り返しですが、楽天経済圏が今まで強かったのは
豊富なポイント還元
豊富なポイント使い道
があったからです
しかし裏を返せば他のポイントでも使い道があれば
楽天経済圏を使う必要がないと言うことにもなります
また豊富なポイント還元についても改悪が進んでおり
良くなる兆しがないのが現状です
他のポイントは現在ほぼ現金と同じように使えるようになっており
楽天経済圏の優位性はほとんどありません
楽天経済圏について疑問を持っている方はここで一度立ち止まり
他のポイントについて考えるきっかけになれば嬉しいです
少しでも興味があるなら、まずは申し込んだり銀行開設などしてみるといいと思います