アメリカではワクチン摂取が進み人々が街に出られて遊べる日も遠くはないと思われます
長期金利も上昇気味で目先は景気の回復・強い景気を織り込んでいます
そうなると今まで市場を牽引してきたハイパーグロース株から、去年良いところがなかった銘柄に焦点が当たることを考えないといけません
どのような銘柄が、この気温上昇と共に春を迎えるのか、洗い出してみました
LYFT
$LYFT
ドライバーと乗客を結びつけるサービスを行っております。
同業他社は有名なUberがあります。業界最大手ですね
投資家界隈では有名ですが、コロナ前はUberよりLYFTのほうが有力だといった特集が多く組まれていました
当時はUBER EATSの赤字体質と財務の不健全性が指摘されていました
その点LYFTは財務体質が少々ましです
またLYFTの飲食輸送サービスはあまり根付いていなかったためコロナ下ではUBERより回復が遅かったです
さらに、この手のサービスの良いところは、大きな設備投資なしに急激に稼ぎを回復できるといった点があります
ホテルとか飛行機会社だと、運用している箱物数が決まっているため、需要が爆発しても供給不足に陥り、そこまで売り上げを増やせないですよね
ただこのサービスは人々が街に出ていさえすれば一気にコロナ前の業績に戻れるポテンシャルがあります
今後は人々が街に出るにつれて著しい回復に期待したいと思います
株価はコロナ前を更新。次は$67を試す展開です
GoodRx Holdings
$GDRX
処方箋の価格分析ツールをユーザーに提供しています
アメリカは薬局によって薬の値段が大きく違いますので、このアプリを使えば自分のいる場所からの最安値の薬局がすぐわかることになります
サブスクサービスも行っており、月や年のサブスク料を払えばより一層安く薬が買えます
この銘柄も街歩きができるようにならないと儲からない銘柄です
コロナが怖くなくなり、人々が病院に出るようになれば本銘柄も恩恵を受けて大きく上昇するのではないでしょうか
この銘柄も設備投資控えめで大きな収益を上げられる見込みがあります。また上場前も堅実な経営を行っており、黒字上場を果たしています。かなり珍しいことでした。
また決算が3月に控えています。経営陣がいかに優秀とはいえ、9~12月はコロナ逆風でかなり痛めつけられているのと、ロックアップ解除が噂されているので今から入るのは少し勇気が入りますね
株価は上場値をつけて一回下がっています
もう一度上がるなら一気にブレイクアウトし、上場最高値更新を狙えそうです
Cheesecake Factory
$CAKE
レストランです
日本だと結構閉店しちゃいましたが、アメリカでは老舗です。まだまだ多くのお客さんが入っています
レストランの営業制限がある中ではどうしても儲かりませんでしたが
人々が街に出てくるようになったら稼げるようになるのではと考えられます
テイクアウトも引き続きやっていけばコロナ前の売り上げ高を目指せそうですが、次の決算に期待ですね
株価はコロナ前を更新しています
次はどこに向かっていくのでしょうか
Marriott
$MAR
マリオット・ボンヴォイを運営する老舗高級ホテルです
リッツ・カールトンやシェラトンといったブランドも経営しています
人々が旅行や出張をするようになったら恩恵を受けるかなと思われます
ただマリオットは元々出張利用がかなりいるため、それが戻るのはまだ先かもしれないとカンファレンスでも提示されていました
また海外旅行客も使用すると考えるとまだ本調子には早いかもしれないと思ったりします
株価はコロナ前の水準に向かっていく展開です
一度ここをブレークアウトしてから買う戦略でもいいかなと思っています
Delta Airline
$DAL
航空会社です
アメリカではユナイテッド航空・アメリカン航空などありますが
一番財務がしっかりしているのはこのデルタ航空です
航空会社は多額の出費と維持費がかかるため破綻しやすいんですよね
コロナが収束すれば当然人も街に出るようになると思います
なので旅行や出張もそれなりに増え、需要増加するのは間違い無いでしょう
一方、コロナ前の水準に戻れるかはまだわかりません
海外旅行・出張は当然まだ無理な中、人々が飛行機にどれくらい乗るようになるのか
それはまた一時的ではなく断続的に需要が出現するようになるのか
今後の動向に注目が必要かなと思われます
コロナ前にはまだまだ遠いですが、じりじりと上げてきています
まずはコロナ前の水準に戻れるか、今後も期待です
まとめ
上から順番に回復が早いものから並べてみました
一発狙うなら航空系やカーニバル(CCL)といった海外旅行・クルーズ系の銘柄が良いと思います
一方需要の一時的な増加と儲けをねらうならLYFTとかがいいかなと思ったりします
これらの上げた銘柄は今後も定期観測していきます