三井住友カードゴールド(NL)とは以下のような見た目をしているカードです
NLはNumber Less = 数字がない の意味でして
カード表面に契約者や番号を表記していないカードになります
(番号自体はアプリ等で確認できます。タッチ決済を使うことが多いですが)
7月ではこのカードのキャンペーンが大変お得だと噂になっていました
私自身も調べた結果利用するに値すると考え
SBI証券と連携している投資信託積立を5万円で開始しました
本カードは特定の人にとっては間違い無く申し込むべきカードかと考えます
その特定の人とは
A. 楽天証券+楽天カードで投資信託積立5万円をしているけど
まだ月々の積立金額に余裕があり、お得な投資信託積立金額を増枠させたい人
B. すでにSBI証券+三井住友カード(ノーマル)での投資信託積立をしている人
C. 既に三井住友ナンバーレスカードを持っている人(二枚持ち可)
になります
今回の記事は三井住友ナンバーレスゴールドカードの概要と
自分が実践しているお得な使い方を紹介できればと思います
三井住友NLゴールドカードとは
さて、話題の三井住友カードゴールド(NL) は以下の特徴を持ちます
1. ポイント還元率は0.5% (Vポイント。Vポイントはカード支払いに充填可)
2. 年100万利用でVポイント1万付与 = 還元率が1.5%に
3. 9/30までに申し込みすると初年無料
4. 年間100万利用を一回でも達成すれば一生無料
5. SBI証券のクレジットカード投資信託でのポイントアップ(通常カードより+0.5%)
6. 海外旅行保険限度額は2000万円
7. 空港ラウンジサービスあり
後は従来のNLカードの特徴も持つので
コンビニやマックでのタッチ決済でポイント還元5% がありますね
まず3の初年無料だけで申し込む価値はあります
本カードは年会費が5500円かかりますが、初年だけでも無料で使い倒す目論見ができますね
4の年100万円達成についてですが
税金・家賃、公共料金の支払いやKyashにチャージでもOKです
家賃をクレジットカード決済OKの方はグッと近く可能性ありますね
逆にダメなのは
三井住友カードつみたて投資(SBI証券)
交通系含む電子マネーへのチャージ
等です
正直、個人的にはこの永年無料にはそこまで拘らなくて良いと思っています
一般サラリーマンだとかなり上手に狙わないと一つのクレジットカードで月9万近く使い続けるのは難しいわけですし
永年無料にそこまで魅力があるわけではありません
だめなら1年目で解約すればいいだけなので
ただ、このカードには
投資家目線で見ると1年だけでも使う価値があると認識させてくれるカードです
改めて、どのような人は申し込むべきかみてみましょう
申し込むべき人は
先述の通り、三井住友カードゴールド(NL)は
以下のような人にはお得になるので検討する価値有りの認識です
A. 楽天証券+楽天カードで投資信託積立5万円をしているけど
まだ月々の積立金額に余裕があり、お得な投資信託積立金額を増枠させたい人
B. すでにSBI証券+三井住友カード(ノーマル)での投資信託積立をしている人
C. 既に三井住友ナンバーレスカードを持っている人(二枚持ち可)
A. 楽天証券投信積立との併用の人
私はこのパターンです
投資信託積立を中心に考えてみましょう
上記メリットの5からSBI証券+三井住友カード積立では
以下の特徴を持つことがわかります
楽天証券+楽天カード投信積立と互角
これが投資家としては大きなポイントになります
今までクレジットカード投資信託積立は楽天証券+楽天カードのほぼ独壇場でした
しかし2021/6/30からSBI証券+三井住友カードでのクレカ積立が開始されました
詳細はこちらに乗っていますが、両者を比較しても互角のことがわかります
楽天証券+楽天カードの場合
楽天証券+楽天カードの投資信託積立は5万円まで可能です
還元率が1%で、ポイントはカード支払いに充填できるため
毎月50,000円の投資信託を49,500円で購入できていることになります
年単位ですと500円*12=6000円の得となります
2021年6月時点では他のクレジットカード決済積立はまだ少なく
例えば高島屋ファイナンシャルパートナーズ+高島屋カードでも積立は可能なのですが
還元率が5年経っても0.3%と舐め腐った率なので使いづらいです
さらにそのポイントは高島屋でしか使えないため、実質無駄でした
しかしついにこれと肩を並べる投信積立が出てきました
逆に言うと楽天証券を潰そうとしてきている積立です
SBI証券+三井住友カードの場合
さて、今回のSBI証券+三井住友カードの投資信託積立を見てみますと
楽天のそれと互角(一時的にSBI証券+三井住友カードの勝ち)だとわかります
三井住友ゴールドカードの場合は以下
投資信託積立は5万円まで可能
還元率が1%(2022年1月まで 2%)。ポイントはカード支払いに充填可能
基本的には楽天と同じですが、2022年1月までは倍で得といったことになります
フル活用すると今年一年だけ1000*6+500*6=9000円の得ですね
そのため、この投信積立も検討の土俵に上がっていることになります
またSBI証券の投資信託は最近話題のVシリーズが導入されており
これはETFでいう VTI・VOOとほぼ同等の投資信託が
楽天証券よりも安い信託報酬で提要されており、こちらも大変魅力的です
同時並行での積立がお勧めだが、どちらか一方なら楽天証券
クレジットカードでの投資信託積立は絶対にお得なので誰しもやるべきものですが
どちらか一方なら楽天証券+楽天カードの投資信託積立かと思います
そして月33,000円分を積立NISAで設定し
まだ余裕があるなら月17,000円分は特定枠
といった使い方が理想です
これは楽天証券+楽天カードでの積立許容がMAX月5万円なのと
長期的に見るとまだ楽天証券の方がお得であり
楽天ポイントの方が電気ガスなど使い道が広いからです
しかし投資信託の積立金額を5万円より増加できる人は
このSBI証券+三井住友カード積立
しかも一時的にゴールドカード使用
これを副積立口座として検討することをお勧めします
楽天証券で月5万円積立
SBI証券で月5万円積立
を同時並行すれば年間で15000円お得になるわけですね
また2年目以降にゴールドからノーマルに戻した場合は
ポイント還元率が0.5%になるため年間で3000円の得になる計算になります
なので、ゴールドカードを申請し
ポイントアップの利益を享受しつつ
100万円年間で使えるかを見極めながら
2年目以降のカードをどうするか考える
のような戦略が本カードの利益を享受するポイントになるのかなと思います
B. SBI証券+三井住友カード(ノーマル)での投資信託積立設定済の人
これもAでほぼ説明していますが
既にSBI証券と三井住友カード投資信託積立設定済みの人も
ゴールドカードを使用することで、Vポイント還元が0.5%から1%の倍になります
で、今だけ9/30までの入会で初年ど年会費が無料になるので
この1%アップのボーナスを無料で享受できるようになります
なので、これもやらない理由がないと考えます
2年目以降の年会費は、2年目が近づいてきた時点で契約継続するか考えればいいですからね
C. 既に三井住友ナンバーレスカードを持っている人
実は私はこのパターンでもあったのですが
既にNLカードのノーマルは持っていました
でも7月のゴールドカードのニュースを聞き
このカードも持てるかな、、と申し込んでみましたら
あっさり許可が降りました
ので、少なくとも今年一年はこちらのノーマルカードは押し入れに封印となります
来年以降出番があるかもしれませんね
同系統のゴールドカードを無料で持てる以上は
絶対そちらの方がお得なので、ノーマルを持っている方もゴールドも申し込むべきかなと考えます
自分の運用方法
三井住友カードゴールド(NL)が出てきたことで投資信託の積立勢力図が変わりました
現在以下のような運用をしています
楽天証券+楽天カード 月5万円積立 うち月33000円が積立NISA
SBI証券+三井住友カード 月5万円積立 今年は少なくともゴールドカード
その他はSBI証券でのVTI積立・個別銘柄の購入などですね
年100万円をクレジットカードで使い倒すのはかなり困難かなと思いますので
(メインカードは他にもあるので)
来年以降ゴールドカードをどう使っていくかはその時にじっくり考えようかなと思います