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GDRX 資産運用 銘柄分析

[GDRX]グッドアールエックス 22年度第3四半期決算だめ 株価も暴落

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GoodRx, ティッカーシンボルは$GDRXです

処方箋の価格比較アプリを提供しています
処方薬が必要なユーザーに対し
 位置情報から近くてクーポン使うと最も安い薬局を見つけ出すサービスですね

去年にIPOしたものでは珍しく黒字上場した銘柄です

ちなみにRxは処方箋を意味します
Recipere (ラテン語)由来だとかなんとか


人が街に出て薬局に向かうことを不可欠としているビジネスモデルなので
アフターコロナ銘柄としての色もあり期待も大きかったです
インフルエンサーが紹介したこともあり
日本人がやたら好きな銘柄としても有名でしたね


前回の決算はこちらです
小売店とのいざこざが解決して希望買いがプレで入った後
戻り売りに潰されて結果としてはプラスマイナスマイナスでした
特にガイダンスで失望売りといった感じでしたね

決算結果は良いがガイダンスが失望

決算は7~9月の内容です
詳細やグラフはこちらから引用です
こういった結果がわかりやすく表示されているところは好感です

結果は以下です

2022Q3結果予想評価
EPS⭕️
売上高$187.32M$185.33M⭕️

売上高前年同期比(YoY) -4%
なんとマイナス成長になってしまいました
グロース銘柄なのにグロースしていない銘柄ですね

売上高は前回の決算でかなり低めにガイダンスされてまして
その低い目標をなんとか超えた、といった感じですね

第4四半期ガイダンスも極めて悪かったです
売上高 $175〜180M VS 予想 $204.24M ❌
これ、YoYでみますと-19.7%〜-17.4%ですからね。大きく衰退していると見ることもできます

今年、GDRXは"ある大手食料品チェーン"と問題があり
処方箋が扱えなくなっている状態だったのですが
現在は解決されています
またKroger Pharmacyでも無事にGoodRxが使える様になっているとのことです
ただ不思議なことに4Qのガイダンスではまだ影響があるような数字が出ています
ここについてQAでも突っ込まれていたのですが、完全には戻り得ないから、とかなんとかよくわからない説明をしてました


本丸である有効契約者数は前年同期を大きく割っています
ここ、毎回グラフで示していたのですが流石に見栄えが悪すぎると判断したのか
今回から表になりまして非常にわかりにくくなっています

Monthly Active Consumers: 5.8M (YoY -10%)

サブスクの人数の方も同様に数字が悪くなってます

サブスク全体の売上を見ますとグラフとしては悪くないのですが
全体の売り上げから見ますと10%くらいなので、まだまだ厳しいです

アプリを通じた処方箋の購入による売上は以下の推移です
こちらが売上の8割以上なのですが大きく減少しています

米国で経済はとっくに戻っているので
その外出効果もあるのかなと思っていましたが、全く結果に現れていません

Callでは23年の見通しをしつこく聞かれていましたが、特に数字は出していませんでした

総じて良いところがないですね
具体的に成長の戦略が述べていられてなく、厳しい状態かなと考えます

株価は暴落

株価は一気に暴落しました
この日はダウ、ナスダックも-2% -3%だったので暴落相場だったのですが
その中でかなり大きく凹みました

最高値からは-92%です
一部の方はインフルエンサーに触発されてガチホだ、と言ってましたが
その方々は大丈夫でしょうかね、、


一時期はかなり日本の一部界隈で人気だったと思うのですが
インフルエンサー等に騙されず何事も自己判断が重要ですね

今後も伸びる見込みがまったくなく
そろそろウォッチをやめても良い銘柄だと思います

ラスボスであるPBMの株価は

GDRXといえばPBM、PBMといえばCVSなのでその株価を見てみましょう

ここ一年で+7%ですね
この一年は多くの銘柄が株価を下げ続けた中で、この成績は立派です

以前のブログでは処方箋ビジネスで$GDRXを買うなら
上記のような$CVSを買っておいた方がまだ良いと言っていたのですが
残念ながらその通りの結果になってしまいました

わざわざ買う必要がない銘柄

うまく行けば医療多角化ビジネスの一角になるかなと思っていたのですが
厳しい状態は続いています
小売店がGoodRxを使えないようにした問題は解決したとのことですが
このような問題は今後も起こる可能性があります

要するにPBMに振り回されるビジネルモデルなんですよね
この状態はあまりにも危険すぎると考えています
そのため買う必要はないです

また同業も結構出てきておりGDRXとしての優位性があまりないかなと思っています
この点でも買いは非推奨です

ただ、医療分野は不況下でも伸びやすいため
今後もしかしたら急成長からの逆転ホームランもあるかもしれないです
期待せずにチラ見していきましょうかね

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