Driven Brands Holdings
ビジネスモデルの秀逸さと良い売上高推移で買いかなと思います
ティッカーシンボルは $DRVN
2011/1/15にIPOされた銘柄で、自動車整備などのサービス、いわゆるアフターサービスを提供しています
IPO価格は$22程度と予測されていましたが
蓋を開けてみれば$26、と少し値上がりして入っていきました
IPOがゴールのIT株と違い、これから伸びていく感じがして良いですね
今日までの株価の推移は以下
まだ方向性は掴めないですね
アフターサービスについて
以前$ROOTの記事でもお伝えした通り、米国の自動車市場は超巨大です。そのため自動車のアフターサービスも超巨大となっています。
世帯で見ると95%の世帯が自動車を持っていて、人口3億人で、高校生になった瞬間車を運転して学校行くような国ですので、当然と言っちゃ当然なのですが。
後、とんでもない走行距離の中古車が取引されています。中古車の売値はかなり高いです。
新車を買うというよりも安い中古車を買って修理しながら使っていこうといった流れですね。
私も中古車を米国で$5000で購入し、帰国する際に他の人に$4000で売り渡しました。使っている間、私が住んでいたところではUniversity Chevron によくお世話になっておりました。オンボロカーだったのでしょっちゅう入院していました
ここのあたりの話はAlaska滞在記に乗っているので興味のある方はみてみてください。大概車が壊れたとか言ってます
自動車のアフターサービスですが、米国では個人や企業で乱立しております。わたしはJiffy Lube などを使っていました
なんせ沢山あるし、車を運転している方もどこに出せば良いかわからないって感じですね。口コミが多かったような気がします
ドリブン・ブランズはここにマクドナルドやスターバックスのようなフランチャイズ経営を持ちかけている会社です
主なビジネス
自動車のメンテナンス・修理・塗装・板金・オイル交換・コンサルティング等を行っています
ブランドとしては
10分でオイル交換ができるTake Five
BodyShop・塗装としてMaaco
洗車はICWG。定額でいつでも何回でも洗車できるサブスクサービスが人気です
Meinekeは車の修理工場ですね
魅力
ブランディングのファーストペンギンになることはかなりの先行者利益が生まれると思われます
要するに車アフターサービス界のマクドナルドです
一度このイメージをつけてしまうと、次の会社は参入がかなり難しくなります
今でもコーヒーはスタバ、カーシェアはUBERですよね
ユーザーからすると、どこにでもあっていつでも利用できる会社は値段と質の面でも安心感が湧きます。
経営者側からすると、多くのフランチャイズ店を持つと
在庫や人材の流通の面からコスト削減につながったりします
一度フランチャイズ傘下になったお店はなかなか他の看板を背負いにくいので、傘下の囲い込みといった面でも利点があると思われます
さらに本企業はデータの活用を積極的に行っていきます
具体的には、ユーザーの車のアフターケア情報を寡占することで、次のケアに関する営業DMが打てるようになります
オイル交換やタイヤのローテーションはアメリカでは話題に上がりやすいのです
以上の点から買いに一票かなと思います
興味のある方は買ってみてもいかがでしょうか