Walmart, ウォルマートが2022年度第2四半期決算を発表していました
ティッカーシンボルは$WMTです
同社はスーパーの他、Eコマースも提供しています
昔住んでいたFairbanksの街にもありました
品揃えはとても良いですが品質はちょっとイマイチ、、な印象がありました
お金ないときにはここの冷凍ピザなどよく買っていました
最近はEコマースがとても評判ですね
Amazon Freshだったり、楽天と西友の連携など
スーパーの通販はこれからも拡大しそうです
決算内容はとても良し
詳細はこちらから
2022Q2 | 結果 | 予想 | 評価 |
EPS | $1.78 | $1.56 | ⭕️ |
売上高 | $141B | $135.9B | ⭕️ |
ガイダンスも良かったです
第3四半期
EPS $1.30 ~ $1.40(予想 $1.31)
22年度
EPS $6.20 ~ $6.35(予想 $6.02)
内訳を見ますとUSの売上が引っ張った感じですね
Walmart U.S.: $98.2B(YoY +5.3%)
Walmart International: $23.0B(YoY -15.2%)
Sam's Club: $18.6B(YoY +13.9%)
U.S. では食料品中心に店舗売上拡大
Eコマースも順調成長だが成長鈍化
Internationalの売上YoYが落ちているの理由は
英国・日本での事業売却に基づくものです
イギリスのスーパーであるAsdaの売却は6月完了とのことでした
Sam's Club はコストコ($COST)のような会員制倉庫型スーパーですね
会員数が過去最大になったとのこと
こちらのEコマースも大きく成長中ですが、昨年と比べると鈍化です。仕方ないですね
株価は好反応
8/19に一度下げましたが、取り戻してきています
特にこの週は全体的な下げが大きかったため、週全体としてプラスならかなり良い方です
$WMTの株価は長期でも見てみると良いです
5年間では倍以上ですね
Amazonの台頭によりスーパーはなくなるなど揶揄されていましたが
まさかEコマースを武器にネットスーパーとしても地位を確立し
株価も復活するとは、大した企業だと言わざるを得ません
今後はしばらくEコマースの成長は鈍化するかもしれませんが
現実での店舗の売り上げが戻る可能性も大いにあるため
これからも期待ができるかなと思われます
一方でAmazonは大型実店舗(リアルスーパー)を打ち出していましたね
つまりAmazonも大型実店舗は今後の事業に必要だと考えているわけです
これを全国に押さえている$WMTの強さがよくわかります
テーパリング示唆を考慮しつつ
さて、米国では前回のFOMC議事録が話題になっています
テーパリングの年内開始の可能性が大きく取り上げられています
それにより、現在市場は弱気相場になっています
(8/20 金は少し回復しましたが)
来週はジャクソンホールでの会議もあり
今後の米国での金融政策が大きく注目されるところです
このような時期に大きく動くと火傷を負うことになりかねないので
今は何もしないのが得策かなと感じます
早ければジャクソンホール後、もしくは9月のFOMCでテーパリング宣言がされるでしょう
そうなると債権買い入れが縮小されていき
実際に金利が上がるのは来年2022年5月とかになるでしょうか
そうなるとまた景色が大きく変わるかなと思います
いずれにせよ決めつけはせず
現金比率は高めながら、しっかり様子を伺っていく必要がありそうです