三ヶ月前、こんな記事を書きました
カーニバル、ティッカーシンボルは $CCL 、クルーズ船を運営している会社です
上記の記事では、株価は上がってきているものの、まだ危ない、買うのはやめておこう!と行った内容でした
それから3ヶ月経ち、状況はかなり変化してきていると思い、私も買い増しを進めております
株価は以下。前回記事を書いたのが$21の時点
その後$18までダウントレンドでしたが、2月に入りトレンド転換しているように見えます
記事を作成した時はまだ以下に述べるようなポジティブ材料が強くなかったですが、今はだいぶ買い のイメージがついているかなと
ポジティブ材料の増加
決算は絶望的ではない
1月の決算は予想よりは良い結果でした
手元には $90億 以上のキャッシュがまだ残っております
マイナス$22億の赤字を出していますが
去年と全く同じ状況だとしても後1年は持ちそうな会社です。そして今年は去年と全く同じ状況にはなりにくいと思われます
ワクチン摂取率の上昇
米国ではコロナ感染者数の現象が続いています
2/25現在、ここ数日は下げ止まりしているようにも見える点が懸念点ですが
3月以降ワクチン摂取も進み、気温も上がり、外に出たくなる季節になると考えられます
$JNJのワクチンも認可見込みですしポジティブですね
ファイザー製のコロナワクチンも確実に効き目があることがわかっていますし
感染者数・死者の減少トレンドは確実にプラスです
長期金利も上昇し、米国では景気の活発化を織り込んでいるように見えます
既に一部運航開始・予約は一杯
カーニバルは超豪華クルーズ船から、そこそこのクルーズ船まで、幅広く所有しています
そのうち、CostaやAIDAといったブランドは運航を再開しています
Costaはイタリア風クルーズ、AIDAはドイツですね
また他のブランドも運航再開を目指しています。これは良いニュースですね
筋肉質な経営体質に
2020年の間に元々売却予定だった船15隻を売却しています
これらはもともと利益率が低かった船なので、売却することで客単価の上昇が期待できます
また他の船のベッドも増やしており1クルーズあたりの乗客数も増加しそうです
3回目の公募増資だが手法が違う
9月と11月にアットザマーケットオファリングという、買い手に売りを浴びせ続ける資金調達を行っておりました
これは買い手のことを考えていない、しかもいつ買って良いかもわからない、あまりよろしくない資金調達のやり方でした
一方、2月にさらに10億ドルの公募増資を行っております
今回はFully underwritten dealといった手法で、これは幹事(ゴールドマン)が全て買い取る宣言している感じです
ここから見えることは、期は熟したといった姿勢でしょうか
コロナ下で営業を中断するのではなく、ここからどんどんクルーズも回していこうとの気概がみられます
懸念
1. ここ数日コロナ感染者数・死者数の下げ止まり
2. ワクチンや変異種の悪いニュースに左右される
3. クルーズ船が再開しても世界一周のようなものができるのはまだ相当先
4. 次の決算も厳しいのではないか
4. 船といった資産を持っているため再度営業停止に追い込まれたら今度こそ死に追い込まれる可能性がある
5. コロナ回復銘柄の最後の砦
などなど、、結構危険な状態であることは変わりありません
コロナ回復銘柄は他にも多くありますので
それらや、或いは$RIOのような素材株もみながら投資してきたいですね
$RIOについてはまた今度まとめてみようかなと思います