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GAFAM決算と不穏な5月相場の立ち回り方

投稿日:2021-05-01
更新日:

2021年4月にGAFAM、すなわち
Google($GOOGL)
Apple($APPL)
Facebook ($FB)
Amazon ($AMZN)
Microsoft ($MSFT)
が1〜3月度の決算を発表していました

どれらも素晴らしい決算結果であり、ケチのつけようがないものでした

それを受けた株価の流れは以下のような感じです
$GOOGL $FB> $AMZN $APPL >>> $MSFT

$GOOGLは完全に文句なしです。1年スパンで見てみても最高値を更新し続けています
$FBも不調の時期を超えて最高値更新していますね


$AMZN, $AAPLは1年前のピークから抜けられていません

$MSFTは1年スパンで見ると良いのですが直近の下がりが気になります



GAFAに比べるとM,すなわちMicrosoftは少し見劣りしているかもしれませんね

不穏な5月の幕開け

$AMZN $AAPL $MSFTこれだけの好決算で株価が上がりきらないのが、今の市場の状態を表しているのではと思います

つまり景気が良すぎて、市場にあまりお金が入ってこない状態ですね
去年はもともとロックダウンの影響もあり、ロビンフッダー達が行き場をなくしたお金を株式市場に突っ込んでいったのが少なからず高株価を作り出してきていました
それは4月からGAFAがブームになり、その後小型株がブームになり、ワクチン承認後は外出系がブームになり、と短期で上がる銘柄を次々と生み出してきました

しかし今2021年5月、GAFAMでさえこれなので他の小型株、ハイパーグロース株はより厳しい展開が予想されます
すなわち好決算でも株価が下がっていくのではないか、といった懸念ですね

$ZM, $CRWD, $OKTA のような去年の雄は今最も輝く時ではないと思われます

これが月末リバランス=月末に帳尻合わせで株を売ること
だけだったら良いのですが
5月に入ってずるずる株価が下がっていく・金利が上がっていくようだと一転して強景気の弱気相場になってしまうかもしれません

そうなると、総じて今年に入って新しくとったポジションはキツい状態になることが予測されます

次を見据えた銘柄を買うのも手

いつの時代も次を見据えた投資が重要と言われております

セクター循環でよく見る図は以下ですが


今は好景気・インフレになりかかっている状態なので右上が強くなるのではと言われている状態です
そして今後の展開を見据えてエネルギー株が買われている状態ですね
$XOM, $BPなども好決算で株価は戻りつつあります
なのでこれらに入るのも一つの手かもしれません


また、最近この循環のスピードが早まっているようにも感じます
つまりエネルギーが盛り上がる時代はすぐ終わってその次は公共インフラ系や通信・ヘルスケア、すなわち不景気に強い銘柄が脚光を浴びる時代もすぐ来るかもしれません

前回は2019年8月にFRBが利下げを宣言し米国の経済衰退が揶揄された時に
これらの銘柄は上昇を続けました

例えば$Tは2019年後半に株価を伸ばしていることがわかります
その後コロナショックで沈んでしまったのですが


今また少しずつ伸びが出てきていますので、このような銘柄を物色するのもありかなと個人的には思います
基本的に不景気に強い銘柄は配当も高いことが多いので握っておいて損はないことが多いです

月初の動きを見極めてから

シナリオを予想しておくことは大事かなと思い今回のような記事を書いてみました

考えられるシナリオは
1. 一部のGAFAMだけの株価が伸びて他は失墜する
2. 5月に入って好決算だった銘柄はまた力強く回復する
3. あらゆる株価が失墜する

の三つです
1の可能性が一番高いかなと個人的には踏んでいます
その場合は上記で書いたような、ダメな銘柄売ってリバランスも候補です
$GOOGLや$FBのような勝ち馬に乗るのも一つです
VTIで逃げるのも当然良い判断です

一方で$CRWDのような一部ハイパーグロース企業には
確かに未来を変える力があると信じています

そのため、決算が良いにも下がる株価というのは
買い増しのチャンスと捉えても良いのかもしれません
ただ、報われる=株価が回復するまで時間がかかる可能性があります


2は何の問題もないですね。余計なことせず流れに身を任せるだけです

3になった場合は総悲観です
これも行動は1と一緒ですが、救いが無い分アクションが大きくなるかもしれません
このような事態だとETFがナンピンに相応しくなります。会社が予想外に悪くなるリスクを減らせるので


これらのうちどのような動きになるかは5月3日以降でないとわかりませんが
まずはこの3日から一週間の動きをしっかりと観察しておく必要があるかなと思われます


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