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資産運用 銘柄分析

イスラエルのコロナワクチン事情から今後の銘柄選択を考える

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イスラエルはコロナワクチンの摂取率が高い国として知られています

ワクチン摂取率が高く、コロナ新規感染者数が減少している国が
どのように規制を緩和していくかをみることによって

今後の動向・見るべき銘柄等がわかるかもしれません

全体のワクチン摂取状況は6割超え

3月に6割を超えたあたりからスピードが緩まっていますね

米国や英国でも同様に5割超えたくらいから少し速度の減少が見られますが
どこのあたりで頭打ちするのかは要チェックです


イスラエルで50歳以上の接種率は現在92%に達しているとのことです
新規感染者数は今年1月には1日で1万人を超える日もありましたが、
5/27では20人程度、死者は0になっています


5割程度でワクチン摂取率が留まっているのは
おそらく、民族的な問題もあるのかと踏んでいます
いまガザ地区がかなり荒れていますしね

実際2月のニュースではヨルダン川西岸とガザ地区のパレスチナ人には接種が行われていないといった旨が報道されていました

つまりワクチン摂取が進んでいるのは人口の7割5分であるユダヤ人であり
2割を占めるアラブ人には摂取がされていないのではと踏んでいます

そうなるとイスラエルがターゲットとしているワクチン必要者に対しては
9割超えのようなかなり高い割合になっていると思います(赤ちゃん・子供には打たないなどありますので)

経済の伸び

ワクチン摂取に伴いイスラエルは規制を緩和してきております
それによりなのかわかりませんが経済も期待されています

イスラエルETFであるEISのチャートは以下です

ワクチン摂取開始以降は順調に伸びていますね

同じような経済規模であるポーランドETFと比べてみると伸び率の違いがわかるかなと思います

海外からの個人受け入れはまだ開始していない

要注目なのがこの点です

まだ海外からの個人の受け入れを一切行なっていません

これは世界でコロナワクチン摂取の足並みがまだ揃っていないからでもあります

一方で団体の旅行客は2021/5/23から再開といった形になっています
この旅行者はワクチン摂取を完了した人のみといった注釈がついています

また領事館などの許可がある人も受け入れております


ここから読み取れることは
世界を跨いだ格的な人の動きはまだ先であると言うことです

イスラエルが例えば米国からの受け入れを許可する、など発表したら
また一歩進むのでしょうが、まだ先は長そうですね

なので今年の夏はしばらく国内旅行が中心になることが多そうです

この点を考えると、航空系やクルーズ船系の銘柄は実態を伴って回復するのはまだ先でしょうか
$DAL $AAL $CCLといった銘柄ですね


ただ、株価というものは先を織り込んで動いていくので
実態を伴わなくても、未来が見えてきたら株価はそのうち上がっていくだろうと考えられます
もちろん変異株などワクチンが効かない物が蔓延してきたら株価は一気に下がるでしょう
その辺りを睨みながら銘柄を選択していく必要がありますね


一方でイスラエルではバーやパブが活気ついてきたり
国内旅行需要が大幅に高まってきています

米国株でも同じように経済再開が起こってきています
そこで恩恵を受けると考えられるものは

$CAKEのような飲食店
$YETIのようなアウトドア
の銘柄でしょうか

YETIの動きは以下です


これらはまさに今、そしてこれから旬を迎え
バブルのように儲かっていくのではないかと想定されます

なのでこれから短期で儲けたいのはそのような銘柄でしょう

しかし今すでに結構上がってきてしまっているので、今後の伸びがどれくらい想定できるか考える必要があります

またこれらの銘柄は座席や在庫によって売り上げが制限されるといった特徴があります
SaaSのサービスのように人が使いたいと思えば思うほど儲かり、利益がでるといった構造ではないといった点に注意しないといけません

人々がアウトドアの商品を欲しがったり
レストランでご飯を食べたいと思ったりしても
実際に在庫があったり、座席がなかったりすれば需要過多になってしまうんですね

そういった事態でどれだけ儲けが出るかは今後決算を見ながら確認していく必要があります



1年、2年後には世界はもう元に戻ってるといった可能性に高くかけたいならば
イスラエルと米国英国、あるいはそういったワクチン先進国が個人交流を再開した時に
$DAL $CCLなど買ってみるのが良いのかなと思います

安全を確認するならば再開後、コロナ感染者の増減を見極める必要がありますね

イスラエルが今後どうやって緩和を続けていくかはアンテナをはっておいた方が良さそうです

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